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仕事じゃなくても、肩書きにしていなくても、その人の持っているセンスやスキル、経験から得…

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仕事じゃなくても、肩書きにしていなくても、その人の持っているセンスやスキル、経験から得たノウハウに共感、共鳴してくれる人がいる。そこに仕事が生まれる。COLORSは“きっと誰もがもっているなにか”に着目し、人を人へ紹介してゆく試みです。駒ヶ根市で店を営む室根が主に執筆しています。

マガジン

  • 別冊こまがね 2023年度

    駒ヶ根市が発起人となって民間団体と立ち上げた「駒ヶ根エリアプラットフォーム」の活動の様子を記録してゆきます。2023年度は空き物件ツアー&トークイベントを開催予定。その準備の様子から当日、反省会までをCOLORSスタッフ室根の視点で綴ってゆきます。

  • COLORS 2023

    2023年10月に開催されたCOLORS 2023 秋の開催の様子、編集後記をまとめました。

最近の記事

#03. 926BLD、オープンへ向け

 駒ヶ根市すずらん通り沿いにある926BLDの改装が終盤を迎えているようです。シェアオフィスのオープンは、おそらく駒ヶ根では初の試みになるでしょうか。近年、駒ヶ根にも都心部と田舎の二拠点生活をされる方やリモートワークといった働き方をする人たちが増えてくる中、意外となかったのがシェアオフィスだったように思えます。 (隣の宮田村や伊那市にはシェアオフィスとして使えるような場所がいくつかあったりします。) 産業と若者が息づく拠点施設(allla):伊那市公式ホームページ (inac

    • #02. 空き物件ツアーの下見へ

       12月25日(火)15:00。来年3月に開催予定の空き物件ツアーで紹介する物件候補の下見。駒ヶ根の商店街に点在する空き物件を見て回る。  メンバーは織井不動産の織井さんと長野県建築士会上伊那支部の小林さん、下平さん。僕は店での仕事の後、途中から合流。  空き物件ツアーの候補地としてあがっていたのは飲食店向けが2件、小売店向けが2件、住居が2件の合計6件。空き物件ツアーではこれらの物件を不動産屋、建築士会の面々と一緒に回る。  今日は内見しながら、当日電気や水道が使えるか、

      • #01. ある晩、街中のことに関する打ち合わせで

         前回の更新からほぼ1ヶ月、何も更新しないまま経ってしまった。時間が経つのは早い、特に師走は猛スピードでかけてゆきますね。  さて、12月19日の夜は街中を使った社会実験を行うメンバーの打ち合わせに参加してきました。僕は店を閉めてからの参加だったので、ちょっと遅れて。  これはもともと行政が発起人となり、街の活性化の機運を高める目的として立ち上げたプロジェクトで、行政の関係者、地域の不動産や建築業者、商店街やこまがねテラスの方、建築士会など20名以上のメンバーで構成されて

        • 「COLORS2023秋」の反省会

           16時半過ぎにCOLORSスタッフのますいさんが来て、店の閉店後「COLORS2023秋」の反省会。今日はストーブをつけていても夜は寒かったですね。  すでに出展者の方々にはGoogleフォームで今回の感想や提案を頂いていたので(ご協力、ありがとうございました!)各々が事前に目を通してきた雑感を共有するところからはじめる。 COLORSの雑感 COLORSの2日間は、対話の誠実さを改めて実感した機会でした。   今回の企画書には以下のような文章がありました。  “きっと

        #03. 926BLD、オープンへ向け

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        • 別冊こまがね 2023年度
          3本
        • COLORS 2023
          15本

        記事

          COLORSを終えて

           先週末のCOLORS、無事に終えることができました。  本当に、当初思い描いていた以上に面白くて豊かで温かな時間が流れる場になりました。  2日間で色んな方のワークショップに参加して、お買い物して、おしゃべりして、私が一番楽しんだんじゃないか?というくらい思う存分満喫させてもらいました。  別に誰かと約束をした訳じゃないけど、なかなか実現できず、ずっと眠らせ続けていたアイディアの一部がちょっと形になったこと、自分に対しての約束をひとつ果たせたようで嬉しくて、大げさだけど

          COLORSを終えて

          COLORS2023秋、閉幕しました。

           イベント終了時刻の17:00を大幅に過ぎて、まだお客さんと出展者の話が終わらず、イベントの熱気が残る店内で、ポツポツと出展者の方々の片付けがはじまり、僕らはその搬出を手伝ったり、精算したり、お客さんを見送ったり。それも終わって、COLORSスタッフのますいさんと反省会の日程を確認して、火のもとの確認と戸締りをして店を後にする。2日間のCOLORS、閉幕しました。  ご来店くださいました皆さま、出展してくださった皆さま、ありがとうございました。  これで初めての試みCOLO

          COLORS2023秋、閉幕しました。

          COLORS出展者紹介⑩ 甕えみさん

          <11月17日開催> 二十四節季・七十二候 季節こと乃は 福暦2023冬の号(カレンダー)販売&お話し会  日本には、72の季節があります。たった約5日間にある、旧暦の七十二侯という季節は、立冬や冬至などの二十四節気をさらに細かくした季節で、その季節の名称は、その時々の自然の移ろいをそのまま言葉にし、虫や草花、気象などで表されています。現在は、11月13日から「地始凍」(大地が凍り始める季節)。実際に伊那谷は、13日から、グッと寒くなりましたね!  現在、私達が使っている新

          COLORS出展者紹介⑩ 甕えみさん

          COLORS出展者紹介⑨ 暮らしの工房こねり 大池さおりさん

           中川村の暮らし工房こねりさんというとパン屋さんの印象が強い方も多いかもしれませんが、パン屋だけでなくデザインの仕事や先日はお店の敷地内を開放してイベントなども開催されています。  以前、当店にお越しいただいたときに、パン屋以外のいろんな展開を考えていることをお話しくださって、これからこねりさんの新たな試みがはじまってゆくんだなと思いました。  今回COLORSのイベントを構想している段階で、お声がけしたらなにかおもしろいことを提案してくれるのではないか、そんな期待がありまし

          COLORS出展者紹介⑨ 暮らしの工房こねり 大池さおりさん

          COLORS出展者紹介⑧ Ratara 名取裕美

           副業や複数の仕事をかけ持つ「複業」の人たちにスポットをあてたイベントを企画するとき、まずパッと思い浮かんだ人たちのうちの1人がRataraの名取さんでした。  以前、ご自身でつくられている化粧品のお話を伺ったときに、化粧品ってつくれるんだ…と感心したことを覚えています。それまで化粧品と聞くと、どこかの工場で、機械的に量産されているイメージがありましたが、自分の手でつくれるということが意外でしたし、さらにこの地域で自生している植物の恵みでつくられているということにも驚きました

          COLORS出展者紹介⑧ Ratara 名取裕美

          COLORS出展者紹介⑦ coe 若林菜央さん

           「(お客様が)選ぶ香りはそのときどき違いますね。体調とか、そのときの気分とか、香りの効能よりも直感で選んでもらいたいです」と話す若林菜央さん。  ご自身の妊娠、出産を経て身体を温めること、健やかに暮らすことを目指して、ご自宅にて黄土よもぎ蒸しとハーブ読み取り、エッセンシャルオイルを使ったアロママッサージを行う小さなサロンをされています。  若林さんとお話をしていると、ひとは身体から発せられる小さなサインや声、もしかしたら声にもならないかもしれない予感や気配のようなもの、それ

          COLORS出展者紹介⑦ coe 若林菜央さん

          COLORS出展者紹介⑥ ほ 清宮香織さん

          ポタージュ屋さんのポタージュ、どうやって作るの?  中川村を中心にポタージュ屋さんとして活動されているかおりさん。私にとっては、今回のイベントを形にしたいと思ったきっかけをくれたお1人でもあります。  ポタージュ屋さんと、潜在数秘術の鑑定士ってまるで違うもののようですが、多分かおりさんにとってはその本質はどちらも同じで、自分の中で大切にしたいことを表現するための道具がポタージュであり、数秘術であるのかなと思います。  お料理がテーマですが、五感を使って自分とじっくり向き合う

          COLORS出展者紹介⑥ ほ 清宮香織さん

          COLORS出展者紹介⑤ ホロスコープ愛好家兼鑑定士 りょう子さん 

          ホロスコープで人生の作戦会議  自分のことって自分が一番分かっているようで、そうでもなくて、日々こっちかな?あっちかな?と悩んだり迷ったりすることがあるという方も多いのではないでしょうか。 ホロスコープを使って自分自身のことを読み解いて、じっくり向き合うことで、より軽やかに人生を楽しむきっかけに出会えるかもしれません。 以下、りょう子さんの紹介です。 りょう子さん ホロスコープ愛好家兼鑑定士 https://lit.link/en/rrryyyooo  星と宇

          COLORS出展者紹介⑤ ホロスコープ愛好家兼鑑定士 りょう子さん 

          COLORS出展者紹介④ 瀬口マナさん

          養蜂のお話とはちみつの食べ比べWS  本業の傍ら副業で養蜂家としても活動されている瀬口マナさん。今回は、養蜂のお話とはちみつの食べ比べのワークショップを開催してくださいます。  どうして養蜂を始めたんですか?と聞いたら、点が線で結ばれる感じで、色んなできごとや出会いが重なってやり始めたから、一言では説明するのが難しくて聞かれるたびに違うことを話しちゃうと笑っていたマナさん。養蜂に出会うまでのお話、溢れんばかりの愛を感じるはちのお話、はちみつの奥深さ、色んな引き出しから面

          COLORS出展者紹介④ 瀬口マナさん

          COLORS出展者紹介③ やまのこ製本店 辻田明菜さん

          「ポストカードケースをつくる会」   製本家、グラフィックグラフィックデザイナーとして、本やアルバムのオーダー、修理、ワークショップ、手製本の技術を活かした品物制作など、紙まわりの佇まいをデザインしているやまのこ製本店の辻田明菜さん。以前、トオクでは製本ワークショップを開催してくださり、そのときに本ってつくれるんだという実感を得た方も多かったと思います。  今回の2日間ではご自身が制作されている紙もの(来年の手帖、豆本キット、じゃばらフォルダー、領収書、メモスタンプなど)の販

          COLORS出展者紹介③ やまのこ製本店 辻田明菜さん

          COLORS出展者紹介② 塩田素也さん

          デザイナーじゃないあなたのための『デザイン講座』  衣食住に関わるマーケット、市街地活性化や町おこしをからめたマルシェ、各種イベント…この地域では1年中、あらゆるところでさまざまな催しが行われています。なかにはひょんなことからそのイベント運営に携わることになり、チラシやSNSの告知バナーをつくってほしいと無茶振りされ、「デザイナーじゃないのに…」と四苦八苦されている方もいるんじゃないでしょうか。今回はまさにそんな方々にご参加いただきたいデザインのワークショップです。  以下

          COLORS出展者紹介② 塩田素也さん

          COLORS出展者紹介① 早川容子さん(かえるのポッケ)

          「発酵バターのカンパーニュを描くWS」  これまで計3回「パンの絵を描くワークショップ」と題して開催してきたワークショップの第4弾です。ふだんはリンゴを中心とするフルーツ農家兼イラストレーターとして活動中の早川容子さんが、大好きなパン屋さんとコラボしてお届けするワークショップです。  絵を描くのが久しぶりという方も、かつて描いていたという方も、これから絵を描きはじめたいという方も、早川さんから色の選び方や色鉛筆の使い方のコツを教わると、自分の手を動かして描くことの楽しさや、没

          COLORS出展者紹介① 早川容子さん(かえるのポッケ)