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夏未のお話

こんにちは、なつみです。

わたしの名前は

漢字で『夏未』と書きます。

これは父がつけてくれた名前です。

よく『夏生まれなの?』と聞かれますが

そうではありません。

どうして夏生まれでないのに『夏』なのか?

それは父が『夏』という漢字が好きだったから、だそうです。

『夏』という漢字の形にも

父にはこだわりがあって

『夏』の下の土台の部分

(調べたら”すいにょう”と呼ぶらしいです)

を、大きめにのびのびと書くことです。

小さい すいにょう は

『夏』という漢字にふさわしくないそうです。

夏でもないのに、好きだからという理由でつけてしまうところに

父らしさが出ているなぁ、と 今となっては思います。


『未』という漢字は

字画数から考えられたそうです。

『夏美』でもなく

『夏実』でもなく

『夏未』


昔はなんとなく自分の名前が好きじゃありませんでした。

だって平凡な感じがして。


だけど、よくよく考えると

特に『こうなってほしい』

みたいな


親の願望が入っていない

単なる名前としての名前、が

今となっては結構好きだったりします。


そんな夏未のお話でした。

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