アーティスト石川礼子の田舎暮らし

デザイン・イラスト・文筆業を35年。風景画が三井のリハウスほか企業カレンダーに採用。3…

アーティスト石川礼子の田舎暮らし

デザイン・イラスト・文筆業を35年。風景画が三井のリハウスほか企業カレンダーに採用。39歳で突然パニック障害になり、アートセラピーで回復。現在オンラインでアートワークショップを開催中。自分の感覚を信じて表現することで、自分軸を取り戻し、自信と安心感を持って生きることができます。

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スターシード〜幸せの種

    • 「水」のもつ癒しの力

      昨年の秋、初めて訪れた尾瀬。清らかで美しく、桃源郷のようでした。 尾瀬で撮影した写真をもとに、何枚か風景を描いてみました。これはそのうちの一枚です。 水のある風景、あなたはお好きですか? 私は大好きです。 スケッチ旅行で海辺の町を訪れたり、渓流沿いのトレッキングコースを歩いたり、アトリエで仕事中、水の音のCDをかけたりしています。 水音に耳を澄ませていると、気分がリフレッシュされるようです。 ここでちょっと、心理のお話を。 「水」は、心理学的には感情や感性、受容などを

        • 煙突のある北欧風ハウス

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          パリ、オルセー美術館で、初めての「前例」となった思い出

          もう20年も前のこと、両親とパリを訪れました。私はヨーロッパへスケッチに行くことが多かったので、パリの街はなんとなく馴染みがあり、おおよその土地勘はあったのですが、、、 その日は、両親を連れてスイス、イタリア、フランス、と回ってきた周遊旅行の最終日。オルセー美術館で旅の最後を飾ろうと、名画を楽しみながら、館内を巡っていました。1フロア見終わったところで、両親がトイレに行きたいと言い出し、トイレの入り口で父と別れた後、突然、事件発生。 館内に鳴り響く、大きな警報。とともに、

          パリ、オルセー美術館で、初めての「前例」となった思い出

          「ぶどう」三連作。あなたのお好きな一枚は?

          友人が家庭菜園で栽培したぶどうを、お裾分けしてくれました。高くて、普段なかなか買えないぶどう。我が家にとってはご馳走です。 ちょうど数日後のカルチャー教室のテーマが「季節の果物」だったので、「そうだ!描いてから食べよう🎵」と思い立ち、素材として教室へ持っていきました。 こちら、カルチャー教室で、生徒さんたちと一緒に描いてきたぶどうの絵です。籠の中にふわっと入っている様子を描きました。 「ぶどう」ってなんとなく単調で、飽きてしまうかも、、、と思っていたのですが、描き始めたら、

          「ぶどう」三連作。あなたのお好きな一枚は?

          秋の尾瀬を描きました

          甘酸っぱい夏の宝石、プラム。

          甘酸っぱい夏の宝石、プラム。

          シクラメンがおしえてくれる、あなたの色。

           アトリエのシクラメンを描きました。  毎年、お店に並ぶ色とりどりの鉢を見て、今年はどれにしようかと迷います。でも結局選ぶのは、いつもピンクのシクラメン。半年間、ずっと一緒に過ごすのは、やっぱり、自分と相性の良い色が良いですよね。  ピンクを見ていると、心が軽やかになったり、暖かくなったり。冬になり、寒くて部屋に篭りがちな気持ちを、明るく開放的にしてくれます。  あなたのお部屋には、どんな色の花がありますか?  どんな色に癒されたり、元気をもらっていますか?  色を見て

          シクラメンがおしえてくれる、あなたの色。

          ワンネス体験記録② タイムスリップ

           前回、突然我が身に起きた、不思議な体験について書きました。https://note.com/color_of_wind/n/n81ed49027804 今日はその続きです。できるだけ丁寧に、その日の体験を綴ってみようと思います。  私はそのとき、イラストの依頼を受けていました。  愛に満たされ、歓喜と脱力のひとときを過ごした後、感動をノートに書き記し、いつも通り朝食を済ませて、仕事に取り掛かることにしました。  画材を取りに収納棚を開けると、、、棚に並んだスケッチブッ

          ワンネス体験記録② タイムスリップ

          ワンネス体験記録① 創造主との共鳴

           2月14日。今日は私にとって、特別な記念日です。誕生日は、私がこの世に生を受けた日。そして今日は私にとって、第二の誕生日です。  うまく表現できるか、どうか、分かりません。何度か友人たちに話したことはありますが、なかなかうまく伝わりません。尊敬するアートセラピーの先生に、そのジレンマを伝えたとき、こうアドバイスをくださいました。  「そうしたことを伝えるには、言葉が熟するまでの時間が必要。いつか、伝わる言葉が出てくるようになるよ」と。その先生は帰化されたドイツ人で、哲学

          ワンネス体験記録① 創造主との共鳴

          クリスマスに向けて。今年は何を描こうか?

           今年最後のカルチャー教室。今回はみなさんにクリスマステーマで描いて頂きました。  毎回の素材選びも、作品制作の大きなポイント。一つのテーマを追求するだけで作家としてのオリジナリティーを出すことができるくらい、どんな素材を選ぶかはアーティストにとって大きな仕事です。  前回から仲間入りしてくれたメンバーは、前回から描きかけの落ち葉を仕上げてくれました。水彩は小学校以来ということでしたが、奥行き感のある、きれいな落ち葉の絵が仕上がりました。  他のみなさんは、めいめい、選ん

          クリスマスに向けて。今年は何を描こうか?

          移り行く季節。 落ち葉の葉色とともに。

           昨日は自宅アトリエで開催するワークショップ最後の日。3名のかたがご参加くださり、楽しいひと時を過ごさせていただきました。  人それぞれ、同じモチーフでも出てくる味が違って、興味深いです。昨日のご参加者様は、おばあさんとお孫さん二人。みなさん、水彩は小学校以来ということでしたが、少しの手慣らし練習のあと、きちんと作品を仕上げてらっしゃいました。  こちらは私の描いた落ち葉。すでに12月とあって、我が家の庭の落ち葉も、華やかな色合いのものがなくなってきていて、静か目な色合いの

          移り行く季節。 落ち葉の葉色とともに。

          「紅葉を描く」ワークショップ。 お嬢様に引き継がれる、優しい色。

           11月中旬から約1ヶ月、自宅アトリエで「紅葉を描く」ワークショップを開催しています。  昨日は親子でご参加。お二人とも絵心があって、お父様は水彩の画材を一式お持ちで、描く機会を探しておられたそうです。お嬢様はふだんパソコンでイラストを描いている、未来のイラストレーターさんでした。お父様のアートのセンスを受け継がれているのですね。  お二人ともとても集中して描かれていて、ワークショップの2時間があっという間だったそうです。  優しく丁寧な筆致は、お二人に共通のものでした。

          「紅葉を描く」ワークショップ。 お嬢様に引き継がれる、優しい色。