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医療費控除がよく分からない人のためのマニュアル

確定申告が近づき、資料をまとめている人もいるのではないでしょうか?
まだ1月だからといって油断は禁物です。
ギリギリになって、重要な資料な見当たらないなんてことも。
確定申告では、確定申告でしか控除できないものがいくつかあります。
その一つが医療費控除です。
名前はよく聞くけれど、正直中身はさっぱりという人もいますよね。
ちゃんと説明すると何時間、、、そして理解しづらいんです。
(ちゃんと知りたい方は他の方のnoteや国税庁のHPをご覧ください。)

なので、今回はポイントを押さえて、
とりあえず、ここだけしとけばいいというところをお伝えします。

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医療費控除とは?

医療費控除は、医療にかかった費用を所得税から差し引くことができる仕組みです。
→R5の1年間に払った医療費分、R5分の税金が安くなる。
と考えましょう。
なので、医療費控除した方がお得なんです。


以下に、医療費控除の流れ、申告のやり方を説明します。


医療費控除のポイント

対象となる医療費

国税庁HP

国税庁のHPにはズラーっと、診療費、医薬品代、入院費、手術費、歯科治療費、視力矯正手術、、、など書かれていますが、
要は、病院で払ったお金薬局で払ったお金対象と考えてください。
ほとんどの方はこの2つを押さえればなんとかなります。

その他にも、指圧を受けたり、介護をされたりする方、その他これはどうかなとグレーゾーンに思う方は、税務署に聞かないと分かりません
自分の判断で医療費控除には入れずに、別にして税務署に持っていきましょう。

申告対象者

本人、配偶者、扶養されている親族(直系尊属や同居の兄弟姉妹)が対象です。
→自分の領収書を集めるだけではダメです。対象者分を集めましょう

医療費控除の流れ

1.医療費を集計する
医療機関から受けた領収書や明細書を保管し、一定期間(通常、1年)の医療費をまとめます。

2.控除対象の医療費を確認する
所得税法で定められた医療費の範囲内に該当するか確認します。
→対象者ごとに集計し、合計が10万円以上になるか確認しましょう。
前年の所得金額が200万円未満の人は10万円以下でも対象の可能性があるのでそのまま作業を進めましょう。

3.医療費控除の申告書を取得し必要事項を記入する→提出
所得税の確定申告書(主に確定申告書B)に、医療費控除の項目があるので、それを使用します。領収書や明細書から該当する医療費の金額を入力します。
→税務署で申告もしくは自宅でPCで申告。
分からなければ、税務署職員に確認しながらしましょう。

注意点:

  • 領収書や明細書の保管が大切:確認のためにこれらの証拠が必要です。

  • 範囲外の費用も確認:医療費控除の対象外かもしれませんが、他の控除や特例が適用される場合があります。

医療費控除は税金の節約につながる重要な手段の一つです。
確定申告の際には、正確かつ適切に情報を提供することが大切です。
税務署のホームページや相談窓口を活用して、詳細な情報を入手することもおすすめです。

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