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卒業制作展2023-24(令和5年度)見学

会社でデザインをすることに加えて、大学でも非常勤講師として教えていることから、卒業制作展を見に行くようにしています。

見に行くようになったきっかけは、非常勤講師のお話をいただいたときに、その大学について詳しくなかったため、卒業制作展で傾向を知ろうとしたことです。恥ずかしながら、各大学の違いもよく分かっていませんでした。名古屋には芸術・デザイン系で老舗の私立大学として「名古屋造形大学」と「名古屋芸術大学」があり、さらに「名古屋学芸大学」もあります。中部地方には芸術系、デザイン系の大学は他にも多くあります。私は学生時代に名古屋を離れていたこともあって、地元なのに名古屋や中部の大学全般についても詳しくありませんでした。

卒業制作展に行ってみると、同じ芸術・デザイン系であっても各大学で個性があり、得意とする分野も違うことが良く分かりました。そして私が非常勤講師として教えに行くことになった大学も自分の得意とする分野と合っていることも分かりホッとしたことも覚えています。もちろん授業前に教授とも目指している方向性や考え方をお聞きして、授業内容もすり合わせするのですが、担当するコースだけでなく大学全体の様子を見ることができて、その中で担当コースの位置づけも理解できるようになりました。

さて今年の卒展見学ですが、中部を中心に下記の大学の卒業制作展に行ってきました(下記リストは訪問日時順)。

  • 名古屋学芸大学

  • 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス

  • 東京藝術大学

  • 富山大学

  • 長岡造形大学

  • 名古屋造形大学

  • 名古屋芸術大学

  • 静岡文化芸術大学

  • 名古屋市立大学

  • IAMAS

  • 愛知県立芸術大学

  • 瀬戸工科高校専攻科

  • 大同大学

  • 東京都立大学

  • 横浜美術大学

  • 五美大展

親戚が亡くなり葬儀があったため予定していた千葉大学と多摩美術大学(プロダクトデザインコース)は行けませんでしたが、それでもよくこれだけ行けたなとリストにしてみて自分でびっくりしています。毎年1月後半から3月前半は毎週末のように卒展見学なんですよね。

所属している日本インダストリアルデザイン協会(JIDA)の卒展見学イベントではプロダクトデザインコースの各学生さんの発表も聞かせてもらえます。春休みになっても平日は仕事、週末は各大学へ走り回りと大変ですが、それでも私自身にも良い刺激になっています。

卒業制作展の学生さんの制作品を写真に撮ってきています。下記Youtubeでスライドショーにしていますので、興味ある方はご覧ください。
Youtube: デザインをまなぶ学校の案内
www.youtube.com/@DesignSchoolGuide


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