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お金について詳しくなりたい【バビロンの大富豪から学ぶ編】

読んでいただきありがとうございます。
会社員ライターの聖ユウです。

以前投稿したこちらの記事の中で、自由な働き方
を実現させるという目標を定めて、お金について
学んでいこうと決意しました。

現在進行形で色々と情報収集をしていますが、
やっぱり物事を始めるときには基礎固めが1番
大事だと思うのですね。

お金を増やすにための基礎といえば貯金だと考え、貯金に関する本をいくつか読みましたが、

その中でも私が一番「おお!超ためになる!」
と思わされた本があります。

それは、世界中で読まれている名著である、
「バビロンの大富豪」です。

この本は幸福なお金持ちになるための知恵を
ストーリー仕立てで紹介しています。

難しい話が出てくるとパンクしてしまう私でも
スラスラと読み進めることができました。

小説版とマンガ版があるので、活字が苦手だな〜
という方はマンガ版を読むことをお勧めします。

90年以上前に発売されたにも関わらず、この本には現代にも通用するような考え方や教えが、たくさんつまっていました。

長い時を経ても生き残っている書籍には、今日まで愛され続けるだけの理由があるということですね。


心に残った2つの教え

「バビロンの大富豪」では、お金にまつわる7つの
知恵を紹介しています。

中でも私が心に留めておきたいと思った教えは、
「収入の10分の1を貯金せよ」
「蓄えたお金を働かせよ」というものです。

まず、1つ目の「収入の10分の1を貯金せよ」
という教えについてです。

ある時貧しい若者のアルカドという人物がおり、
稼いだお金がすべて消えてしまうような現状から
抜け出して、何とか成功したいと思っていました。

そんな時にお金持ちのアルガミシュという男に
出会い、どうすれば自分もお金持ちになれるかと
尋ねます。

するとアルガミシュはこう答えました。

「稼いだものは、すべてその一部を自分のもの
として取っておく。稼いだ金額がいかに少なかろうと、10分の1より減らしてはならない」

私たちは普段お給料をもらって生活していますが、もらったお金を普段どれくらい自分のものとして
取っておくことができているでしょうか。

光熱費、食費、洋服代など、生活をしていくために自分以外の人に対して支払っているものがたくさんありますね。

アルガミシュに言わせれば、それは
「他人のために毎日頑張って働いている」状態。

そこから抜け出すためには、稼いだお金のうちの一部をあらかじめとっておいて、残りの部分でやりくりする必要があるんだよ〜というのが教えの1つです。


蓄えたお金はどうすればいいのか?

アルカドはアルガミシュの教えを守って、コツコツと蓄えを増やしていきました。

そして、彼から授かったもう一つの教えを実践していくことにしたのです。

その教えとは、「貯めたお金は最後の一銭にいたるまで働かせる」こと。

アルカドは、盾作りのアッガーという男に貯めた
お金を貸し、返してもらう時に利息をもらうことに決めました。彼は借りたお金で青銅を買い、青銅を材料に盾を作るのです。

そのうちにもらう利息も貸付けにまわし、元手が
どんどん増えていく仕組み
をつくりました。

これがお金に働かせるという状態です。この仕組みを一度つくってしまえば、お金は畑の家畜のように仲間を増やして、持ち主の元へ帰ってくるわけです。


教えを実践するために

さて、ここまでが第1章と第2章のお話です。

「稼いだお金の10分の1を自分のものとして
とっておく」
「貯めたお金に働いてもらう」

この教えを実践するべく、
今後行っていくこととしては…

  • お給料が入ったら先取りして
    貯金用の口座に入れる

  • 貯めたお金の投資先を探していく

こんなところでしょうか。今後もお金についての学びを記事にする予定ですので、ご一読いただけるとうれしいです。

最後に紹介するのは、この2つの教えを実践して、
バビロン一の大金持ちになったアルカドの言葉です。

「よろしいですかな、みなさん。人間にとって
財産とは、財布の中に持っている現金ではありませんぞ。…財布の中に絶えず流れ込み、いつも中身をふくらませてくれる金の流れこそが財産なのです」

今回紹介した素敵な本はコチラ!

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