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GP5000が良すぎて抜け出せない人 iRC ASPITE PRO S-LIGHT 28Cを導入 レビュー

ロードバイクのタイヤは何を使用していますか?

筆者は長い間 コンチネンタル GP5000 25C クリンチャーを使用してきた。過去3回リピートするほどお気に入りだったが、そろそろ他のタイヤを使用してみたく意を決して他ブランドへ浮気してみることにした。

結論として、チューブレスタイヤで有名な日本のタイヤブランド iRC の ASPITE PRO S-LIGHT を導入してみることに。今回は28Cを選択してみた。

ASPITE PRO S-LIGHT 28C


購入したASPITE PRO S-LIGHT 28Cのリンク

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今回は以下について記事を残していく



GP5000から抜け出せなかった理由


ロードバイクのクリンチャータイヤを初めて購入したのは PIRELLI P ZERO VELO 25C、それからVittoria CORSA GRAPHENE 2.0 25Cを使用してきた。

PIRELLI P ZERO VELO 25C
Vittoria CORSA GRAPHENE 2.0

それから様々なタイヤを試していく予定だったが、コンチネンタル GP5000 25Cを使用した後から過去3回もリピートする結果になった。

一度だけ Panaracer AGILEST 25C を導入したが、結局GP5000に戻ってきてしまった。使用してきたタイヤはどれも良い物だったが、筆者の身体にはGP5000が一番合っていると感じ、また戻ってきてしまう状態に。

Panaracer AGILEST 25C
結局GP5000 25Cに戻ってきた
GP5000 25C
これも GP5000 25C

話を聞くと、GP5000愛用者で筆者と同じ経験をしている人が複数名いた。

他のタイヤも試したい気持ちはあるが、同じ金額を出して冒険しても結局安定しているGP5000にまた戻ってきてしまうかもしれないと思い、GP5000からずっと抜け出せずにいた。

使用していたGP5000 2本が交換時期に差し掛かり、何となくX(旧Twitter)でオススメのタイヤを質問をしてみた。その中で教えてもらったiRCが目に止まり、GP5000から乗り換えてみようと思うキッカケとなった。

iRC ASPITE PRO S-LIGHT 28C を選んだ理由は以下に続く。


iRC ASPITE PRO S-LIGHT 28Cを選んだ理由


・予算
包み隠さず言うと、誰でもまずは予算が頭にくるだろう。上でも書いている様に、同じ金額を出して博打をするくらいなら、初めから良いと分かりきっているGP5000を購入したいと考えていた。

今回は購入に至らなかったが個人的に以下も気にはなっていた。

  • PIRELLI P ZERO RACE

  • Michelin POWER CUP

  • SCHWALBE PRO ONE

どれも値段は同じくらい。ASPITEが身体に合わなかったら次の候補に入れている。


iRC ASPITE PRO S-LIGHT 公式ページ


・重量

使用中の GP5000 25C 公式重量は225g、多少重くなっても良いので可能であれば240g以下で探していた。

ASPITE PRO S-LIGHTの公式スペックを見ると、28Cでも220gと超軽量。しかも「チューブレスに迫るクリンチャー」と記載があり、クリンチャー運用をメインとしている筆者にとってかなり良い情報。

25Cの場合は200gと更に軽量になるが、GP5000の重量より大きく下回る重量は求めていないので、今回は28Cを選択することになった。


・TPI
GP5000 330TPI
ASPITE PRO S-LIGHT 180TPI

数字だけ見るとGP5000が柔らかく走行中は快適かもしれない。今回は28Cを選択を前提としたため、25Cの時より空気圧を下げて運用することを視野に入れ、走行中の乗り心地を調整できると根拠無しで考えた。そういうデータとか一切ない。単純に空気圧を下げれば乗り心地が良くなることは経験から分かっているのでそのように判断した。


・トレッド
最大の決め手はこれ

ASPITE PRO 28C

路面と接地するところがスリックタイヤのようになり、カーブで自転車を倒した時に接地するところはギザギザのトレッドが採用されている。

直進はスリックタイヤのように路面の抵抗を最小限に抑え、カーブでは路面に食い付き自転車を安定させることができるタイヤの設計思想ではないかと思った。

このトレッドを見なければ、悩みに悩んでGP5000をリピート、もしくは他ブランドを購入していたかもしれない。

このトレッドパターンは面白そうなので試してみたい気持ちが強く、更に28Cで快適になると予想し、購入を決意した。


開封


開封の様子も写真に収めたので載せていく

パッケージはどの製品もワクワクする
今回は2本とも28Cを購入
公式ページに記載のある情報
Google翻訳おねしゃす
パッケージの上部
こういうの好きです
新品の開封はいつも楽しい
説明書は日本語と英語のみ
ご対面
iRCは赤のブランドイメージが強い
MADE IN JAPAN
求めていたトレッドパターン
2本目も開封した

触ってすぐにわかるがグリップがとてつもなく強く感じる。真ん中はスリックになっているので、自転車を倒すカーブ以外は最小限の路面の抵抗で前に進んでくれることを期待したい。


重量計測


iRC公式 ASPITE PRO S-LIGHT 重量

  • 25C 200g

  • 28C 220g ←購入したタイヤ

  • 30C 245g

バンドを外してタイヤ単体の重量を計ってみた結果

公式から+10g増
公式から+16g増

重量の計測でよく使われる言葉「当たり」ではなく所謂「外れ」を引いたかもしれないが、タイヤの重量はどのブランドもこのくらい差は出るので許容範囲。

個人的に1本20g以下の差で収まってくれるとありがたいと思っている。


取り付けしてみた


GP5000をセットしている状態のホイール

直近の写真
ホイールを外した状態


iRC ASPITE PRO S-LIGHTは難なく取り付けることができた。取り付けに問題はなかったので、以下はセットした状態

因みに今回のホイールは以前記事にした Nepest のMAUI 45というホイール。Nepest MAUI 45 開封レビュー記事

iRC ASPITE PRO S-LIGHT 28Cをホイールへセット
このトレッドパターンがかなり良さそうに見える


自転車へセットしてみた

差し色に赤が入るだけで攻撃的に見える


25C→28Cへタイヤのサイズを変更したが、タイヤのボリュームが少し大きくなっている様に見える。

どうやらタイヤのサイズが変わると外径も変わるらしい。GP5000 25Cと比べて重量は少し増えるが、外径が大きくなることで直進安定性と惰性も効きやすくなるかもしれない。今回28Cのため空気圧を低圧で運用できそうだ。低圧運用だと乗り心地に大きく影響するため、これから試していきたいところ。

余談だが、ホイールが45mmハイトで1275gと超軽量なので筆者にはダメージは多分ない。ないと思いたい。

PROの「O」とNepestの「P」を合わせたんだが
車体に赤色が入るのはCORSA以来
何だかカッコよく見えてきた
このトレッドには期待している


わかりやすく Before After を見てみる

Before:Continental GP5000 25C
After:iRC ASPITE PRO S-LIGHT 28C

赤の差し色が入るだけでイメージがかなり変わる。少しだけレーシーな感じに見えなくもない。それに新しいギアは心が踊る。早くロングで試したいところ。

今までは自転車全体の統一感を重視して、全体のカラーは3色以内に抑えるようにしていたが、久々に車体に赤色が入ったことにより、モチベーションも変わることを実感している。


今回購入したタイヤ iRC ASPITE PRO S-LIGHT 28C


最後に


タイヤ購入で記事を作ろうと考えていなかったが、自転車にセットしてみて気持ちの高鳴りが抑えられなくなり勢いで記事を作った。

勢いって大事。

GP5000 25Cは長く愛用してきたので、ASPITE PRO S-LIGHT 28Cを今後試していくのは楽しみの1つ。

ホイールも試している途中だが普通に良さそうな雰囲気なので、この組合せで試していき後日感想をまとめていきたいと思っています。

今回はここまで。最後まで見ていただきありがとうございました。また次回の記事も見てください。


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