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“人”を好きになるって、性別も年齢も関係ないということ。

2022/2/5 映画記録no.49「キャロル」

今日は一日休みだったので、映画を見ました。
たくさん見たい映画はあったのですが、洋画な気分だったのでずっと気になっていた「キャロル」を見ることにしました。

主人公2人が素敵すぎて、ため息でした。笑

キャロルは、ブランドヘアに赤いリップ。エレガントさが滲み出てて、テレーズは、黒のヘアバンドにオン眉ボブがとてもキュート。

とにかく、立ち振る舞いが凛としててカッコいい。本編を見ている間、口角を上げながら魅入ってしまいました。


作品について

「ブルージャスミン」のケイト・ブランシェットと「ドラゴン・タトゥーの女」のルーニー・マーラが共演し、1950年代ニューヨークを舞台に女同士の美しい恋を描いた恋愛ドラマ。

「太陽がいっぱい」などで知られるアメリカの女性作家パトリシア・ハイスミスが52年に発表したベストセラー小説「ザ・プライス・オブ・ソルト」を、「エデンより彼方に」のトッド・ヘインズ監督が映画化した。52年、冬。

ジャーナリストを夢見てマンハッタンにやって来たテレーズは、クリスマスシーズンのデパートで玩具販売員のアルバイトをしていた。彼女にはリチャードという恋人がいたが、なかなか結婚に踏み切れずにいる。ある日テレーズは、デパートに娘へのプレゼントを探しに来たエレガントでミステリアスな女性キャロルにひと目で心を奪われてしまう。それ以来、2人は会うようになり、テレーズはキャロルが夫と離婚訴訟中であることを知る。生まれて初めて本当の恋をしていると実感するテレーズは、キャロルから車での小旅行に誘われ、ともに旅立つが……。

テレーズ役のマーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した。


見終わって

ニューヨークを舞台に繰り広げられる、女性同士の恋愛ドラマ。

本編の中で、色んな偏見や価値観に振り回されながらも、愛の炎を切らすことなく温め続け、惹かれあった2人がとても素敵でした。

会話は特にないのに、表情や目線、目の奥に宿る気持ちが溢れ出ていて、すごい女優さんだなぁと思いました。

特に最後のシーン。キャロルを一直線に見つめるテレーズ。そのテレーズに気づき、微笑み返すキャロル。このクライマックスのシーンで2人が幸せになったことが分かり、なんだか嬉しくなりました。

人を愛することに対して、性別や年齢は関係ない。

私は同性愛者ではないので、向こう側から見た景色は分かりませんが、少しずつそういう恋愛観?というものが受け入れられる時代になったこと、もっともっと理解者が増えると良いなぁ、なんてことを思いました。

みんなが、好きな人と一緒にいられる素敵な世界になりますように。


おりょう☺︎

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