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人生のおやすみ期間が必要なとき

なんとなく、状況はなかなかに芳しくないぞ、とは思っていたのです。

やっぱり正常な状態ではないかも、と気付いたのは、何度目かに「あぁ〜もう無理かも」と思い、言葉として口から出、終いにその気力もなくなり、代わりに涙が静かにさらさらと両目から流れ出したあとでした。
人間とはわりと簡単に、そして明確に、「心が折れる」ことがあるものだと、知りました。

人はコミュニケーションの生き物で、仕事でもなんでも、誰かとの関わりなしには生きられなくて、だから人と接するときには、相手を尊重すること、つまり相手も情緒や生活をもつ一個人であることを念頭に置く必要がある。
効率や生産性を重視して、ロボットのような正確性を求めたって、結局は、価値を生む側も受け取る側も人間なのです。

ひとの気持ちに想像を巡らせられるというのは、思慮深さであり、ある種の教養なのかもしれません。いまは、それを身をもって学ぶ期間が与えられているのか・・・
こうして学び、すこし休んだら、今までよりもほんの少しだけ深みのある人間になれる。そう思って、過ごしてみよう、わたし。

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