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作り手のもう一つのカオ。パパであること。

「育児と工芸の両立」
これは7年前の子供の誕生から
始まりました。

子供が産まれたら
いったん革細工(当時は趣味)を
やめよう。
やめて
育児に徹しよう。

革細工をすること
趣味を楽しむことは
没頭しなければできないことです。

帰宅してすぐ夕飯も食べず
ひたすら机にかじりつく。
休みの日は一日中革をする。

これが独身時代の
ボクの姿でした。

まだまだ駆け出しで
技術も知識も未熟だった
昔のはなしですが。

常にアタマの中に
構図を浮かべては消し
作ってみては失敗し、の
繰り返しでした。

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

↑ちなみに第2回の受賞式。
 子供とのきずなを約束した日。
 前三重県知事、現衆議院議員の鈴木英敬さんと

これを一度リセット!

この情熱を
「趣味」から「育児」へ
「製作」から「家族」へと
シフトチェンジ。

子供の人格は
やり直しの効かない
こわれものです。

後悔しても
遅いと知りました。

だったら
徹底的に向き合おう。

ということで決めました。
誕生から7年間。
いまでも


①飲み歩かない
②定時に帰る
③土日は家族と過ごす
④忘年会などに呼ばれたら子供も連れていく
 (つまり早く切り上げる)
⑤「パパは忙しい!あっち行ってなさい」は
 絶対に言わない

をやってきました。

これで
子供の人格にどう作用したのかは
まだわかりませんが

とても
自己肯定感の強い
いい子に育ってくれています。

ですが
育児にゴールはありません。

子供が「親」になって
初めて離れてみようかな、と
考えるのは気が長すぎますか?

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

今年、子供が小学校入学。

やっと
革細工に没頭する時間が
出来ました。

まだまだ
「育児と工芸の両立」
向き合うべきテーマですが

以前は「趣味」だった
工芸の道が「仕事」として
進路を変えたことは
自分を評価できることだと
思います。

長々と・・・
思ったことをラーメンのように
ずるずる書きました。

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