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ことばを縦横無尽に紡ぎたい!!!!! エッセイのような:読書会開催レポート

はじめに

ことばを巧に使いたい
ことばを組み合わせ組画にしたい
そんな思いで開いた読書会
早朝5時半に21名が集った。
著者の堤藤成:通称つっつーさんをお招きしての運びとなった。


課題本のタイトルは
『ハッとする言葉の紡ぎ方 コピーライターが教える31の理論』
出版社は祥伝社新書

つっつーさんの出版本は3冊目

読書会が始まる前にボクはこんなことを空想していた。
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ハッとする言葉の紡ぎかたの物語を
息子ケンを主人公にしてを創作してみた。
レポートを読む前に
31の理論を想像しながら読んでほしい。
ー思考をつなぐ言語化の技術ー
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「言葉の奇跡」

ケンは小さな町に住む、ハッとする言葉の紡ぎ手でした。ある日、彼は自らの苦手意識に向き合い、なぜ「言葉を紡ぐこと」に恐れを感じるのかを問い直す冒険に踏み出すことに決めました。

序章: 言葉の散歩に、出かけてみませんか?

ケンは町を歩きながら、言葉が先か思考が先かを問い直す「仮定する理論」に触れ、ゆっくりと過程を味わう「なぜか気になる理論」を学びました。そして、彼は自身の視点がコピーライター目線であることに気づき、「見つめているすべて理論」を胸に秘めながら言葉を紡ぐ旅へ踏み出しました。

第1章: 想いをめぐらす「物語」を防ぐ

彼は異なる立場から物語がどう変わるかを示す「桃太郎理論」に出会いました。そして、瞬間の思いをタイムマシンのように残す「ねるねるね理論」が、彼の心に深い感銘を与えました。父からの突然の手紙、「うまいんだな理論」も、ケンの言葉の可能性を広げました。

第2章: 内面を耕す 志を紡ぐ

内省の旅に出発し、自分のルーツを探る「ちゃんと理論」。イメージの扉を開く「息継ぎ理論」を通じて、ケンは自分の内面を深く耕しました。他者との対話を通じて言葉を紡ぎあう「つまらん理論」や、想像力を助ける「言葉のリレー理論」が、ケンの言葉の表現力を豊かにしました。

第3章: 覚悟を表す 実験を紡ぐ

働くことが覚悟を表すことであることを知り、「未来より先に動け理論」がケンの意志を強くしました。数のゲームを楽しむ「いくつになっても理論」が継続の楽しみを与え、気づきを紙で残す「ロケットも文房具から生まれた理論」が新たなアイデアをもたらしました。そして、人工知能と言葉を紡ぐ「お尻だって洗ってほしい理論」が、技術と感性を結びつけました。

第4章: 社会を潤す 学びを紡ぐ

異文化の理論や多様な個性の紡ぎ方を学び、「海外追放理論」や「みんなに乾杯理論」が、ケンの言葉が社会を潤す手段となりました。言葉の意味の変化を感じ、知見を深める「知識を関係付ける理論」が、ケンの言葉に深みを与え、「ハングリー理論」が固定概念を手放す勇気を与えました。そして、言葉のお守りを持ちつつ、志を問い続ける「難問理論」がケンの旅をさらに深めました。

第5章: 未来をまなざす 企画を紡ぐ

最後に、ケンはアイデアの目的を見つける「その先の日本へ理論」を通じて、未来を切り開くことの重要性に気づきました。制約と向き合いながらも状況に感謝する「飲食店理論」が、ケンの人生に新たな展望をもたらしました。葛藤から愛に至る「愛だろっ 愛理論」が、人間関係の奥深さをケンに教え、30年越しに形になるアイディアもあることを示しました。そして、ケンは言葉を紡ぐと、世界は巡ることを感じました。

ケンの言葉は、彼自身の冒険と成長を映し出すものとなり、
人々の心に響く言葉の奇跡を紡ぎました。
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ここまで、ボクの創作『言葉の奇跡』を読んで頂きありがとうございました。
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今回の開催手順はいつもと少し違う実践形式に力を入れました。

当日の読書会の進行

    ①自己紹介
       ↓↓
    ②ゴール設定
       ↓↓
    ③理論を選ぶ
       ↓↓
④目次を見て、最も気になる理論を読んで見ましょう!
⑤そして、ワークの基礎をやってみる
       ↓↓
⑥本文を読んでワークの背景を理解してみる
       ↓↓
⑦ワークの応用をやってみる
【できるところまでやってみる】
       ↓↓
⑧理論とワークのシェア
       ↓↓
   ⑨著者との一問一答
       ↓↓

各グループの参加目的、対話内容

ワークのシェアはMiroボードを見てね。

一問一答

つっつーさんに丁寧に詳しく答えて頂きました。
Q1 本の構成が5つの章と31個の理論でできていますが
   31個の理論は、あまり考えずに作ったのか 
   導き出してつくったのか?教えてください。
A1 最初は、5個ずつ計25個にしようと思った。
   6章もあったけど分厚い新書になりそうだったのでまるごと削った
   36個の理論になったかも。複数冊購入の方にはプレゼントを準備中 
   公式ラインに登録している方に案内を予定している。
Q2  堤さんがこれからしたいことは?どんなところを目指しているのか?

A2本を書きたいと思っているが、本を書くだけでは終わらせたくない。今後、コミュニティに取り組みたい。夢を語ったり、応援しあったりするドリームシェアリングエコノミーを目指す。

クラウドファンディングは、お金をシェアすること。福岡のイベントの売上は寄付した。イベントも別のものを含み込める。

個人的なメリットと社会的意義がないと、浸透しない。

Q3 だめな言葉とかあれば教えて欲しい「おーいお茶」はよくないと
  ⇒えらそうに感じる
A3 おーいお茶 はもともと缶入り煎茶の名前だった 全然売れない ネーミング変えたらむちゃくちゃ売れた おーいはドラゴン世代は「おーいきんとん」みたいな男女の役割は意識してないと思う

・確かに今の時代にはそぐわないと感じる人もいると思った
はっとしない言葉はたくさんある 全部はっとしてたら疲れるかも 今回は理論と言いながら仮説になった 固まっているものから収録したので、収録してないものははっとしてないかも

・二元論で「はっとする」「はっとしない」ではない 目のことわざいれてみた(最初はいれてなかった)はっとすることわざないかなと探したらあった 見てるは愛情 見てないと愛情が離れているにはっとした
ねるねるね理論も最初はなかった タイムマシン理論だったけど当たり前だなーと
・おーいお茶⇒自分だったらどうかなと思うといいと思います

Q4-1「ハッとする」とはどう作っていくのか?

A4-1もやもや(寄り道)は重要な時間。100発100中でハッとするわけでもはない。

言葉を紡ぐのに大事なのは、言葉のつくり方ではない。自分で全部が全部生み出さなくてもいい。誰かの言ったいいなという言葉などを拾って使うこともある。

「おしりだってあらってほしい」という名コピーも、業者さんとのやりとりをつかった。

Q4-2プロとしていいコピーと悪いコピーはどう判断する?
A4-2(生活者として)自分がハッとするか。相手というと他人事になってしまうかも。
(プロとして)どの世代にも届く言葉で書く。語彙が届ける層に合っているか。

Q5:基礎編で進まない どうやったらこの本を使いこなすことができるのか?自分は散歩じゃなくて富士山に登る感じ ワークの有効な使い方を知りたい
A5:まもなく動画を公式ラインで送る予定 31のワークは一回で完成させるものでもない 人それぞれでよい こんなワークがあったなと頭に入れているだけでもいい
一回頭に入れていくだけでも脳は考えていたりするから。
Q5-2 ワークショップみたいなのもやる予定?
A5-2 2月から予定している それまでは本と動画でしてもらう

Q6藤成の由来は?
A6父も「藤」がついていた。代々「藤」がついていた。
堤 藤成さんのお名前は、故郷・福岡は八女の”黒木の大藤”の藤、そしてお父様、お祖父様の名前にも由来。
『ハッとする言葉の紡ぎ方』69p最後の1行〜70p4行目に 詳しくサラッと記載があります。 名前は生命が吹き込まれている。まさに‼︎ 名前は、 紡がれた言葉の究極のものかも『ハッとする言葉の紡ぎ方』69p最後の1行〜70p4行目に 詳しくサラッと記載があります。 名前は生命が吹き込まれている。まさに‼︎ 名前は、 紡がれた言葉の究極のものかも。

名前も、客観的な由来、親の願い、名字のイメージなどを考えるとよい。

Q7 どんなメガネをかけてますか?
A7 自分は作家のメガネ 本はコピーライターのメガネで書いた。
 今は、本田健さんとか作家のかたの目線を意識している
本田健さんは海外にまで展開している 小説家じゃなくて海外に出る方は限られているの究極のものかも。

Q8言葉を「紡ぐ」の「紡ぐ」にどのような思いがこめられているか?
A8言葉の「つくり方」だと違和感がある。こねくりだした感がある。「書き方」だとハウツーで、人工的な感じがする。
言語化や書いたことがきっかけで人生が進むことを書きたかった。経糸と緯糸で人生を織りなすことを書きたかった。
自分の感覚を大事にするとよい。

堤さん、本当に懇切丁寧に答えて頂きありがとうございました。
感謝で一杯です。

記念撮影

集合写真

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1冊目はおとどしの11月にぱる出版より

この本では読書会を2回メインファシリで開催 
読書会の様子は、下記を クリックしてね ↓↓

2冊目が去年の11月にぱる出版より

次回、読書会のご案内


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