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ギリシャに行くならメテオラを目指せ🏃‍♀️💨

日本とは違う国(英語を話す国)に来て思うこと。
「Have a nice day!!」の威力!
ちょっとした挨拶だったり、もう出会わないと思う人に気軽に言ったり、何て使い勝手のいい言葉なんだ!と思う一方で、こんなに人を温かくしてくれる言葉はないよな…と感じる。

旅行中、悲しいことがあった。
でも、「Have a nice day!!」に救われた旅の記憶。

ギリシャ🇬🇷と聞いてまず思い浮かぶもの

それはパルテノン神殿!
あのアクロポリスに行ってみたい!アテネオリンピックをテレビで見た頃からの些細な願いが叶う!
これがギリシャ旅が決まった時の1つの喜びだった。

パルテノン神殿!!!!!!!
スケールでかすぎるパルテノン(常に工事中)
ギリシャヨーグルト🇬🇷

メテオラ…?⛰️カランバカ…?

一緒にギリシャに行こう!と同僚に誘われた時、メテオラってなに?カランバカってどこ?くらいの知識しかなかった。
メテオラについて簡単に説明すると、
「山の上にある修道院」とでも言えば分かりやすいだろうか。昔は24個あった修道院だが、今は6個しか残っていない。しかも現役。
そんな非日常的な、そして魅力的なメテオラ。

8:28アテネ→12:49カランバカ

落書きの技術はどこで学ぶの?


アテネから電車で揺られること4時間。カランバカに到着。着いて頭上を見上げたら、すぐそこはメテオラ。

横断歩道ってどこですか。

この素晴らしい景色に興奮しつつ、スーツケースを置きにホテルへ。今回はアパートメントタイプに宿泊。オーナーもいい人で、素敵な滞在だった。

booking評価9.7だと!!!?
素敵な内装
ベランダからはこの景色

今回は1泊2日の滞在で、初日に3つ、2日目に3つの修道院を回る予定。とりあえず、2日目は休日の修道院を今日は見ておきたい。

歩きでも回れるという事前情報があったが、行きは登りのため、バスを勧められた。
バスは14:30に出発する予定が、14:45になったとバス停のお姉さんに告げられる。
これじゃ16時に閉まる予定の修道院に間に合わない!と思い、急遽タクシーを探す。辺りを1周してみるがなかなか見つからず。時間を見ると14:20…。結局14:45発のバスで行くことに。

バスに乗った途端雷が鳴り出し、大雨が降り出した。バスでよかったーと思う反面、1つの修道院を見たらそのあとは徒歩で回る予定に暗雲が立ち込める。

なんとか雨も止んだ

正に絶壁に建つ修道院。誰がこんな所につくったのか。どのように建てられたのか。謎は深まるばかり。

ここから1時間半で3つの修道院を回った。晴れた景色に感謝しつつ、下り坂に感謝しつつ、なんとか3つを観ることができた。
とても綺麗だが、修道院までの階段はだいぶキツい。これは覚悟が必要。

雲に覆われているが綺麗

3つを回り終え、くたくたの私たち。
時刻は17:00。これから、カランバカの街へ帰るまで歩くのか…。Google先生によると40分かかるらしい。

歩いて帰っていたその時。
ヒッチハイクという手があるではないか…!と突然思いつき、初めてのヒッチハイクに挑戦。

親指を立てて停まってもらおうと試みるも2.3台の車はスルー。そりゃそうだよな…。と思いながら何度もチャレンジ。(ここが自分を褒めてあげたい所)

なんと!
………停まってくれる車が!

息子?2人を乗せておじちゃん。
お「どこに行くんだい?」
私「カランバカ!」
お「いいよ、乗りな!後ろのシートを広げるからさ」
私「えええーー!いいの?」

こんな出会いってほんとにあるんだな。
拙い英語で色々話しつつ、道中の登り坂の多さに驚きつつ(これ絶対徒歩で40分以上かかった)カランバカの中心街で降ろしてもらう。
息子たちにアイスでも買ってあげて!とチップを渡そうとするも、「俺はタクシーじゃないから」と頑なに受け取ってくれないおじちゃん。何ていい人なんだ。

素敵な出会い


別れ際の「Have a nice day!」
おじちゃんのこの一言がどれだけ温かく感じたか。ほんとにありがとう!!

そのまま夕食へ。
カランバカのご飯はとても美味しい。
店員さんも何故か日本語が少し喋れて、安心させられる。

ニホンゴガジョウズ。
ザ、ヨーロッパ。

ヒッチハイクのおじちゃん。タベルナ(ギリシャは居酒屋のことをこう言う)の店員さん。出会った人のおかげで素敵な1日目を終えた。

ライトアップ、メテオラ。

ホテルに戻り、2日目のことを考える。
明日行こうとしている修道院の3つは少し距離が離れている。今日みたいに徒歩では流石に難しそう。
ということで急遽タクシーを頼むことに。
探していたら、Google評価5.0のタクシー🚕
こんなことってあるの?と思いながらもメールしてみる。(行動力!!)

5.0!!!!すごい!!


「明日の9:30からだね!いいよ!任せて!」
という返信。
ほんとに大丈夫か心配しつつもとりあえず寝ることに。

2日目 am9:30

なんと時間ぴったりに待ち合わせ場所に現れたクリス。陽気なギリシャ人。タクシーの中も綺麗で期待が膨らむ。

彼は本当に親切で、丁寧で、それでいてフォトグラファー。
こんなGoogleの評価があったが、正にその通り。

フォトスポットで私たちを降ろしてくれて、写真を撮ってくれて、英語でガイドのように説明してくれて…!
至れり尽くせり。
これは評価5.0の意味が分かるな。と納得した。

みんな!メテオラに行くなら絶対クリスに連絡して欲しい。彼に任せればメテオラ観光は間違いなし!

冒頭でも触れたように、心がズーンと重くなる出来事があった私たちも、メテオラの山々と修道院をぼーーっとみる時間で少し気持ちを取り戻した。
こんなパワースポット6つも回った私たちって最強じゃない!?ってね。

言葉では言い表せないすごさ

クリスが最後に一緒に写真を撮ろう!
と言ってくれて、この思い出は僕の宝物だ!って。
何でいい人なんだ。出会いに感謝とはこのことだ。

別れ際、「今日という日は素晴らしかった。健康に気をつけて素晴らしい旅を続けるんだよ。私たちは友だちだ。」と言ってくれた。(私の脳内翻訳より)

そして最後に彼も、
「Have a nice day」
と言った。
カランバカ、メテオラの全ての出会いに感謝する旅となった。

言葉1つで救われる世界🌍ありがとう。

この行列。メテオラは見るべき。


ギリシャに行くならメテオラを目指せ!!!

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