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●瞳をとじて●

たくさんのものを失っても残るものが本質であり、希望なのかもしれない。

誰かにについて知る人たちの記憶を集めたら、どのくらい輪郭が描けるのだろう。
おそらく当人には及ばない曖昧なものになるのではないだろうか。
たとえはっきり描けなくても、いくつかの欠損があったとしても、そこに見えているものだけは紛れもない皆の記憶の結晶であり、それがその人らしさなのではないだろうか。

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