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【自己紹介その3】田舎暮らしを志すようになったマイ・ストーリー|ワークスタイルの探求開始〜松本てつあき編

こんにちは。寄居町地域おこし協力隊の松本てつあきです。
すっかり間が空いてしまいました(汗)今回も引き続き、寄居町に移住するに至ったマイストーリー。その第3弾です。

前回までの記事で、2016年頃に「半農半X」という言葉(コンセプト)などとの出会いが、寄居へ移住する最初のきっかけになったということを書きました。

しかし、移住先を決める前に、取り組んでおかなければならいことがありました。

▼過去のマイストーリー記事は、こちらでまとめてチェックできます。

先にやっておくべきこと

移住よりも先に取り組んでおかなければならないこと。

「半農半X」の「X」を作ること(見つけること)でした。

当時は、「地方には仕事が無い」という雰囲気が今よりも色濃くありました。テレワークなんて、殆どの人が想像すらしていなかったですし。そのため、食いっぱぐれないためにも「Xを先に見つけておかないと」と考えていたのです。

自己紹介その1の記事でも触れましたが、「半農半X」について補足を簡単に。これは、生活に農的なものを取り入れるライフスタイルの提案をしているものです。可能な限り食料を自給し、食と住のコストが浮かせ、その分、好きなこと/得意なことを仕事「X」にしようと提案しています。
僕の地元には畑が残っていないのも、移住する方針になった背景にあります。

2016年当時の僕は、中堅規模の人材サービス企業で経理をしていました。経理を「X」にするのは、選択肢としてはアリです。どこの地域に行っても見つけられる職ですから。
でも、僕はその選択を考えていませんでした。細かいことは端折りますが、会社員を15年くらい続けてきて、限界を感じていたからです。

そのため、新しい仕事の形を探していました。

もう一つの出会い

とはいえ、一朝一夕で、そういうものが見つかるわけもありません。

何せ、大学を卒業して15年くらい(一時、海外留学の期間がありますが)ずっと会社員をしてきたわけですから。冷静に考えれば、じっくり取り組めばいいことなのです。でも、心身共に疲弊していた当時の僕は、なかなか見つからないことにジリジリとしてました。

今にして振り返ると、新しい道は割と早く訪れています。体感的には、すごく長かったのですけども。

2016年の夏のことでしたから。

もう一つの出会いがあったのです。榎本英剛さん(以降「ひでさん」)との出会いです。

榎本英剛(えのもと ひでたけ):日本におけるコーチングの第一人者の一人として知られています。他にもトランジション・タウンなどの地域活動の手法を日本に紹介されたりもしています。一方で、近年の「生きがい起業」にも通じるコンセプトをもった「天職創造ワークショップ」を20年ほど前から実施されてきました。下にリンクを貼っている書籍『本当の仕事』は、この「天職創造WS」の内容を書籍にまとめたものです。
ひでさんのウェブサイト:よくいきる研究所

この書籍は、貪るように読みました。乾いたスポンジが水を吸っていくように。どのページをめくっても感動してばかりいました。
当時の僕が抱えていたモヤモヤをクリアにしてくれたり、希望を抱かせてくれる言葉で埋め尽くされていたからです。よっぽど“乾いて”いたんでしょうねぇ(笑)←今や他人事

これは! と心に響いたページにはドッグイヤーをながら読み進めましたが、気がついたらドッグイヤーが無いページのほうが少ないんじゃ無いかってくらいになりました。(上の写真に、ドッグイヤーがあるの分かりますか?)

8月にこの本を手に入れます。前後して、9月に「天職創造ワークショップ」が実施されることも知り、併せて参加を申し込みます。

このワークショップへの参加が、結果として「X」のイメージを掴むことになります。それについては、次回に譲りたいと思います。

余談

会社員に限界を感じていたことについての余談です。

今だから言えるのですが、限界を感じた背景に、当時に勤めていた会社の社風が合わなかったことがあります。更に、その会社が上場することが決まり、元から多めだった業務量が更に増大。精神的にも肉体的にも大きな負荷となっていました。
元々、学生時代から、学校など人が多いところにいるのが苦手だったのもあったので。

もしも、当時の職場が、それなりに自分に合った社風だったら……。そこまで業務負担が大きくなければ……。今も僕は会社員を続けていたのかもしれません。

現在の生き方が自分に合っていると実感しています。ベストな道だたったかは分かりませんけれど。
社会的には「頭がおかしい」くらいに思われる生き方なのかもしれません。でも、悪くはない状況で無難に生きるより、これはこれで大変なことはありますが、会社員を続けていたであろうよりも、ずっと良い生き方ができています。

何がどう幸いするかなんて分かりませんね。

まとめ

寄居に辿り着くまでのマイ・ストーリーその3でした。

半農半Xに準拠したライフスタイルを実現するために、先にワークスタイルの探求を始めたこと。そして、探究の糸口となる、ひでさんとの出会いについてを書きました。

ご縁って面白いなぁって思うことがあります。ひでさんを紹介してくれたのが、これまた「ひでたけ」という名前の、長い付き合いの友人でした(漢字は違いますけど)
マイストーリーその1で触れた、僕が入居した国立市にあったシェアハウスを運営していたメンバーの一人でもあります。

それでは、次回の記事をお楽しみに。

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