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保育 知ってると子どもたちに伝わりやすい!!ハサミ指導✂️

◯初めに

ハサミ指導、製作をするにあたり、こうやって伝えると分かりやすい、知ってると為になる、という内容を綴ります😇こういうことって意外と大学では習わないですよね…!

◯流れ

一連の流れをやってみせる(コツを話しながら)→注意点を伝える→できたら手を挙げて伝える等終わった後の行動を伝える→道具を配る→「どうぞ」の合図で取り組む

◯使い方を伝えるコツ

おそらく、一連の流れをやってみせながらコツを伝えるのが分かりやすいです!

1.ゆっくり切ってみせる

ゆっくり切ることで、言葉で言わなくても、こうやって使うもの、という潜在意識を与えることができるかな?と思っています。急いで切ってしまうと指を切ったり、ガタガタになったり、いいことはありません…。
「ゆーっくり切るよ」と、話し声もゆっくり、小さな声にすると更にいいかも!

2.子どもたちと同じ向きから切ってみせる

子どもたちに背中を向けて後ろ向きになってやってみせます。手元が見えないのにやってみせても意味がない!ちゃんと見せてあげるとわかりやすいです。
この時、必ず見やすいように腕を上げて見やすくしてあげます。

3.大きな見本は必須

見本で使うもの、はさみも、素材(画用紙など)も、見やすく大きなものを用意すると、遠くに座っている子も見やすいです。

◯伝えるべき、はさみを使う注意点

年齢に合わせて伝えることは簡潔に伝えられるといいですね!!

1.切っていいのは素材だけ。

自分や友達の髪の毛、洋服、そして机に敷いている新聞紙(汚れ防止の敷物)などは切らないことを伝えます。便利だけど、危険なものにもなることを伝えます。

2.持ち手とはさみは近い方がいい

近い方がねらったところを切りやすいですよね!

3.はさみの奥まで素材を入れて、チョキン!

4.切ったら持ち手を移動させる

切ったらはさみを移動させる分、持ち手も動かすことを伝えるのを忘れずに!

5.座って使う

6.使ったら必ず戻す

◯番外編:連続切りのやり方

・チョキンしたら開いて前にもっていく
・そのまま線に合わせてチョキン(線路を通ってね、
 などと伝えるとわかりやすいかも!)
・いらないところは切り落としていいよ

◯準備するもの

1.見本用の大きなはさみ、素材(画用紙等)

2.1人一個、切ったものを入れる入れ物
 (粘土のふたなどでも代用可)

3.ゴミが出そうな場合は、机ごとにゴミ箱になる箱(お道具箱のふたなどで代用可)


◯終わりに

ここでお伝えしたことが全て正しい、正解だ、と思わず、参考程度にして頂き、皆さま自身やクラスの子どもたちに合ったやり方、伝え方を模索していって頂けたらな…♪と思います。

模倣することは悪いことではありません!しかし、やってみて、もっとこうしてみよう、こうやった方がやりやすいかも?と反省、考察することが大切だと思っています!まずは子どもたち目線になって、保育者も、子どもたちも、楽しく伸び伸びと活動に取り組めるよう工夫してみてください😇

最後まで読んで頂き、ありがとうございました🐨


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