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持ちものの整理


今日はルームメイトのいとこのお宅へ、自転車を借りに行ってきました。
彼は今、家のものの大整理をしているとのことなのでいくつか見せてもらいました。

書斎の一室に案内されたら、壁一面にバナナ箱(みかん箱ならぬ)がびっしり。。。30個はあったと思う。

よさそうな箱を選んで引っ張り出してくれて、
おじいちゃんおばあちゃんが集めていた飾り皿から、
コーヒーサービスのセットまで色々。


ひと段落ついた頃リビングへ案内されて、「これみてよ!」と。。。

大きな椅子の上に列車のプラモデルが山積みでした。笑
お父さんかおじいちゃんか、一つずつ集めていたんだそう。
全部綺麗に箱に入っていて値段もピンキリ。
すべて通貨がマルクのものでした。

オーストリア製のものとMade in GDRと記載されたものがありました。
おそらく1960-1980年ごろのもの。

当時の話を聞くと、子供は遊ばせてくれなかったらしい。
大人のロマンですねえ。。。


今は行く手がなくとも、欲しいっと心躍らせてくれる人がきっといるんですよね。
ドイツではeBay Kleianzeigenというウェブサイトで不用品の売買をすることが多いんですが、(多分日本のメルカリみたいなサイトだと思います)今回の整理にあたって30個ほど出品しているのだそう。

直接自宅のピックアップに来たり、値段交渉をしたり、細かい連絡も含めると大変なお仕事です本当。

居候させてもらっているお家も最近キッチンを改装していて、棚や食洗機、冷蔵庫などをeBay Kleinanzeigenで購入していました。

販売するほどでも、とか、とにかく早く手放したい、という時は
玄関前の通りに一箱にまとめて置いておいて「ご自由にどうぞ」ってすることもよくあります。
だから道端でたからものに出会えることも、たまに。

古くて大事に使われてきた、大切な家具やちいさな小物を次の人に渡していく。
それが自然に行われているのがいいなあと感じる日常でした。


おやすみなさい。




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