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「ぶどう」三連作。あなたのお好きな一枚は?

友人が家庭菜園で栽培したぶどうを、お裾分けしてくれました。高くて、普段なかなか買えないぶどう。我が家にとってはご馳走です。
ちょうど数日後のカルチャー教室のテーマが「季節の果物」だったので、「そうだ!描いてから食べよう🎵」と思い立ち、素材として教室へ持っていきました。

「ぶどう」1枚目

こちら、カルチャー教室で、生徒さんたちと一緒に描いてきたぶどうの絵です。籠の中にふわっと入っている様子を描きました。
「ぶどう」ってなんとなく単調で、飽きてしまうかも、、、と思っていたのですが、描き始めたら、まん丸い実を次々に描くのが楽しくなって、すっかり心を奪われてしまいました。

ぶどうを家に持ち帰ったものの、「もっと、描きたい」願望が湧いてきて、「明日、また描いてから食べよう」ということに。

「ぶどう」2枚目

こちら、2作目のぶどうの絵です。一枚目が淡い仕上がりだったので、2枚目は思い切り濃く絵の具を乗せて、一つひとつの粒の違いを強調してみました。しっかり色が載っていて、なかなかなの迫力です。

同居の母から「早く食べようよ」というプレッシャーを感じつつも、再び「もっと描きたい」衝動が、、、

こんな大粒の立派なぶどう、一房2,000円近くします。描きたいと思っても、おいそれとは買えません。頂くのはちょっとお預けにして、もう一枚描くことにしました。

「ぶどう」3枚目

こちら、3作目のぶどうです。薄すぎず、濃すぎず、を意識して描きました。表面の薄皮の筋を観察して表現する余裕も出てきました。

三枚描いたら、なんとなく一段落。このへんで頂くことにしました。

洗ってお皿に盛り、さっきまで「モデルさん」だったぶどうを、気後れしつつも頬張ると、まあ、なんとおいしいことか、、、!
薄皮の種なしぶどう。甘くてジューシーで、天にも昇る気持ちです。「おいしいね」「おいしいね」と、母と感動しながら頂きました。

紫色の甘い宝石。自然の恵みと友人に感謝。

「ぶどう」三連作、いかがでしたでしょうか? あなたはどれが一番、お好きですか? もしよかったら、感想を頂けたらうれしいです。


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