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Co-musubiのことば 10 / 個別の導き

寄り添うって、関心だ。

個別の導き

その子の視点で感じ、その子を見極め、一歩踏み出すまで並走する

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Co-musubiは、子どもたち一人ひとりに関心を持ち、様々な観点から今の状況を感じ取り見極めることで、その子が自信を持って次の一歩を踏み出だせるように関わっていきます。


次にやることを指示するのではなく、その子自身が、その一歩を自分で発見したと感じられるようにすることで、自分自身で成長してきたという実感をもつことができるからです。

Co-musubiでは、すでに把握しているその子の性質や発達段階に加え、その時々の思考プロセスやつまずきを見極められるように質問を重ねていきます。

抽象度が高く緩やかな質問からはじめ、「どうしてそう思ったの?」「これってどういう意味だと思う?」などと徐々にはしごを下ろしていくことで、その子の見ている世界を理解し、思考の絡まりが解けるようなヒントを渡します。


時に、カタリストが話しながら自分の思考プロセスを書き出し、創造的な学びのプロセス例として子どもたちに見せることもあります。


そのような個別対応をすることで、子どもたちは視界が開け、自ら先に進みたいという強い気持ちが生まれ、主体的に学び出します。


【 関連キーワード 】


・点を集めて見極める

・鳥の目、虫の目、魚の目でその子を掴む

・思考プロセスを見る/見せる

・その瞬間における知識量の差に意味を持たない

・その子が分かるところまで質問で梯子を下ろす

・急に跳ぼうと思わず、階段を意識して一歩を上る
・知識の有無によらず、その場で考え、少しでも参加できるようなテーマ
・学ぶきっかけを得るセーフティネット

・What / Why / How

・振り返ったときに気づく成長
・中動態 (他者からのきっかけを得て主体の内部で変化が起きる)

・触発

・木を見て森を見て、土も海も見る



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