学校って…

進学、進級の春。4月に必ずと言っていい程聞かれる、担任からの言葉。

「心配に思われたこと、何でも結構です。すぐにお知らせ下さい」

これは、何かのマニュアルなのか、本心なのか…?
中学入学後すぐ、心配に思っていた事を学校へ相談してみることにした。
支援センターへ相談してみたいと学校に伝え返ってきた返事は、「娘さんの成績なら、学校で面倒を見ますので。」別に相談に行かなくても、という回答だった。

結局、学校を通さず、相談に行き検査した結果、言語性の学習障害の診断… 語彙力は、小学校4年生程度。読みに重い困難がある状態だった。
辛い状況のため2次障害も発症。起立性調節症も患い、内服も始める。

その事を、丁寧に丁寧に学校に説明したつもりだったが、現実はそう甘くはなかった。


卒業までの3年間、あまりに酷い言葉を学校から浴びせられ続けることとなる。

言語でのコミュニケーショが苦手な娘が一生懸命、私に訴える。
耳を疑うような、言葉。
その言葉により、身長165センチの娘の体重は、38キロにまで減っていくことになる。

国語の時間は決まって寝ていた。音読を当てられても読めないからだ。
先生は、顔を伏せている娘に対して「いつも寝てるよねー」教室で笑いが起こる。
でも、本当に寝ている訳ではない。クラスメイトの笑い声を聞きながら、涙が出たって言ってた…

もう、学校に行くのやめようか…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?