夢帰郷物語

レンダリングソフトLUMIONを使ったCG動画です。
生まれて中学2年まで育った街の思い出を辿る動画です。
今では在阪期間が圧倒的に長くなってしまいましたが、あなたの「ふるさと」はと聞かれたら迷わずこの地です。
この私の原風景を何か記録を残しておこうということでCG動画を制作し、その中に所々に昔撮ったサウンド付8mmフィルムをデジタル変換した映像などを挿入しています。海沿いの崖上の敷地は、実際には昔旅館、現在はホテルが建っています。(動画中の8mmフィルム映像では旅館が映っています))
CG上、その敷地を無断で借用させてもらい、仮想空間の敷地で家を建てています。
モデルは自分で設計しましたが、クライアントが私自身ですので設計図は全くなくパソコンのSketchUp上イメージの湧くまま作成しています。
設計の拠りどころはと聞かれると、好立地な広大土地でこんな家に住めたらいいなあ、という無い物ねだりみたいなものです。
当然フィクション構成です。ある男の息子が親の代わりに故郷の墓参りに親戚を尋ねるというものです。私も猫役で出演しています。

極めて私的動画の為、冗長的且つ長い(約17分)です。
セリフの会話風イントネーション作りが大変難儀でした。
結果的に二つの音読みソフトでトライすることになりましたが流暢な会話風にするにはまだまだ勉強不足でした。
全般的に動きのある人物や車などがないクリップは少しカメラパンスピードを落とし、尺を長目に出力。1軸1シーンのパンで最短でも6秒、長いと8,10,12秒位の非常に動きの緩いパンを基本として出力しています。
それを動画編集時にクリップ単位でタイムリマップ操作で動きの緩慢及び尺を細かく調整しています。
この方法の方が撮り直し(再出力)が少なく、尺調整の自由度もあるように思います。

・元画像の解像度1280×720
・Lumion12.5使用
・フレームレートは予めスロー再生が分かっているクリップのみ60、他は30F/S
・動画編集PremierePro
・作業期間、設計→CG化→動画編集→音入れで約3ヶ月弱

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