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番外編・かわいいの本音と本質【かわいいの哲学に目覚めたキッカケ】


人は一生自分の後ろ姿を見れない。だから姿見を二枚買う
「自分自身を見ることができないのは、世界中で自分だけ。」

大人の女よ清潔感を纏いなさい(斎藤薫)集英社


さてさて今日は番外編です。(誰得?)
今回は私の大好きな(高校生の頃から彼女のコラムが大好きで大好きで…)斎藤薫さんの本の紹介と、かわいいに目覚めたキッカケみたいなものについて語りたいと思います。


美容に目覚めたキッカケ

センシュアルという言葉の響きにノックアウト




まだ子どもだったけど、たとえば。
「センシュアル」という言葉を知ったのも彼女のおかげ。
フランス女という所謂「素敵な女」のイメージを
おそらくテンプレートに沿ながら、
それでも強くカッコよく示してくれたそれらの文章と写真からは、
いつかそんな女性になりたいなあ、というと言葉にするとバカらしいけど
心の底から強い憧れを持たせてくれた。


ということで。
私の「かわいい哲学」の源泉とも言うべき著者の一冊を紹介します。

【大人の女よ 清潔感を纏いなさい!】斎藤薫


たぶん高校生くらいの頃からの愛読書(雑誌)に
「エルジャポン」があるんだけど、
その中で当時よくコラムを書いていた斎藤薫さんとう方は、その後の人生で私が理想とする女性像を描き続けてくれる人である。ここ数年はELLE からも離れていて最近のことはよく知らないけど、少し前に本屋さんでphpの小さな雑誌(タイトル忘れた)をぱらりとしたときに彼女のコラムが目に留まった。
その記事にはもう少し生活寄りの事が書いてあったように思うんだけど、そこからなんとなくハイヒールとか口紅とか香水とかの事を思い出してしまって、結構真剣に10年以上前のエルジャポンを開きたくなったのがここ数カ月ぐらい前の話。(実家にまだとってあるのだ。後生大事に。)

「着飾る」ということの本質と真髄

大人になればなるほどピンクの口紅を塗りなさい、とか「素敵」という言葉を使う人の素敵さとか。派手で良い、強いメイクに負けないことが大切なのだとか。
多分、今の若い人たちの感性からは大分かけ離れているような事も多いと思うんだけど、やっぱり私はハイヒールが好きだし、マスクをしていても口紅を塗る。(ティントも良いけど、やっぱりあの口紅が好きだ。塗る時の仕草から口紅そのもののフォルム、パッケージも含めて全てがそこにはあるから)

なるべく「素敵だねえ」という言葉を使って過ごしたいと思っているし、みんながスニーカーを履いていて「ヒールきつくない?」と言われたとしても基本的には細い7センチのヒールで歩いていたい。
(スニーカーも好きだけど、やっぱりハイヒールをカッコよく履ける自分になりたいのだ。ずっとそうして過ごしてきたからスニーカーを履くようになったのはここ2、3年の話でその時は友人に揶揄われた)


鏡に映る自分の姿を見たとき、自分のその姿を好きでいたい


高校生、大学生の頃、彼女の記事を読んで想像した大人としての「なりたい女性」
あの頃からずいぶん経っていて「大人」になった今の私はどうだろうかと、ふと思う。
きっとあの頃の私が今の自分を見たらがっかりするんだろうけど、それでも私ははまだまだ発展途上だよと言い聞かせる。
小さなとこから積み重ねつつ。
一歩進んで二歩下がりながらも理想の「女」に日々近づければいいやと思ってるから、ちょっとまだこんなんだけれど、許してね。と、子どもの自分にこっそり笑顔で言い訳しながら過ごす日々はまだまだ続きそうなのである。

ちなみに完全に余談なんだけど、
個人的には口紅を塗っていない女よりも
歯に口紅がついちゃって大声出して笑ってる、
そんな女でいたい思っています。
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そんな斎藤薫さんの最新作はこちら。


口紅は絶対CHANELと決めている。お気に入りは247番と43番

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