久しぶりのひとり旅。

ヘルシンキには昔からなぜか憧れがあった。
映画かもめ食堂を見たから？marimekkoが欲しいから？北欧だから？教育先進国と言われているから？色々な要素があると思う。
でも、行ってみなきゃどんな所か分からない。
本当は陽が長い夏の時期に行きたかったが、きっと値段も高いし、人も多いだろう。ということで春の休暇で行ける日程とホテルの値段をにらめっこ。今回はストックホルムも行きたい！ということで探すのに苦労した。
いざ、3月のヘルシンキへLet's Go!

まずはあの映画の地へ

映画「かもめ食堂」
ヘルシンキが舞台の映画。そこに出てくる場所に行けるというのが嬉しかった。まず向かった先は、「かもめ食堂」
映画撮影時とは内装やオーナーも変わっているが、日本人の方が経営されていて、日本からの観光客も多かった。

カレーやラーメンが美味しいという話も聞いていたが、やはりここではおにぎりでしょう！ということで「北欧定食」を頼んだ。なんと鰻はエストニア？（それかリトアニア）から取り寄せてお店で捌いているらしく美味しかった〜。そしてデザートにシナモンロールも。（この旅で何ロール食べるんだ。ってくらい食べ比べしてみたのでそれはまた後で。）

訪れた人のコメントノートみたいなのもあって、面白かった。

marimekko本社へ

これも絶対行きたかった場所。アウトレットも併設されていて、お手頃な価格で服だけでなく食器や布も購入できる。ヘルシンキ中心部からは少し遠いし、駅からも10分くらい歩くけどウキウキが勝つからケンチャナヨ。

中は写真撮ってなかったみたい。Youtubeで色々な人があげてるから見たい人はそちらへ（人任せ）
実はアウトレットよりも感動したのが社員食堂。一般の人も入れて同じ食事を食べることができる。サラダビュッフェと、メインはベジかミートで選べる感じ。デザートもコーヒーもついてて本当に最高。何よりmarimekko本社の人たちがみんなmarimekkoの服着ててかっこよかった（当たり前）食器も全部marimekkoでステキ〜。
近くに住んでいる人も普通に食べに来ていて、隣にどでかい犬を連れた人が来たときはびっくりした。笑顔で「よろしくね」的なこと言われて、笑顔で返すしかなかった。みんな何も気にせず食事を続けてて、こういうところにヨーロッパを感じる。

バルト海に面したサウナへ

ここまで、「ザ！日本から来た観光客！」というルートを辿ったが、いよいよ今回のメインであるサウナへ。
行ったのはこちら↓

レストランも併設されているサウナ。比較的最近できたらしく、中も綺麗。観光客も多かった。色々なサウナがある中でなぜここを選んだか？
「バルト海にドボンできるから」
この一択である。タイトルには「飛び込んでみた」と書いたが、実際そんなことできる状態ではない。なぜなら海が凍っているから…。正確にいうと「恐る恐る浸かった」といった感じ笑
Löyly（ロウリュ）には、３つのサウナがあり
①普通のサウナ（まあ耐えられる）
②スモークサウナ（真っ暗で何も見えない中、かく汗が尋常じゃない）
③バルト海を眺めながらサウナ（景色を楽しめるのは1分だけ）
私は「①→②→③→バルト海」の順番で３セットしてみた。

水着を着てサウナに入るが、熱さにみんなで耐えているうちになぜか知らない人との絆も深まる（笑）「海飛び込んじゃいなよ」「ロウリュしていい？」「彼はストロングだね」「あと10秒がんばれ」など友だち？みたいに話しかけてくる。（ちゃんと訳せているかは不明）

１セット目はバルト海に足までしか浸かることができなかったが、２・３セット目はしっかり首まで浸かった！気持ちよかった〜

バルト海が凍っているのが分かるだろうか（笑）冷たすぎたけど、海に入った後の達成感が最高だった。あと、こっちの人たちはサウナとサウナの合間にビール飲んだり、ビール持ってサウナに入ったり「え！？」と思うくらいサウナに強い。（笑）

予約必須で、2時間の時間制。2時間もサウナ入れるか〜！と思ってたけどあっという間！シャワー室も綺麗だし、ドライヤーもあって、最後はお風呂入った気分で帰ることができた^ ^
併設のレストランでサーモンスープも食べれて大満足！

サウナに入って心も体もスッキリ。一人でサウナに入ってぼーっとするのはメンタル的にもいいのでは？と思った。正直、「整う」という感覚はあまり分からなかったけど、「スッキリ」と「なんか気持ちいい」は体感できた。（これが整う？）
本場で体験できるって貴重で、素敵。

と、長くなってしまったので今回はここまで。旅はつづく。

次回予告！

次回は「シナモンロール食べ歩き記」「ヘルシンキの素敵な建物」「フェリーでストックホルムへ」の３本をお届け！（の予定）

第２弾もぜひぜひ〜！