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仲直りなんてしたくないけどいつまでもギクシャクしてるのは嫌だから折れてあげる

「えー?ウチはケンカしたら謝らないよ」

衝撃の事実。
夫婦はケンカしても謝らないことが多い。
・・・らしい。

私の周りにいる夫婦の話でちょいちょい聞くのが
「夫婦でケンカをしても謝罪はしない」

これを初めて聞いたとき信じられませんでした。
日本の古き風習である
『家族のことをあえて悪く言う』の亜種で
仲良くないアピールをあえてしているのかなぁと
思っていたんですが、そうじゃないみたい。

どうやら本当に、謝罪がない夫婦はいるらしい。

え、でも、謝罪しなかったら、いつまでも
ギクシャクが続くんじゃないの??
湧き上がった疑問をぶつけてみると

「そう、ギクシャクするよ。ムカムカする。
でも相手が絶対謝らないんだからさ
こっちも謝るなんて気にならないのよね。
まぁ、何日かしたら忘れるから。あはは」

暗澹たる気持ちになるとはこういうことか。
どんよりとした消化不良感がいつまでも残る。

というのも私は夫婦でケンカをしたら
謝罪を出来る限りするようにしているから。
だって、謝罪をするって人間関係の構築で
トップクラスに大事なことじゃないですか。
私は謝れない人は好きになれないし
同時に、謝れない自分も好きじゃない。
ましてや、パートナーに謝れないってのは
人生において結構な死活問題じゃないですか。
私は断然、謝ってスッキリしたほうがいい派。

でも、たしかに謝るのって難しいともわかる。
幼少期の頃、泣かせてしまった友達に対して
「ごめんね」のたった一言が口から出ない。
頭では謝らなきゃって思ってるのに
口がその通りに動いてくれない不思議。
謝るのって簡単なようで分厚い壁がある感じ。

・・・だからこそ、その分厚い壁を乗り越えて
自分がちょっと苦労してまで謝るっていうのは
相手に響くと思うんですよ。
謝罪っていうのはものごとに筋を通す意味と
“私はあなたを大切に思っている”っていう
メッセージを示す意味があると思っています。

どうやら、謝るのにも男女で差があるようで
旦那のほうが謝罪率が低いとか。

・謝罪すると家庭内での地位が下がる
・自分の男親がそうしていたから俺もそうする
・そもそも俺は悪くないんだから謝らない
・謝らなくても許してくれるだろう
・プレゼントで機嫌とっとけばいいだろう

なんやかんやで『男のプライド』があるから!と
謝らないことを正当化しているみたいなんですね。
うーん、たしかに分からないでもない。

しかし世の旦那様たちは知ってほしい。
女性っていうのは記憶と感情が紐づく能力がある。
つまり、嫌なことをされた記憶っていうのは
謝罪があるまでずっとずっと残るってことを。

一つひとつは小さなイラッ!でも
ヘドロのように堆積しちゃえば除去不可能。
謝罪は早いうちにしておいたほうが本当にいい。


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