富、名声、力。この世の全てを手に入れた男、海賊王ウラジミール・プーチン。彼の去り際に放った一言は人々をロシアへ駆り立てた。「俺の財宝か？ 欲しけりゃくれてやる。探せ！ この世の全てをメドベージェフに置いてきた」男たちはクレムリンを目指し、夢を追いつづける。世はまさに大海賊時代！

こんばんはハラちゃんです。

今日はプーチン大統領が誕生した理由をちょこっと説明します。

混沌の時代

皆さんはロシアの混沌の時代は知ってますか？

девяностые
直訳で90年代を意味しますが、国民の間ではあまり良い意味では使われない言葉です。

ソ連崩壊で仕事は激減、食料はほとんどなく、マフィアはここぞとばかりに様々なビジネスに手を出し、毎日の様な殺しや強盗などの重犯罪が起きていました。

もっと簡単にやばさを説明すると

現代でも90年代に親族や友人が殺されたり
当時、犯罪を犯し投獄された経歴があっても、

「90年代じゃしょうがないよね」と、

この一言で片付けられ、就職や生活での支障が起きない程に人々の間で浸透してます。

強く若いリーダー

異常とも言える時代に突入し、
少しずつ、
政府と国民は強いリーダーを求めるようになっていくのです。

※ここで国民は政府との癒着が強いマフィアや権力者も含まれます.

そして政府の後押しを得て、
誕生したのがプーチン大統領。

プーチンは自分で選挙を勝ち取ったのでは無く
政府のプロパガンダや権力者の力を使った事で
政治のトップに立ちました。

真の大統領

当時の政府、権力者はロシアを束ねる為、
プーチンを操り人形のように使いたかった。

しかし、選んだ人形がぬいぐるみではなく、
高性能なAIロボットだった。

大統領となったプーチンは
自分に権力を集中させる為、

マフィアや権力者と癒着している
政府の人間や企業経営者を次々に
逮捕、投獄、暗殺、国外追放を短期間で行い、
国民からの信頼を獲得し、政府や経営者からは恐れられる存在となりました。

政治的権力を奪い、次に経済の発展へと移る。

雇用を作り、賃金の底上げを行う事で
国民の生活を安定させ、

政府主導の貿易戦略、経営戦略を展開

まぁ事実上、経済はそれなりに成長しました。

国民はこの事で
「ロシアが復活したのは、プーチンのおかげ」と言うようになり、プーチン以外の指導者を受け入れる事をやめたのです。

さいごに

現在のロシアでは、
新しい大統領を誕生させたくても難しく、
理由は政府の人間が全て、プーチン傘下の人間だからでしょう。

しかし、優秀ですよね。
政府内から選ばれたからと野心を捨てずに
自分のフィールドを作り上げ、約20年も政府のトップに存在する。

プーチン大統領が誕生した理由には
ロシアの90年代を知る事が重要。

今日はこんな感じです！

ではまた。