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主な登場人物：（第１話時点）

飛谷　厳（とびたに　げん）…主人公
宝くじで高額当選したのも束の間、スキルス性のガンで余命１年を宣告されてしまう。ラスベガスで出会ったリチャードからフットボールクラブのオーナー職を譲り受け、残りの人生を弟の夢の実現とクラブチームの再建に捧げようと決意する。

飛谷　昇（とびたに　のぼる）…主人公
厳の弟。ＪＦＬに所属する「富士立電機サッカー部」の選手。快足と無尽蔵のスタミナを武器に主力として活躍してきたが、クラブ解散が決定したことで現役続行の瀬戸際に立たされている。サッカーの聖地イングランドでプレーする夢がある。

リチャード・ワレット（りちゃーど・われっと）
イギリス男爵家の当主で、イングランド５部に所属する「ＡＦＣ　ウェンブリーパーク」のオーナー。ラスベガスで出会った飛谷厳と１０億円を賭けてコイントスしたことがきっかけで、厳の夢の実現とクラブ再建のきっかけとするべく厳にオーナー職を譲る。第二次大戦中、日本軍の捕虜になっていた経験から日本語を話すことができる。

シンクレア・ワレット（しんくれあ・われっと）
リチャードの孫娘。スポーツの本場アメリカで、経営学とスポーツビジネスを学んだ才媛で、高齢の祖父に代わってオーナー代理をつとめている。低迷するクラブの再建のためには、ビジネス同様、勝利・スピード・結果が大事であると固く信じている。

ゴードン・マレー（ごーどん・まれー）
「ＡＦＣ　ウェンブリーパーク」の元選手で現ＳＤ（スポーツディレクター）。現役時代、恵まれた体格を生かしてセンターバックとして活躍。引退後チームスタッフを経て、ＳＤに就任したが、オーナーの孫娘であるシンクレアに振り回されてばかりいる。

●「ＡＦＣ　ウェンブリーパーク」について

Ａ．Ｆ．Ｃ　ＷｅｍｂｌｅｙＰａｒｋ（アソシエーション・フットボール・クラブ　ウェンブリーパーク）は、イングランド、ロンドン、ウェンブリーを本拠地とする架空のフットボールクラブである。２０１９－２０２０シーズンはカンファレンス・ナショナル（５部）に所属している。

愛称　　　　　Ｔｈｅ　Ｔｒｉｇｅｒｓ
クラブカラー　赤と青
創立年　　　　１９２７年
所属リーグ　　フットボールカンファレンス（５部）※イングランド・５部リーグ
所属ディビジョン　カンファレンス・ナショナル
ホームタウン　ウェンブリー
ホームスタジアム　　ウェンブリーパークスタジアム
収容人数　５，０００（３０００席＋立ち見席）

ユニフォーム
ホーム　　赤と青
アウェー　紫と白
サブ　　　緑と黄色

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