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【交流戦 敵情視察】対戦前に相手チームを探ってみよう〜楽天編〜

おはようございます、たねです🤗

交流戦が始まり、本日が3試合目。
昨日の時点では、わずかにセ・リーグが優勢となっています。

明日からはカードが代わり、いよいよDH制がものをいうパ・リーグ主催ゲーム。各チームどんな戦略で臨むのか、本当にワクワクしています😆

さて、対戦カード順にパ・リーグ各球団のここまでの成績を振り返り、攻略のヒントを探る敵情視察。前回は日ハム編でした。

ヤクルトの先発予想は良い線いってたと思うんですが、日ハムは全然でしたね(笑)杉浦くんの神宮凱旋楽しみだったのになぁ😭本日の予告先発は小川🆚伊藤となっています。

また前置きが長くなりました。
2チーム目に分析するのは、現在首位の『東北楽天ゴールデンイーグルス』です。

スワローズとは明日5/27(金)から、イーグルス本拠地の楽天生命パーク宮城での3連戦。互いにリーグ首位を守るためにも、熾烈な争いとなること必至‼️

それでは早速、リーグ内での成績を見ていきましょう。表にまとめたものは5/19時点でのデータとなりますので、現状の数字と誤差がある点はご了承ください。

【投手成績】

主要スタッツは殆どの項目で上位。序盤に多くの567離脱者を出しながら、この成績を残せる投手層の厚さは球界屈指。四死球や暴投が少なく、制球力を示す指標は全て高水準。自滅しない投手陣が、しっかりと試合を作れている。

先発陣は防御率もさることながら、QS率も非常に高く、田中を筆頭に完投能力に優れる。まさにゴールデンなローテを形成している。欲を言えばあと1枚左が欲しいところか?
(※これを書いている途中に辛島投手が1軍に合流し、サウスポー問題も一旦解消と見ます。)

昨季の中心メンバーが開幕出遅れで心配されたリリーフ陣だが、守護神・松井を中心に今季も安定。昨季方程式の一角を担った安樂が絶対的とは言えず、出遅れの酒居も救援失敗など多少不安は残るも、宗・鈴木・石橋らは5月盤石。

ここに来て涌井・ブセニッツが長期離脱は痛い。特にリリーフは松井に繋ぐ形が崩れかけており、早い立て直しが必要。

◆投手個人成績(チーム内)

※5/23時点

最多勝:田中将大(4勝2敗)・岸孝之(4勝1敗)
最優秀防御率:田中将大(1.89)
最高勝率:岸孝之(.800)
最多奪三振:田中将大(46)
最多ホールド:安樂智大(8H)
最多セーブ:松井裕樹(11S)

【野手成績】

打撃も好調。西川の加入により機動力が大幅に向上し、昨季リーグワーストだった盗塁数は現在2位。西川分の上積みだけでなく、チーム全体として盗塁・走塁意識が上がったことで、相手バッテリーにプレッシャーを与える攻撃が可能となった。

驚くべきは失策数の圧倒的少なさ。2位のソフトバンク(21失策)に大差をつけ、42試合で7失策は脅威的な数字。投手は四球を出さない、野手はエラーをしない、非常に守りの固いチームであり、余計な失点をしない上に点も取れているとなれば、首位になるのは必然。

ただ5月に入り西川・浅村の打撃不振でチームは失速。島内・辰己らは好調でチーム打率はむしろ上がっているが、左打者が並ぶ打線ゆえに、キーとなる浅村不調をカバーし得る右の大砲が現状見当たらず、苦戦を強いられている。

◆野手個人成績(チーム内)

※5/23時点

首位打者:島内宏明(.300)
最多安打:島内宏明(48本)
本塁打王:浅村栄斗・西川遥輝(6本)
打点王:浅村栄斗(28点)
盗塁王:西川遥輝(10回)
最高出塁率:西川遥輝(.392)

【攻略のポイント】

◆先発予想

楽天先発は、瀧中→早川→則本が最有力。
今季中継ぎで結果を出している弓削が22日に登録抹消となっており、涌井の骨折を受け、先発転向のための調整か?と思ったが、現時点では情報なし。
※辛島投手が1軍合流したので関係なかったようです💦

ヤクルト先発は、高橋奎→石川→高梨かな?
左打者がズラッと並ぶ楽天打線に対して、左投手をぶつけるためにローテを編成し直したはずなので、登板間隔等を考えると、先発はこの3枚が濃厚。

◆投手攻略+DH予想

瀧中投手は多彩な変化球を操り、打たせて取るタイプ。制球力に関しては平均的との情報もあるので、打者有利のカウントに持ち込めたら、甘い球狙ってくスタイルで。

①「DH:オスナ(一:宮本)」
②「DH:青木(左:山崎/右:太田)」

早川投手はイメージ的にカープ森下くん想定。つまり打てる気がしない(笑)四球出してくれないし、一発も期待出来ない。出来るだけ打席で粘って、球数を投げさせ、早めに降板してもらうしかないか…?

「DH:中村(捕:内山)」

則本投手はまだ本調子では無さそう。以前ほど三振が奪えていない印象がある。低めは見送って高めを待つを基本に、力負けしないよう強いスイングを!三振を怖がらず積極的にバットを振りにいって欲しい。今季対右の被打率が目に見えて悪いため、右打者の枚数を増やすか?

①「DH:オスナ(一:宮本)」
② 「DH:青木(左:山崎/右:濱田)」

◆打者攻略

勝負はいかに1-2番の出塁を抑えられるかに尽きると思う。仮に出塁を許した場合、確実に足を使って得点圏に進めてくるので、走らせないためにバッテリーでの工夫も必要になりそう。島内は確実性も長打もあるため、浅村orマルモレホスのところで打線を分断したい。

私の予想通りであれば、高橋奎・石川と全くタイプの違う左腕2人が楽天打線と相対することになる。1試合ごとに勝負というより、その振り幅を上手く利用しながら、3試合トータルで強力打線を抑え込むイメージで行ければ、勝ち越しも見えてくるはず!ヤクルトのキーマンは衣川バッテリーコーチかな?(笑)

【総括】

改めてデータと向き合ってみると、投手・野手共にレベルが高く、総合力のあるチームだということがよく分かった。投打が噛み合うと手がつけられなくなりそうなので、とにかく粘り強く耐えながら好機を待ち、ワンチャンスをものにして、盤石のリリーフ陣で逃げ切る。そんな展開に持ち込みたいところ。ビジターでの強さを発揮してくれることに期待❗️頼んだよ、外弁慶打線‼️(笑)

次回は5/31から対戦予定の『千葉ロッテマリーンズ』
を深掘りしていく予定です😊

ここまでのお付き合いありがとうございました!
それでは、また👋

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