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乳製品と小麦粉と珈琲を控えて仮眠を取ったら人生が軽やかになった話

人生を軽やかにするのは意外と簡単なことだった。なんと、小麦と乳製品と珈琲を控えて、仮眠を取るだけである。花粉症でしんどかったので、乳製品と小麦を控えてみたら、かなり楽になり、ついでに珈琲もほぼ辞めて、代わりに仮眠を取ってみたら、人生が軽やかになった。

実は昨年の秋くらいから今年の2月までの半年間くらいずっと体調が悪かった。夏の展示&イベント&移動ラッシュを終えて、どっと疲れが出た後、風邪気味→アレルギー性鼻炎→副鼻腔炎→アレルギー性鼻炎→副鼻腔炎→インフルエンザ→副鼻腔炎→胃腸炎→副鼻腔炎と、ひたすら何かと副鼻腔炎のコンボを繰り返し、微熱と頭痛が続くような日々を送っていたのだ。ちょっと体調が良い時は全然元気なんだけど、元気な時にガンガン動き回ると、また1週間ダウンするみたいな、予定がある日に照準を合わせて体力を温存していく、妊娠中みたい?な体調であった。

副鼻腔炎は抗生剤を出されて飲んでる間は頭痛が止むけど薬を止めるとまた再発して頭痛がする。そんな生活にだんだんと嫌気が差してきた頃、恐怖の花粉症シーズンが始まった。舌下免疫療法とか気になったけど、しんどいのは「今」なのである。こういう時に頼りになるのはやっぱり自然治癒力に違いない!!と、6月にスリランカで受けたアーユルヴェーダの力を、ふと思い出した。

3月には展示会もあるし、会期中に楽しみな会食の予定もたくさん入っている。それまでに絶対元気になりたい!!やれることは全部やろう◎と、半年間ウダウダ寝込んでいた過去の自分と結別すべく、鼻づまりに効くヨガをしてみたり、毎朝タオルで鼻を温めてから鼻うがいをしてみたり、いろんなことを試したけど、一番効いたのは小麦と乳製品と糖分をなるべく控えることであった。これまた、アーユルヴェーダでは食が薬である食養生が大切にされていたなーと考えていた時に、小麦と乳製品を抜くと花粉症が楽になるという話をふと、思い出したのだ。

人間、追い込まれると走馬灯のように、必要な記憶を脳内に浮かび上がらせてくれるものらしい。ビバ!!走馬灯力!!ついでにチョコレートも鼻詰まりには良くないという記事を何かで見かけたので、小麦と乳製品とチョコレートを基本食べないことに決めた。私みたいな呑気な人間は例外がないと続かないので笑、ゆるいルールで運用したのだ。

とはいえ、あんまりゆるいと、いくらでもサボれてしまうから「自分では小麦と乳製品、チョコレートと砂糖をスーパーなどで買わない、外食も自分で店を選ぶ時は小麦を選ばない」ことにした。外に出ているときはお弁当に一個だけ入ってる唐揚げとかまでは気にせずに美味しく頂くし、他者との会食や頂き物、家族の記念日などには、遠慮なく目の前にあるものを美味しく食べる。たまにはチートデイも必要なのである♪でも頂いたお菓子を食べる時は1日1個にする。

乳製品と小麦を控えたら、自然とそれについてくる糖分も減った。そして、びっくりするくらい花粉症の症状が無くなったのだ。薬飲んでも目も耳もかゆい!!熱もでる!頭も痛い!!くらいしんどかったのに、薬飲まなくてもちょっと目に痒みがあるかなー?くらいの軽症に変わってしまった。

食生活を改善して体調が良くなるということは、知識としては知っていた。だけど、今までなんだかんだ花粉症の時期であっても、小麦も乳製品も結局、食べてしまっていた。だけど、今回は展示会までちゃんと続けることができた。1週間経ったあたりから花粉症の症状はかなり軽減し、頭痛が基本的になくなった。これがすごい幸せだった。半年位ずっと微熱と頭痛に苦しんでいたので、薬を飲まずに頭痛もしないっていうのが、もはや奇跡か!って言うくらい心が軽やかになることであった。

やっぱり人間絶望したら、這い上がるしかないんだよね。我慢できるレベルだったら頑張らなかったけど、体調不良の続く半年間がしんど過ぎたから、頑張れてしまった。そして、何より、私は展示会が好き過ぎるのだ。展示会で出会う人々や楽しみな会食を思い浮かべたら、大好きな人たちと楽しい時間を過ごすために体調万全にしておきい!!って、それはもう、もの凄く感じた。

絶望だけだったら這い上がれないかもだけど、楽しみ過ぎる未来のためなら、這い上がるしかない♪もうこれ以上しんどいのは嫌だって言う絶望の闇と、絶対展示会を楽しんでやる!っていう希望の光が両方あって、ようやく食生活の改善と言うことに、取り組むことができたのであった。

ついでに、珈琲を控えていたので、眠くなったら眠ることにもした。ちまちま10−20分くらいの仮眠を取るのである。これもすごく良かった。珈琲を飲んでた時は、もっと刺激が欲しくなって、糖分を欲したり、スマフォでSNSやマンガをダラダラ眺めたり、中毒状態になっていて、そんな自分に気付いて自己嫌悪にもなるんだけど、辞められない、、、という悪循環だったんだよね。それを10−20分の仮眠で解消できたので、使える時間もすごく増えた…驚 展示会中もいつもより睡眠不足だったけど、お客様が途切れた隙にひたすら仮眠を取ることで、元気に1週間過ごせたし、翌週、福岡に戻ってからもダウンしたりせずに、いろいろ起きている娘のケアで動き回ることもできた。

人間ってやればできる生き物なんだね笑 こんな健やかな状態を自分が手に入れられるなんて、体調崩してた半年間というか、むしろ人生を通して、全く思っていなかった。自分でもちょっとびっくりしている。実は2月はメンタル面もいろいろやられていたんだけど、それもいろんなパンドラの蓋を開けまくってトラウマを30個くらい解消しまして、ようやく?心身共に健やかな状態になったみたい。トラウマの話も書きたいんだけど、その話は長くなるのでまた来週…!(割と長くなりそうだから、来週の更新に間に合わなかったら来月中には!!)

余談だけど、展示会中の会食でパスタ食べたら、翌日には耳の中まで痒くなったけど笑、会期中はそうなる気がして、持参してた花粉症の薬を飲んだら楽になった。自然治癒力も大事だけど、医療の力も借りる時は借りるのである。大切なのは自然治癒力ではなくて、心地よく、展示会&会食を楽しむことだったのだから◎

3-5年後に家族で世界に飛び出します、たぶん◎