カンバセーション・ピース

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【ライティング承ります】 ”伝わる”文章であなたに合ったお客様を呼び寄せます

はじめまして、「カンバセーション・ピース」イノウエエミです。 プロフィールや商品・事業PRにもなるインタビューをはじめ、 さまざまなライティングでお仕事や活動のお手伝いをしています。 自分で書く時間がない方、おまかせください。 ”伝わる” 文章であなたに合ったお客様を呼び寄せます。 ◆こんな方におすすめです・忙しくて書く時間が捻出できない ・話せるけど書くのは苦手 / 話すのも書くのも苦手 ・何をどうPRすればよいかわからない ・ライターにライティングを頼んだことがない ・

    • 【個人インタビューのご依頼承ります】思いや経験を話して記録してみませんか

      「カンバセーション・ピース」インタビュアー&ライターのイノウエエミです。 カンバセーション・ピースでは、非・商用のお客様にも多数ご利用いただいています! 人の思いはふだん、ぼんやり、ふわふわしているもの。 言葉にすることで輪郭があらわれ、理解や次のアクションにつながります。 活用の用途はさまざまです。ヒアリング&ライティングをどうぞお役立てください。 ● ご利用例 ~言葉にすると見えてくる 私の世界 私と世界・自分を知って、活かす。前を向くためのリフレクション(振り返り)

      • 【「虎に翼」メモ】第1週「女賢しくて牛売り損なう?」

        「朝ドラも10年以上見たし(半分近くは挫折してるけど(笑))、そろそろ引退かな~」と思ってるときにまたおもしろい作品があらわれますよね。 こんなにつかまれた朝ドラ第一週は久しぶり!  伊藤沙莉の寅子めちゃキュート。 男と女、女同士の溝を描くが、安易に分断として描かないのが素敵である一方、ハレーションの極小化で食い足りなくならないよう願ってます! 以下、大きく2つにわけて。 ①日本の女性初の弁護士になる(んだよね?たぶん)という人を描くとき、女性差別を描くことから逃げて

        • 「光る君へ」メモ 第5回「告白」通い合う心、成就しない恋、同じ罪を背負う共犯者。

          おもしろいねー! よくできていて感心する。以前も書いたけど、私はこのドラマを「まひろと道長の愛憎にまみれた婚外関係(笑)」を軸に見ているから、ふたりの関係性を描くために初回からコツコツと頑丈な基礎工事がされているのがうれしい。 でも、平安時代の婚姻システムに慣れていない視聴者の方は飲み込めたのかな?(と書くと、私が平安時代の婚姻システムに慣れてるようで変だが) 道長は、まひろが自分の素性を知って、身分差にびっくりして倒れたと思ったんだね。それからしばらくうわの空だったのは

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          「光る君へ」メモ 第3回「謎の男」恵まれた人間の残酷さをきちんと描いてる

          大河ドラマの序盤は登場人物が少しずつお目見えするのが楽しいですね。 ・藤原公任役に町田啓太。水も滴る美公達ー!キャスティング担当者さん、解釈一致です! ・藤原斉信役には、はんにゃ金田。これはサマーウィカ清少納言との絡みを念頭においたキャスティングですね? 藤原行成には渡辺大知。能書家ということしか知らないが、どんなキャラなのかな? ・ロバート秋山の実資、芝居に異様な安定感がある。ちゃんとそこそこ能吏に見えるのがよい。そして、権力者を茶化しきるコントやってたのは「謎の男」

          「光る君へ」メモ 第3回「謎の男」恵まれた人間の残酷さをきちんと描いてる

          「光る君へ」メモ 第2回「めぐりあい」 男のように笑う下積み時代の紫式部

          なるほど、代筆屋ねー。ちょっとチープだけどおもしろい設定だな。 いくら文学好きといってもサブスクどころか印刷技術もない時代に読める物語の数はたかが知れているし、貧しいとはいえ曲がりなりにも貴族の娘、出会える人も限られる。 長大な源氏物語を読むと「多種多様な登場人物たちの行動や心理、そして和歌までを、(多分)たった一人で見事に描き分ける能力はどこから?」という疑問がわくんだよね。 その疑問に対して、今作では「紫式部は若いころ代筆稼業をやっていて、いろんな人の話を聞き、それぞ

          「光る君へ」メモ 第2回「めぐりあい」 男のように笑う下積み時代の紫式部

          「光る君へ」メモ 第1回「約束の月」不正義や理不尽に怒れる女主人公

          個人的にこのドラマへの最大の期待はまひろ(紫式部=吉高由里子)と三郎(藤原道長=柄本佑)の婚外関係(笑)なので、ふたりの出会いのエピソードが自分好みで満足しました。 まず、三郎に「女なのに何で漢詩がわかるんだ?」とたずねられ、「帝の血を引く姫だから」と息をするように嘘をつくまひろ。 「母上は帝のご寵愛を受けたけど身分が低いから宮中を追われて‥‥」って源氏物語の原型始まった(笑) “バカ”という語も大衆化されていない時代。史記からの講釈、おもしろかったですね。父に読んでもら

          「光る君へ」メモ 第1回「約束の月」不正義や理不尽に怒れる女主人公

          堀江敏幸『雪沼とその周辺』ものは壊れる、人は死ぬ。だから文学がある

          短編集。静かで少しいびつで、エモーショナルとは程遠い雰囲気だけれど、ところどころ、言葉にならない感情に襲われて涙したり、ページから顔を上げて深い息を吐いたりした。 山あいの町、雪沼。町営のスキー場のほかには、外から来て足を止める人もないような小さな町で、それも今では流行のピークを過ぎていることが示唆される。 それぞれの物語の主人公は、年を重ねて体のあちこちにガタが来ていたり、パッとしない中華食堂を営んでいたり、とびぬけて背が低いことをコンプレックスにしていたり。彼らはそれ

          堀江敏幸『雪沼とその周辺』ものは壊れる、人は死ぬ。だから文学がある

          「不適切にもほどがある」1~2話 「時代はずいぶん変わったけれど、人間は案外変わらない」のだろうが‥‥

          まーね、「昭和か、令和か」みたいな二項対立じゃないよね。 正直まだ乗り切れてないんだけど、2話まで見て思ったのは「38年で時代はずいぶん変わったけれど、人間は案外変わらない」というのがこの作品の根っこにあるんだろうなと。 大切な写真や記録をスマホで見せる現代人に、「全部その中に入ってるんだね。失くしたら大変だ」と言う小川(阿部サダヲ)が、実は自分も、昔の写真やら手紙やら子どものへその緒やら、大切なものを巾着袋に入れて持ち歩いているように。 言葉遣いも素行もひどく粗雑な純子が

          「不適切にもほどがある」1~2話 「時代はずいぶん変わったけれど、人間は案外変わらない」のだろうが‥‥

          インタビュアー note ⑤ インタビューが「暴く」になってはいけない

          2014年春、友人ちひろちゃんと一緒に趣味の企画「ママじゃない私、ポートレート」を立ち上げたわたくし。 小さい子を子育て中のママに、「今日は子どもの話じゃなくて、あなた自身の話を聞かせてください。あなた一人の写真を撮りましょう。記事にして、webに掲載させてください」というものです。 最初は昔からの友人たちに頼んで記事を作らせてもらい、次はいよいよ、最近知り合った人や、ほとんど初対面の方のインタビューすることになりました。 いや~緊張ですよね。当時は完全に趣味の企画で、対

          インタビュアー note ⑤ インタビューが「暴く」になってはいけない

          『大奥』よしながふみ 14~17巻「きっとどの将軍も、ひとりひとり精一杯生きて、悲しみ苦しみとともに、喜びも味わったはず」

          江戸時代を男女逆転(+α)で描く『大奥』、徳川の歴代将軍の中でもとりわけ好きなのが13代家定と14代家茂だ(どちらも女性だよ)。作中、天璋院(男性ね)が「どちらも王者の器」と述懐するような、優れた将軍として造型されている。 家定は苦難に折れず独学を重ねる勤勉さと家臣の人品骨柄を見抜く才があり、さらに優秀な部下に権限を与えて責任をとる胆力をもっていた。 家茂に至っては、素直で誠実な性分があらゆる身分・立場の者に愛され、弱冠十代ながら驚くほど聡明。危急の折の判断・行動がすばらし

          『大奥』よしながふみ 14~17巻「きっとどの将軍も、ひとりひとり精一杯生きて、悲しみ苦しみとともに、喜びも味わったはず」

          「SHUT UP」8話(最終回)黙らない、その先へ

          ラスト2話しか見ていない人の感想です。うむ、のドラマにはこの最終回で良いんだろうなと。 同意のない性行為を繰り返していた大学生 悠馬たちのパーティに突撃し、ナイフで脅して、やってきたこと洗いざらいを白状させようとしていた主人公たち。結局、前日になって、悠馬との性行為で妊娠・中絶した恵が「相手を懲らしめたいわけじゃない。自分がしたのがどういうことなのか、わかってほしいだけ」と言ったため、計画は変更。 悠馬の直接の被害者“ではない”主人公ともう一人の女性(悠馬の恋人だったらし

          「SHUT UP」8話(最終回)黙らない、その先へ

          「SHUT UP」7話 若い女性の性被害や貧困を主題に、当事者の目線から語られるドラマ

          (2024.1.23) 界隈の評判を聞いて気になったので最新回を見てみた。松本人志の「女性上納パーティ」との共通点も多い。 偏差値の高い有名大学に通う男子学生たちは、サークルの中から女子を見つくろって、しばしば個室飲み会をおこなっている。そこに来るのは商社やメディア系で働く男性たち。卒業後の人脈づくりの一環だ。 対照的に、主人公たち女子は、別の大学(どうやら偏差値が低い大学らしい)に通っていて経済的にも厳しい環境にあり、学生寮で暮らしている。 そのパーティでは女の子たちが

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          超個人的コンテンツアワード2023~「あたらしいテレビ」にならって

          NHKで毎年新年に放送する「あたらしいテレビ」では、各界の著名人やクリエイターが前年に見て印象的だった映像コンテンツ10選を挙げます。私も作ってみましたー。 基本的に2023年のコンテンツから選びましたが、世は配信やサブスクの時代。番組にならって、それ以前にリリースされたものも一部混じっています。 ●「슈취타」 「シュチタ」と読みます。BTSのシュガがホストをつとめる対談コンテンツ(公式YouTubeチャンネルから配信)。 もともと、メンバーを招いてそれぞれのソロ活動につ

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          2023年紅白歌合戦(後半)個人の感想です!長いです

          視聴率は下がったとのことですが、NHKから出ている公式YouTube 本番動画の視聴回数は、YOASOBIを中心に前年同日比で大きく上回っているようです。 それでは、以下わたしの感想です、乱文&長文です! ●Mrs. GREEN APPLE 今年いろんな音楽番組で彼らのいろんな歌を聴く機会があった。意識的に追ったりタイアップのコンテンツを見ているわけじゃなくても、知っている曲ばかり。「ダンスホール」、2023年を振り返るとき、のちのちまでピックアップされる曲でしょう。「足

          2023年紅白歌合戦(後半)個人の感想です!長いです

          2023年紅白歌合戦(前半) 個人の感想です

          なぜか私のライフワークになっている紅白歌合戦のログです。いつもながら個人の感想なのでご笑覧いただけると。 司会は橋本環奈、有吉弘行、浜辺美波、そして高瀬アナの4人で、司会は紅白に分かれてないんだよね、2~3年前からこうなってます。アーティストは建前上紅白に分かれてはいるものの、「相争う」という形はほぼ消滅。 基本的なシナリオは、若い橋本・浜辺が二人して、おじさんに流行りの音楽を教えてあげる、有吉おじさんは「なるほどなるほど」とひたすら感心するというもの。 無難だけど妥当だっ

          2023年紅白歌合戦(前半) 個人の感想です