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モネの眠る教会 


モネは終の住処としたジヴェルニーの自宅に
ほど近い、Eglise Sainte Radegonde de Givernyという教会に埋葬されています。

自宅と教会を rue Claude MONETという
通りが繋いでおり、徒歩10分くらいの距離です。

道中に印象派美術館もあります。
入ってないので分かりませんが、
19世紀の印象派というよりは、
少し現代寄りの印象派画家の絵があるそうです。

小さなホテルや、そのレストラン、
画家のアトリエなどが並ぶ通りです。
食事も出来ますし、
アイスを食べながら教会まで歩いても良いですね。
アトリエも印象派が多いです。
モネのゆかりの地らしいですね。



モネのお墓は、教会の門を入って
右の横道を進むとあります。
田舎の静かで小さな教会です。

Eglise Sainte Radegonde de Giverny

16世紀に建てられた教会のようです。
歴史的建造物になっています。

クロードモネだけでなく、奥さんのアリスや
子供たちもいっしょのお墓です。
みんなの墓碑があります。

パリのペール=ラシェーズのような
THE有名人!画家!のお墓ではなく、
大きめですが、一般人のようにシンプルです。
置かれている場所は一般人とは違い、
記念碑的に横道です。
(モネのお墓のある小道を登りきると
 一般のお墓のある墓場にいけます。)

近くにお花屋さんは見なかったので
手向けたい場合は駅の近くで買って
持って来なきゃですかね。

ミサをしていなければ中も覗けます。
カテドラルではないので
コテコテのステンドグラスや彫刻はありませんが
祭壇は立派ですし、パリとの違いを見られます。
こちらの方がリアルというか、
生活に馴染んでいる雰囲気を感じます。

教会の裏には慰霊碑(?)もあります。
第二次世界大戦で犠牲になった市民と
軍人へのものです。

モネの家はたくさんの人がいますが
こちらはほとんどいません。
高台にあるので景色も良く、風が気持ちいいです。
(景色を見るための展望台などはないと思います)


モネは亡くなった後も、
ジヴェルニーという村に居続けているんだなぁと
彼のジヴェルニーへの思いを感じられます。

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