見出し画像

シードル愛好家こっけの晩酌キッチン #4

りんごとベーコンのソテー × 〈シードル〉

冷蔵庫を見ると使いかけのベーコンが2切れ
さて今晩はどうしよう?

目の前には大好きなりんご「ひめかみ」がひとつ。
もしかしたら、りんごの中でも一番好きな品種かも?
全国的にはあまり馴染みがない品種かもしれません。
なんなら、北海道でも知らない人は多いかもしれません。
甘みが強く酸味も程よい食感もよく歯切れの良い大好きなりんごなのです。

岩手県原産の「ふじ」と「紅玉」の交配種『ひめかみ』

こちらを使って一品といきましょう。
もちろん今日も簡単に。

「りんごとカリカリベーコンのソテー」

▼材料▼
〈具材〉
・ひめかみ(りんご):2/1個
・スライスベーコン:1〜2枚
・バター:10g程度
・塩:少々

りんごの皮を剥いて半分を6等分。それをバターでソテー
焦げ目がついたところで引き上げる
カリカリ炒めたベーコンを振りかける

あっという間に出来上がったコレ。
さらに気持ち少々、塩みがあるとお酒に合うかな?と感じたら
オススメするのが「シードル塩」

シードルのオリに塩を溶かし天日したもの

シェフである友人が教えてくれたお塩
これが、料理のアクセントとして、とってもイイ仕事をしてくれるんです!
シードル(ワインも可)のオリを最後別の器に移して
お塩を溶かしてそれを天日させて出来上がったものが「シードル塩」

かなり良いです。
微かに感じるりんごの風味も良いですし
何より、何にでもよく合うんですよ。
サラダ、魚介、お肉・・・何でも合う!

生姜焼きにも合い過ぎる!

そう!前回に登場していた生姜焼きも、実はシードル塩を使用していました。
辛口の生姜シロップに一晩漬けた薄切り豚ロース肉に
シードル塩を振って焼いた生姜焼き。
さらに、酸味の効いたりんごジャムを添えると
一層、風味豊かな生姜焼きに変身です!

林檎学校醸造所「2組」の辛口シードルをチョイス

グラスは津軽びいどろ

今回いただいたシードルは長野県飯綱町にある林檎学校醸造所2組
シナノスイート、紅玉、秋映等をブレンドした2020年もので、香り良くてスッキリした食中酒としても楽しめる程よく辛口のシードルです。

グラスは青森で一目惚れして買った津軽びいどろの『桜と新緑』というグラス。
私にはりんごの花と葉っぱに見えたんですよね。
このグラスでシードルが飲みたいなと思って即決!お気に入りのグラスです。

グラスに限らずですが、お気に入りの器ひとつで
見え方、感じ方、味も変わってきます。
ちょっとだけこだわりを加えると、楽しみ方も変わってくるかもしれませんね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?