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私のお金の稼ぎ方【前編】

大学生の頃を思い出す。

家賃だけは出してもらっていたが、生活費は自分で出すと親と約束した。
アルバイトを探す。

最初、家の近くの天丼専門店のアルバイトを始めた。
時給800円だったと思う。
夕方16:00~22:00の6時間、1回4800円。これを週3日入っていた。

中学生の家庭教師のアルバイトを知り合いから頼まれた。
時給2000円いただけることに。
19:00~21:00の2時間、1回4000円だ。

この2つでだいたい1ヶ月5~6万になっていたと思う。

夏休み、短期的でも出来るアルバイトを探した。
HP制作会社のテレアポバイトをフロムエーで見つけたと思う(懐かしい)。
当時破格の時給1400円、しかも9:00~18:00。
1回11200円。

リストを渡され上から順番に電話をかける。
「〇〇会社のしみずと言います。HPでお困りの会社様のお手伝いをさせてもらう会社ですが社長様お見えになりますか?」
「社長いませんし、HP大丈夫です、いりません」
こう言われる会社が70%
「結構です」
この一言の会社が20%、何も言わずに切られるのも含む。
「はい、私が社長ですが」
これ、10件かけると1件くらい当たる。

ここからがポイント。
社長と話をしているとアルバイトスタッフは立って電話をするというルールがあった。
「HPの詳しい話を担当よりさせていただきたいのですが、このままお時間10分ほどいただけないでしょうか?」
「いや結構です」
「5分だけでも」
「いや結構です」
これが80%。
「いいよ、でも5分ね」
話を聞いていただけるのが20%、つまり100件電話をして2件、詳しい話を聞いてくれる確率。
詳しい話は社員がしてくれる。
そこまでのつなぎをアルバイトスタッフが行う。
社長と電話が繋がっていると立つ、のはその理由。

話が長くなった。
この仕事は3日限定だったので辞めた。

家庭教師の依頼が再び来た。
今回は大学受験と高校受験をする兄弟だった。
時給も2500円、しかも19:00~23:00の4時間。
姉2時間、弟2時間という時間設定。
これが1回1万、月6日だったので6万円。

この時、天丼屋を辞めた。

家庭教師2件掛け持ちして月8万前後、これで生活していることが多かった。
当時8万もあればだいたい生活は出来た。

以前にも記事にしたが大学3年生のころからカニや魚を売るアルバイトを始める。大学の先輩からの紹介だ。
朝6時半に工場に行き、トラックに乗せられスーパーへ。
品出しをし、開店まで休憩。
10時に開店し19時くらいまで売る。
帰りに残ったサバや鮭をもらう。

1日入って13000円。
時給換算すると1000円くらいだと思うが、結構楽しくて日曜日は毎週入っていたし、土曜日も隔週くらい入っていた。
これで8万くらいになった。

最初の時給2000円の家庭教師を辞め、大学3年生の頃は平日は兄妹の家庭教師、週末はカニ売りで手取り15万くらいだったのかなあ。
なかなかのお金持ち。

4年生になり平日は実習などがあったので週末のカニ売りのバイトのみ。

大学を卒業した後、そのまま大学院へ。
大学院と言っても夜に授業がある程度。
日中に研究をしましょうね、という理由だと思う。

研究熱心は私は学校の意向を完全に無視しアルバイト三昧。
次回へ続く。

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