見出し画像

【飲食店向け】飲食店経営で必要なこと⑥

こんちは!
ヨーロッパ放浪者のレジブログです。


前回までFLコストのFの部分、材料費削減方法について、ご紹介をしてきました。

今回からはFLコストのLの部分、人件費にフォーカスしてご紹介していきます。


人件費とは

人件費は、その時間働かせているスタッフの人数や社員の数によって、計算される費用です。スタッフへの時給分というイメージです。


5席~10席の店舗であれば、最低人数1人~2人で回すことができますが、
店舗が広くなるほど、忙しくなればなるほど、その分働く人員が多く必要となります。

人件費についても、材料費同様に削減をすることで、営業利益を多く生み出すことが可能となります。


しかし、人件費を削減しすぎると労働環境の悪化、従業員のストレス、結果的に辞めるといったところまでいってしまいます。
現在人手不足が深刻化している中で、退職をされるとお店にとっては厳しいものとなります。
またお客様としては、提供されるサービスが低下する可能性があり、クオリティー低下→リピーターが減ることにつながってしまいます。
そこで、必要最低限の人件費を見極めていくことが重要です。


画像1

人件費の削減方法:無駄に従業員を配置しない


一日中忙しい店舗は、そこまで多くはありません。
その為、終日同じ数の従業員を配置して働かせる必要はないのです。
曜日や時間帯によって、アイドルタイムが必ずありますので、
その部分は人員を減らして対応することで、人件費を無駄にかける必要がなくなります。
昨年の同時期の曜日、時間帯別の売り上げを確認したうえで、
最適な人員配置を行うことで人件費の削減を進めることができます。



人件費の削減方法:オペレーションの変更

通常3人で回していたホール業務を2人に減らすことができれば、人件費は下がります。
ただ今までと同じことをしていても人員を減らすことはできません。
そこで、オペレーションの変更を考えましょう。
例)
・ドリンクバーを設けて、お客様自身にドリンクを準備してもらう
・大皿での提供を行う(焼肉屋でいうとお肉盛り合わせ)
ことで、人数を減らすことができるきっかけとなります。

またレジ業務をキャッシュレス化をすることでレジ時間を減らすこと、紙伝票で注文を聞いていたものをハンディーを利用すること、ドリンクバー同様にセルフオーダーでお客さんに注文をしてもらうといったこともオペレーション変更する上で考えられるものです。
このコロナ禍のご時世では人件費と共に、非接触を見込めるためコロナ対策の1つにもなります。

参考になる記事を下部に記しているので、気になる方はご覧ください。

今回は人件費の削減方法をご案内しました。
次回はスマレジを使ってのFLコスト管理や削減方法をご紹介したいと思います。

では、また!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?