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サウナいい街、上士幌〜本場、フィンランドを感じながら

さて、7日間の上士幌ライフに終わりをつげ、私は次の街、富良野に向かっている。富良野といえば、北の国から。3歳くらいの時に見て、冬の北海道でクリームシチュー食べたいなと思ったのは、たぶんその時間帯にやっていた北海道クリームシチューのCMと記憶がミックスされてるからだと思う。

話を元に戻そう。上士幌は、本当に良い街だった。今回、旅行ではなく移住体験モニターの制度を利用して行ったのだが、街の人との距離が程よく、足りないこともあるけど、必要最低限のものを揃えるのには何ら困らないこの街を好きになるのに時間はかからなかった。

そんな街の魅力は、また改めて書くとして、今日はこの街の2大サウナを紹介したい。

1 十勝しんむら牧場 ミルクサウナ

上士幌にある十勝しんむら牧場。少し小高い場所に位置する牧場は、4〜10月の雪が降るまで、牛たちは昼夜放牧されており、畑を散歩していることもあるそうだ。

ミルクサウナは、そんなのびのびとした牧場にある。1棟貸切、2時間22000円。最大4名まで入れるので、人数多めで行った方がお得なのは言うまでもない。

利用するにはまずは予約が必要。電話でもメールでも予約ができる。そして、予約した日時になったら、まずは牧場の受付へ。そこで搾りたての濃厚な牛乳を人数分もらう。これがここの、サウナドリンクだ。

搾りたてのミルクを受け取り、生産を済ませたら、ほんの数メートル離れたミルクサウナへ。お手洗いの位置や、飲み水などの説明をしていただく。この説明5分もかからない。「では、薪を入れたら行きますので、あとはご自由に。利用が終わったらお電話ください」と、かなり自由に楽しめるのもありがたいポイントだ。

2023年2月3日

いよいよ貸し切りコンテナのなかにあるサウナへ。 眼下に広がる銀世界が美しい。

温度は60度前後。そこに自分たちのペースでロウリュウをして、じわじわと温度を上げていく。サウナは2段、なのだが実は隠れてもう一段引き出すこともできる。さらに、木の枕があるので寝サウナも可能。普段はご法度とされる寝サウナができるのは、プライベートサウナの醍醐味だ。

寝サウナしながら撮影。木目が美しい
本場の薪ストーブあり。トントゥのサウナストーンもかわいい。手前は相棒マイメロさま

サウナの温度を上げながら入ること12分。全然苦しくないため、自覚はなかったがしっかりと汗  をかいていた。というわけで、1度目の水風呂に。ここの水風呂は、放牧の牛たちが水を飲む時に使用する大きな水槽に水が張られている。この日は凍結防止のため、室内に設置されていたが、夏は外にあるのだとか。緑いっぱいの中で、水にダイブできたら、それはそれで気持ちよさそうだ。

水風呂はキンキンに冷えていた。体感10度前後。普段は水風呂にわりと長めに入るのが好きな私だが、ここでは短めに20秒。頭からダイブしても許されるのもまたプライベートサウナならでは。

そして、極寒ー10度を下るテラスで外気浴。冬に行く方にオススメしたいのがポンチョ。これがあるだけで外気欲を楽しめる時間がかなり長くなる。

あと足が冷たくて整うどころじゃない。ので、足が冷えやすい方にはクロックス的なもの、もしくは、濡れても良いソックスの所持をおすすめしたい。

ちなみに、これはココミル情報なのだが、上士幌が位置する十勝地方はサウナの本場フィンランドの自然環境に似ているらしい。フィンランドに想いを馳せながら、整ってみる極上の体験を、ぜひここで。


2 ふれあいプラザ浴場

ふれあいプラザは上士幌町が運営する健康にまつわる施設。「健康増進センター」「地域包括支援センター」「温泉浴場」を兼ねそなえた街の健康を支える施設だ。

そこにある温泉浴場「ふれあいプラザ浴場」は、ぜひとも立ち寄ってほしい施設の1つ。

ふれあいプラザ浴場

まず、驚くのはおとな300円で、サウナも温泉も楽しめるという破格っぷり。ただし、シャンプーやリンス、石鹸、タオルなどは付いてこない。お金を払ってレンタル・購入も可能だが、チリツモなので持っていくことをおすすめする。(ちなみにドライヤーはある)

街のホームページによれば、浴場の泉質はアルカリ性単純温泉とのこと。浴場は、洋風と和風2種類あり、週単位で男女入れ替えとなる。

この日の女子風呂は洋風の大浴場。施設内同様、脱衣所、浴場かなりキレイで驚いた。温泉の種類は42度のスタンダードなものから、40度のジェットバス、39度前後のバブルバス(名称が曖昧)、そして打たせ湯。なんどもいうが300円で、こんなに充実しているなんて、すごすぎる。

さて、いよいよお待ちかねのサウナ。サウナはかなりカラカラと乾燥しておりストーブはTYLO製。90度を超えた高温サウナは、コロナ禍の現在MAX5名まで入室可能とのこと。しかし、私が行った日は1回目が3人いたものの、残り3回は貸切状態。テレビもない中、ただひたすらに汗をかくことに集中できる贅沢な時間を過ごせた。

さて、上がった後はサウナ真横にある水風呂へ。水風呂の温度は17度と優しめ。ただ、ずっと水が流れっぱなしになっている仕様なので、水の衣が体を覆うことはなく、常にキンキンの状態。自然豊かな十勝だからこその柔らかい泉質の水風呂は、もう1回、もう1回……と何度も入りたくなる。

ととのい椅子は打たせ湯の前に2つ。外気浴はないものの十分整えた。

ちなみに洋風の大浴場には、ミストサウナもあり。もう1度言わせてほしい、これで300円。価格バグすぎる…!

さて、そんなわけでnoteで初めてサウナについて書いた。正直、私の中でサウナに行くことというのは、食事をすることと等しいくらい日常なので、あまり「いきました!」とアピールすることはなかったのだが、あまりにもすばらしい上士幌の2つのサウナに出会ってしまったがゆえに、このnoteを更新した。帯広からバスで1時間ちょい。

ゆっくりとサウナを楽しみながら、広大な自然を楽しみたい方には絶好の場所。ぜひ、上士幌にいってみてほしい。

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