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するまでわくわく、したら後悔

今日は一人旅をした。

知っている人は知っているが、私はよく一人旅をする。その目的は主にふたつ、サウナか好きな人に会いにいくかだ。

ひとりで新幹線やら飛行機に乗り、ひとりでその街に降り立つ、そして目的地に無事着いた時の喜びと言ったら……こんな幸せはない。「はあ、このために頑張ったのか」と満ち足りた気持ちになる。

しかし、ここからは公に話したことがない話。実は、私は、一人旅に出ると、ほぼ毎回ホームシックになる。それはたいてい目的を果たした瞬間。「はあ…幸せ、来てよかった」と思った5秒後に、いきなりやってくるのが後悔とどうしようもない寂しさだ。

ひとりで遊ぶにしては贅沢をしすぎなのではないか、もういい大人なのにあまりにも欲望のまま生きすぎているのではないか、あー自分の想像していた大人はこれではない、どうして私は深く考えることなく行動してしまうのだろう。稼がなきゃ、稼がなきゃ……(そもそも稼いだご褒美のはずなのに、書いてて思ったが大矛盾だ)。っていうか、こんなに楽しい思いをしても、おいしいものに出会えても、極上のととのいをみせても、誰とも共有できないの辛すぎる。うわ、今すぐおうちに帰りたい、誰かにこの話をしたい。(となり、だいたい電話をかけるまでがワンセット)。

こんなネガティブな考えに突如襲われるのは、だいたい一人旅の時だけだ。なぜか同じ目的地に行こうとも、誰かと一緒の時は、こんな思考にならない。

学生時代から1人行動なんて余裕でしていた、なんなら1人で焼肉もテーマパークもライブも全然いっちゃうタイプだった。それに今も常に誰かと一緒にいるのは苦しくて、定期的に家を独占する日を設けてもらっている。そういうときは、のびのびできるのに、なぜか一人旅をしたときだけは孤独がつきものなのだ。

別に冷静になれば本当に楽しかったし、行ってよかったなと思う。でも、旅中、それもたいてい旅の工程を7割すぎたくらいのタイミングで、無性に帰りたくなる。日帰り旅なら帰りの新幹線に乗る直前、5泊6日なら4泊目くらいのタイミングで。

今、このnoteを書いているのも、寂しさを紛らわすためである。LINEはしすぎたし、レスポンスがないのに連投するのは申し訳ない。こういうとき、本当に気軽にnoteをかけるタイプで良かったなと思う。本当はもうちょっと作り込んだような文章を書けたほうがいいんだろうけど。

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