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スペインの3都市に滞在して

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コンヴァロールの増井秀法です。
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スポーツビジネスやパデルなどのスペイン関連の留学事業を中心に活動しています。また、留学事業以外もスポーツビジネスなどのスポーツ関連、スペイン関連など活動しております。興味などありましたらホームページをご覧ください。

さて私はスペインに計2年間滞在していました。滞在した街は首都のマドリード、第二の都市バルセロナ、第三の都市バレンシアとスペインで大きな都市に滞在。その三都市について実際に滞在して感じたことなど、今回は書いていきます。

2012年9月から2013年3月の6カ月間、マドリードに滞在。
初めての海外滞在と、当時はスペイン語が全く話せなかったので、戸惑いの連続でした。
マドリードでの滞在場所は、通っていた語学学校の寮。その寮はマドリード中心地のど真ん中にあるソル広場のすぐ近く。日本に例えると、東京の日本橋。日本で普通、日本橋周辺に住んでしている人はほとんどいないと思いますし、もし住まれていても、スーパーなどが無く生活するには不便だと感じます。
マドリードは確かに週末は多くの買い物客で賑わい、そんな中に住むことに違和感がありましたが、スーパーマーケットが中心地にあったり、生活するにはそこまで不便ではありませんでした。
また、スペインの地図をご覧になればわかりますが、マドリードはポルトガルを含め、イベリア半島のど真ん中。標高も約600mと朝晩の冷え込みは厳しいです。しかし、イベリア半島の真ん中のため、スペインやポルトガルの各都市への移動には便利です。
物価はスペインの首都の為、スペイン屈指の高さですが、東京と比べると安いです。

2013年3月から2013年6月の3か月間はバレンシアに滞在。
バレンシアは人口約80万人で、マドリード、バルセロナに次ぐ三番目に多い都市。スペイン第三の都市と言われていますが、観光名所と言ったら思いつきません。
バレンシア滞在していた時、同じ語学学校に通っていた日本人の方が「バレンシアから火祭りとパエリアを取り上げたら、何もなくなるよね」と言ってました。本当にそんな街です。
しかし、3月19日の夜にクライマックスを迎えるスペイン三大祭りの一つ「火祭り」は圧巻の祭り。

火祭り期間中、街の至る所にある人形ファジャ
3月19日の夜にファジャが燃やされます

火祭り期間中は終日、爆竹が鳴りお祭り騒ぎ。そしてクライマックスの3月19日の夜、街中にある人形「ファジャ」が燃やされるます。そんな終日お祭り状態の翌日、街は一気に平然となります。
バレンシアは観光名所がない為、観光客も火祭り期間以外は少なく、週末も静かです。サッカーはバレンシアCFやレバンテと2つのクラブがあり、またバレンシアから電車で約1時間30分、ビジャレアルもあります。
物価はスペインの二大都市より明らかに安いし、パエリア発祥の地なので、安く本番のパエリアが食べられます。

2017年4月から2018年7月の1年3カ月はバルセロナに滞在。
皆さんがご存知の通り、バルセロナはサグラダファミリア中心に街全体が観光名所。世界各国から多くの観光客が訪れます。

その影響なのか、物価はスペインの中で屈指の高さで、場合によっては首都のマドリードよりも高いです。
また、バルセロナに滞在されている日本人が多く、特にサッカー関連で滞在している方が多かったです。語学学校の先生や、サッカープレーヤーで語学学校のクラスメイトだったイラン人(多分)が「何故、バルセロナには、サッカーで来ている日本人はこんなに多いの?」と質問されました。サッカー関連の人脈つくりとしては、最適ですが、街中にはスペイン語でなくカタルーニャ語が話されていて(もちろんスペイン語は通じます)、スペイン語を学ぶにはオススメ出来ません。
FCバルセロナやガウディなどの建築が大好きなら最高の街です。

私がスペインに滞在していた時、身に危険を感じたことはありませんが、バルセロナ滞在中2017年8月、バルセロナ中心地で大きなテロが起きました。決して治安は悪くないですが、日本と比べないで下さい。
そして、テロや治安より”スリ”には気を付けて下さい。特にマドリードとバルセロナ。メトロや街中の人混みは細心の注意を払って下さい。

最後に私の意見となりますが、長期滞在するならバレンシアが一番快適でした。しかし、スペイン滞在する目的が皆さんにあると思います。その目的に合った滞在都市の相談など、コンヴァロールの増井まで気軽にお問い合わせ下さい。


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