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ブルべに投入した新アイテム個人的レビュー

先日開催された、オダックス近畿主催のBRM903近畿300km姫路。
ブルべ自体のレビューはまた今度行いますが、今回は投入した新アイテムのレビューを。

当日の天気予報は雨模様だったので(台風が沖縄辺りを停滞しており、大気が不安定になるというヤツ)、それなりの重装備に。

総重量はいくらになるでしょうか。もはや10kg超えは当たり前のレベルに,,,

Newアイテムはコレ↓
・スプロケット
・DHバー
・タイヤ
・トップチューブバック+フレームバック
・ライト
・バーテープ
・レインウェア

あくまで、個人的な感想やレビューとなっております。
当てはまる方やそうでない事もあるかと。

評価基準として、4つの段階をつけます。
◎想定以上!これは良い!
○期待通り。1軍定着
△うーん、想定よりはイマイチ。別の候補が見つかるまで
✕コレは期待外れ。もう使用しないよ,,,

これにちょっとばかしのコメントを。
それでは行ってみましょう!


スプロケット

シマノ CS-HG500-10 (11-32T)
○期待通り。1軍定着

このご時世、未だ10速です

前提として、未だシマノの10速コンポ(5700系)を使用しているので、あまり選択肢が無いという事もあり、このTIAGRAグレードに。
11速や、今や12速の時代ですから。
10速で頑張られている同胞の参考になれば,,,。

これから参加していくブルべでの、登り対策に32以上のギアが欲しくコイツを選びました。
装着当初は、『重っ』、『32Tってホンマに使うのか?』など散々な事を心の中で呟いておりました。
がしかし、32Tはあった方が良い。

なんせ、登りで休憩出来る。

そこそこの傾斜でも一生懸命踏まなくても登っていけるので、脚を使わなくてよい。
これは、かなりアドバンテージとなります。

後付けですが、良く使うギアの『16-18-20』というギアの歯数が私にとってはベストフィットでした。
CS-HG500-10 (11-32T)の構成は、11-12-14-16-18-20-22-25-28-32T。

10速で良くある構成が、同じ所だと『17-19-21』。
これだと、私個人的には軽すぎるのです。
特に、「”19”が”18”だったらなぁ」と思っていたこともあり、密かに期待しておりました。

スプロケットをこいつに変えてから、巡航速度が無理なく2km/hほど上がりました。

今のところ、デメリットを言えば、クソ重いという事でしょうか。

代わりになるものも探していますが、CS6700のアルテグレードに最大30Tの構成のスプロケットがいます。
平坦メインならこっちですが、わざわざ変更するほどでも無いので、しばらくこのままいくつもりです。


DHバー

プロファイルデザイン T4+アルミ
◎想定以上!これは良い!

とりあえず試したく中古で探したブツでした

結論から言うと、とにかく良かった。
使用しようとしていた想定よりも大きく上回る逸品。

DHバーのメリット面として、
・エアロポジがとれる(向かい風対策、巡航速度が上がる)
・ハンドルを持つポジションが増える(ブラケットを握り続けると手が痺れる)

デメリット面として、
・重くなる。特にハンドルに取り付けるため操作面に影響を及ぼす
・サイコンやライトを取り付ける位置が微妙に

以上の内容が、購入する前から想像できたコトでした。

実際ブルべで使用して、一番実感できた所は、"ハンドルを持つポジションが増える"というコト。
その他のメリット面は勿論ですが、ロングライドでDHバーを装着する恩恵はこれかと。

肘を置くことが出来るというコトが、これだけ「楽できる」ものかと思いもしませんでした。
結果、DHバーに肘を置くとエアロポジになって、巡航速度は上がるか、楽に維持することが出来る。

デメリット面は、確かに重くなることで登りやらは苦労する事も出るでしょうが、肘を置く所が出来るというメリットが上回る。
サイコンなども、マウントバーなどを併用すれば特に問題ありません。

DHバーはよっぽどの山岳ブルべで無い限り、私にとっての必需品となりそうです。


タイヤ

Vittoria Zaffiro Pro V G2.0
△うーん、想定よりはイマイチ。別の候補が見つかるまで

悪くはないという印象。価格の割にはメリットは多いかと

ワイズロードのサマーセールで格安で手に入れた。
この価格でそこまで求めるなと言われればそれまでですが。

こいつの前が、Continentalのウルスポ3だったので比較するには丁度良いかなとコイツに。

前と後ろでローテしながら使うと5,000キロ持ったコイツは伊達じゃない

今回のブルベでも雨が比較的強く降った場面もあったので、ウェットコンディションでの評価も出来ました。

ウルスポ3との比較にもなりますが、路面のギャップやノイズは吸収してくれる感じです。
ウルスポ3はとにかく硬い感じがして、路面ギャップがあると弾いてしまうイメージでした。ハンドルを握る手にも振動がすごく伝わる。
その面からすると、ザフィプロの方がマイルドな感じ(Vittoriaのタイヤはモチモチ感がある)。
快適に長く走るなら、個人的にはVittoriaの方が好きです。

カーブの時のタイヤのゆがみもそれほど柔らかいとも感じませんし、ウェット路面での性能も特に問題無し。「滑る,,,危ない,,,」と感じるコトはありませんでした。
ただ、レース時の様な速度は出しておりません。ウェット路面で、峠の下り坂で55キロ前後で突っ込み、フルブレーキング。速度をキチンと落として曲がり、踏んで加速する。
私が乗る条件では特に危険を感じるコトはありませんでした。

デメリット面は、やはり重いということでしょうか。
データでは、310gですからソコソコあります。
特に、停車状態からの発信ではかなりタルい印象を受けました。モチモチ感からでしょうか、ペダルへの入力を想った以上に上げないと加速しにくい印象。
まあ、この辺は上位モデルに変えていくと解消するでしょう。

次回のタイヤは、VittoriaのRUBINO PRO GRAPHENE2.0にする予定です。

ザフィプロの耐久性は、使い始めた所ですので、追々ココでレビューしていきます。


トップチューブバック+フレームバック

ゴリックス GX-TBUTTER(トップチューブバック)+GX-FBLONG(フレームバック)
△うーん、想定よりはイマイチ。別の候補が見つかるまで

左上GX-TBUTTER(トップチューブバック)+右下GX-FBLONG(フレームバック)

形状や収納性は想定通りでした。
特に細めの形ですので、ペダリングの邪魔だとも感じませんでした。
フレームバックに関して、ドリンクボトルと若干干渉しますが、ボトルの取り出しが億劫だとも感じません。特に問題ない。

何がイマイチかと言われると、『防水性』について。
”防水”という割には、1時間強のザっと降った雨で見事にバック内に浸水しました。
しかも、モノの見事にバック内に水が溜まっていた。

帰宅後、浸水していたのがわかるほど水シミに。

『完全防水』をうたった商品では無かったため、完全には信用しておりませんでした。
この2つのバック内に入れて、水没すると困るもの(予備電源、マイクロSD、ブルべカード、行動予定表)はジップロックに入れていたため、事なきを得ましたが、あそこまでキレイに水が溜まるとは,,,。

バックの底に穴を開けて水抜きエリアを作ってやろうかと思うほど。

これは、個人的にはかなりガッカリでした。
収納性等は特に不満が無いため、また色々探してみて、代打が見つかるまではコイツで。


ライト

OLIGHT RN800
○期待通り。1軍定着

ブルべ前に一度落としたので傷ついてますが,,,

ブルべでの夜間走行対策で色々と探しておりました。
Twitterにて"ばるさん"にアドバイスいただき、OLIGHT RN800を選定。

詳しくは↓を参考にしてください。めっちゃ便利。

ライトのランタイムや、明るさを含め、夜間走行は全く問題なし。
ただ、夜の峠の下り坂では補助ライトなどがあった方がより安全に飛ばせます笑

400km以上のブルべなど、オーバーナイトのライドでは、RN800を2つ装備で対応できると。
充電速度も、TYPE-Cケーブルの急速充電対応です。
価格も良心的。

ただ、一つだけ突っ込みどころが。
純正のホルダーがあまりにもイケてない。
ズレる。ズレるから強く止めるとホルダーが外れる。かつ、調整には六角レンチが必要。

ライト自体がいいだけに。ウーン,,,となるホルダー。

これに関しては、元々ガーミンマウントの形状ですんで、キャットアイのホルダーと互換するパーツやら存在するみたいです。
その辺を次回試してみます。


バーテープ

CYCROGY ROCK N ROLL HANDLEBAR TAPE
◎想定以上!これは良い!

ロッケンロールです。ハイ。テンションぶちアゲ。

選んだ理由。カッコよい。以上。
という不純な理由でした。

見た目が良い。気分が上がるというコトは、メンタルが大きく影響する自転車には大きなアドバンテージなるという持論です。

それは元より、バーテープ自体の厚みがソコソコありクッション性が◎。
そして、雨のコンディションの中、ずぶ濡れになりましたが、バーテープが滑る事はありませんでした。
雨の中の峠の下り坂、ドロップの下ハンドル部分を強く握って操作すると尚更その良さを時間。

カッコよいのに、ここまでイケてるのか!お前は!
値段が高いだけはあるな,,,。

テープの摩耗具合や耐性について、コレからなので追ってレビューを。


 

レインウェア

Marmot ZERO Flow Jacket
◎想定以上!これは良い!

自転車用ではないですが、そのコンパクト性に惚れまして

自転車専用でない、登山用途のレインウェアです。
ブルべにおいて、私がレインウェアに求めるモノ。
・コンパクト
・軽い
・通気性
です。
防水性や透湿性は無論ですが、夏場などは、レインを着るとどうせムレまくりになるので、ファスナーを下ろせばムレは抜ける。

通気性?と言われるかもしれませんが、このレインウェア、画像のポケットを空ければ通気が出来るような構造になっている。
ライド中は前傾姿勢なので、開けているポケットから雨が入ってくることもあまり無い。

また、重量が160g前後と持ち運びにも持ってこいで、非常にコンパクト。
ジャケット自体もペラペラと言っていいほど薄めの設計。

500mlのボトルと比較して。これはバックの中でも邪魔にならない。

耐水性は20,000mm、透湿性は20,000g/m2/24h(B1法)と、雨具としての性能も問題無し。  

デメリットとしては、自転車用の設計では無いので、どうしてもバタつきがある事か。どの雨具でも多少なりとも発生するので仕方ないが,,,。

それにつけてもこの軽量性を考えれば、これからのブルべではマストになってくるアイテム。


以上が、今回投入したアイテム群でした。
これ以外にも色々と想定しているものがあるので、またの機会に!

では、良い自転車ライフを。


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