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【READYFOR×コミューン】業務に活かせるReact LT & 座談会レポート

10月29日(金)に、READYFORさんと一緒にオンラインセミナー「業務に活かせるReact LT & 座談会」を開催しました!ご参加いただいたみなさまありがとうございました。本noteでは、当日発表したLTの内容と、座談会の一部を公開します。

LT資料公開

アクセシビリティを意識したReact開発(READYFOR大房さん)

大房 稜 (Ryo Ofusa)
READYFOR フロントエンドエンジニア


React、HTML、UIデザインが好き。 アクセシビリティおじさん。

React Hook Form はどのように再レンダリングを最適化しているのか? (READYFOR菅原さん)

菅原弘太郎(Kotaro Sugawara)
READYFOR フロントエンドエンジニア

React と TypeScript が得意。 モノリシックな Rails アプリケーションの分離に向け、日々 SPA の開発を行っている。 React Hook Form のコアコントリビューター。

SOLID から考える良いコンポーネントの設計原則(コミューン根岸)

根岸徹也(Tetsuya Negishi)
コミューン エキスパートエンジニア


大学院卒業後に新卒でランサーズに入社。フロントエンドエンジニアとして新規サービスの立ち上げや既存サービスのリプレイスなどを担当。その後ユーザベースでサーバサイドの開発経験して2020年12月に正社員としてコミューンにジョイン。新規機能の開発やフロントエンドのアーキテクチャ改善に取り組む。

新規機能開発に負けない。ビッグバンリリースに立ち向かう方法(コミューン栗山)

栗山敦任(Atsunori Kuriyama)
コミューン EM

ゲーム会社→SES→受託開発といったキャリアを経てフリーランスエンジニアに。
その後業務委託としてコミューン株式会社に参画、2020年3月に正社員としてジョイン。
サーバサイドを主としたサービス開発に携わりながら、他メンバーのメンタリングといったピープルマネジメントも行う。

フロントエンド座談会

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現場の課題感ってどうですか?

READYFOR菅原:
最近フロント側のテストで課題を感じている。すべてCypressで現状やっているが、Cypressのランダム落ちが頻発。

フロントエンドのテストまわりコミューンはどうしている?

コミューン根岸:
コミューンではフロントのみに絞ったテストというのはそもそもあまり行わない。Cypressを使ってテストは行っているが、全部のサービスを一旦立ち上げる。その状態でCypressを動かして、タイトルが入力できるかとか、コメントが入力できるかとかをテストする。

フロントに閉じたテストもやりたいがそこまでできていないのが現状。

READYFOR菅原:
実行時間とかかかりそうだけど問題にならない?

コミューン根岸:
今のところ問題ないが、全データをローカルのPCに流すと15分弱かかる。短くはないが、流そうと思えば流せる。

モックサーバー使ったほうがやはり早い?

READYFOR菅原:
かなり早いと思う。

READYFOR大房:
3分くらいで終わる。

READYFOR菅原:
昔はうちももっと遅かった。20分くらいかかっていたのが今は爆速になった。

プロダクト開発やりながらどうやって基盤整えていますか?

コミューン根岸:
なかなか新機能開発をやりながら技術的な課題の解決ができないことが悩み。

READYFOR岡村:
どこの会社もそこがボトルネック。

READYFOR菅原:
スイッチングコストがかかるので大変。

コミューン栗山:
そのあたりはビズ側とのコミュニケーションも必要だと思っている。
ロードマップがあるが、要所要所で必要な負債を返していかないといつか行き詰まる。そこのバランスどうとっていくか。

READYFOR岡村:
一生の課題だと思う。コミューンではどう対応している?

コミューン根岸:
負債だけを一気に解消するということはやらずに、新機能の開発に混ぜて頑張る という状況。だが根本を直せていないし限界があると思っている。

READYFOR菅原:
どこの現場でも抱えていそうな課題。うちは今は専任のチームがあるが、できたのは最近。

READYFOR大房:
めちゃくちゃ助かってますよね。

コミューン栗山:
専任のチームが組成されるまではどう対応していました?

READYFOR岡村:
フロントエンドのメンバーが全員集まるMTGで課題感を共有しながら、誰かが空いているときにやるという状況だった。

READYFOR菅原:
「3割工数」という、業務の3割を好きなことに使っていいという制度があるのでその時間を使うとか、2週間に一度のもくもく会で実施するというやり方だった。それらのタイミングを使って負債を返していく。

コミューンはどうですか?

コミューン根岸:
現状は負債を解消するための時間がとれていないので、新機能開発のときに負債を返すか、それぞれが個人でがんばるという状況。課題を共有する場はつくって全員で認識はするようにしている。以前担当を決めてやってみたが、結局時間が取れずうまく回らなかった。

READYFOR岡村:
今READYFORにはTPMという、テクニカルプロダクトマネージャーというポジションがある。TPMが技術的な負債にもしっかりと目を向けてくれるので、そういったエンジニアではない他のポジションにも意識してもらうということは大事だと思う。

READYFOR大房:
新規機能開発でも必ずお掃除タスクとして工数をもらえるようにしているのは良いですよね。

最近困っていること

コミューン根岸:
コミューンはプロダクトが誕生してから3年くらい経っているが、いまだに3年前のコードが残ってしまっていることが悩み。徐々に改修中。

READYFORで最近困っていることは?

READYFOR菅原:
フロント側のログ収集。どういうエラーをslackに通知するか。重要なエラーを収集したいが中には重要でないものもある。本当に知りたいエラーを知れないということが今の課題。


赤裸々に今抱えている課題などもお話しましたが、READYFORとコミューンでは今事業が急成長しており、一緒に働く仲間を募集中です!少しでも気になる方は、ぜひ下記リンクよりご連絡ください!

・READYFOR のフロントエンド開発に興味のある方、お話ししましょう!(READYFOR/菅原)
https://meety.net/matches/ojMmOohjFBEg

・READYFOR フロントエンドで挑戦できること(READYFOR/岡村)
https://meety.net/matches/rafPSvtTkkvo

・コミューンのプロダクト開発についてお話します(コミューン/栗山)
https://meety.net/matches/TxSkdCYujhpn

・commmuneの開発についてなんでもお話します!(コミューン/根岸)
https://meety.net/matches/bkJXZRENYmpJ