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「モノづくりはゴミづくり」から「コンポスペット」に行き着くまで(前編)


はまやです。こんにちは〜
前回のnoteを読み返してみると、かなり硬い。性格が出てる。
今回のテーマは「少しゆるく書く」ですw

私が始めた「コンポスペット」
食品残をコンポストによって堆肥にして、それをキッチン菜園に使うという、おうちの中で循環させることを楽しむものです。
詳しくは前回のnoteを読んでいただくとして、そもそもなぜコンポスペットに行き着いたのか、それをお話したいと思います。

モノづくりはゴミづくり

わたしはとある大手メーカーのエンジニアです。
コンシューマ向けの開発を担当しています。
昔からモノをつくるというのが好きで、長らく関わってきました。自分のやっている仕事に満足していましたし、モノを通してお客様、社会に貢献していると思っていました。

2019年。その職場で、SDGsの勉強会的な活動があり、自分の仕事とSDGsの関わりを考える、というテーマだったと思います。そのディスカッションの中でたまたま「製品は必ず寿命を迎える」という意見が出たのです。
その時は、だから終わることも考えないといけないね、というありきたりな答えに終わったのですが…そこからモヤモヤモヤモヤ……自分の中で何かが蠢いている。これは何だ?

『自分はモノづくりが好きで、モノづくりに誇り持ってる。お客様にも役に立っている…けど5年後、10年後、これは壊れてゴミになるんじゃないの?
つまり、私は「モノづくり」しながら「ゴミづくり」をしている!
言葉にできるとすごいショックを受けることがありますが、これが私にとっての事件でした。

では、どうすれば良いか? 新規のリサイクルビジネスアイデアを考えてはみるものの、製造会社の自社ではサービス主体のビジネスは厳しい……
行き詰まりを感じました……

コンポストとの出会い

2020年の4月、世間は緊急事態宣言で、なかなか出かけられない状況でした。
会社も在宅勤務。その頃通っていた社会人向け大学院もオンライン。簡単に言うと時間が出来たのです。せっかく出来た時間なのだから、有効活用したい、家での家で何か新しいことを、として選んだのがコンポストでした。

きっかけは、リサイクルビジネスを調べる過程で知った、生活の中でゴミを極力出さないゼロ・ウェイストです。
1年間に出したゴミが1リットル以下という話を知り驚愕し、一体、どういう生活をしているのかと調べてみると、これがすごい。(詳しくは、こちらをご覧ください。)
真似したくても今の私にはきっと無理。でも自分にできることは何だろうと考えた中で出会ったのが、LFCコンポストでした。

LFCコンポスト。バッグ式のコンポストで、ベランダでも手軽に始められるとあります。定期的に続けられる定期便もある。しかし、飽きっぽいわたし…続けられる自信はない。
ということで、1回のお試し便を利用することにしました。

我が家のキッチン・家事全般のルールは、およそ妻が決めています。長い間かけて決まってきたものですが、コンポストを使うとなると新ルールが必要です。機嫌が良さそうな時を狙って
「コンポスト始めたいんだけど…」
おずおず切り出すとOKが出ましたw
ただし、生ごみの管理はわたしが担当することになりました。

最初の失敗

申し込んでしばらくすると、キットが送られてきました。お試しのものは、堆肥が出来上がったらプランターにできるものです。中身はフェルトのような厚手の袋とコンポストの基材、基材を入れる紙袋、そしてプランターにする土、そして植物の種でした。
ちょっとワクワクしながら、袋に紙袋をセットし基材を入れて、さらに土を入れます。しっかりまぜまぜします…
しかし、ここで間違いに気づきます。
土入れたらあかんやんかー!
わたし、そもそも堆肥をどう作るのか理解できていませんでした。単にあるもの入れれば出来るんでしょというくらい。

説明書きをもう一回よく読み、改めて自分の失敗にため息つきながら、どうしたら良いか、問い合わせをしました…(LFCコンポストの良いところはLINEで問い合わせができるのです。)

すると、できるって!
量を減らして投入すれば、問題ないとの答え。
喜んで半分くらいに減らし、コンポストを始めたのです。

(長くなったので続く)

現在「コンポスペット」ではコンポストと家庭菜園に関するアンケートを実施しております。アンケートの回答を元に開発を継続していきます。より良いサービスのため、ご回答をお願い致します。


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