僕が一番好きな歌は、ひとつだけ

こんばんは。

最近、平成ソング特集とかがテレビで放送されていると聞きます。SNSでも平成の名曲と言えばコレ!みたいなのをよく見ます。

僕のSNSを見ている方だとわかるかもしれないんですが、僕の音楽の趣味は安定していません笑。

エルレが好きだったり、ガゼットが好きだったり、突然エビ中を聴きだしたり、スーパーユーロビートを垂れ流しにしているときもあります。度々Youtubeのリンクを貼り、「この曲はいい!」とか発言していたりするので、信ぴょう性は薄いのかもしれませんが、まあ聞いてください。

僕の一番好きな歌は、だいぶ前からずーーっと同じです。本当に。

で、その曲というのは、矢野顕子×忌野清志郎による「ひとつだけ 」です。もともとは矢野顕子さんの「ごはんができたよ」(1980)のアルバム曲でしたが、2006年に発売された自身のセルフカバーアルバムである「はじめてのやのあきこ」で、忌野清志郎さんとデュエットを組んでアレンジされた曲になります。

自分の好きな曲を語るとき、理由を求めたり、説明をすることは野暮だなと思っています。分析や批評を目的に文章を書いている場合、そして、ただただ好きな理由を語りたいときはまた別なんですが。

今回書いているのは分析や批評ではないので、やたらめったらな説明はしまないつもりです。しないつもりでいますが、書くだろうなと思います。だって、好きだし。

僕は本当に「ひとつだけ」という歌が好きです。酔っぱらっているときに聞くといつも泣いてしまいます(たまにシラフでも泣きます)。というかさっきまで泣いてました。

正直、矢野顕子さんのメロディセンスに関して説明は必要ないと思うんですよ。本当に音が心地よい。

で、僕が「ひとつだけ」で一番好きなのは、歌詞です(とはいえ、歌詞を聞かせるメロディでもあるので、ある意味メロディの良さから派生するものなのかもしれない)。

日常にある、ちょっとした贅沢よりも、あなたの心の扉を開く鍵が欲しい。日常にはちょっとした楽しみがたくさんあるけど、一番楽しいのは、あなたの夢をあなたの口から聞くこと

これが、サビ以外の歌詞の概要です(僕が簡単にまとめたもので、歌詞じゃないです)。この時点で僕はだいぶ泣きそうになるんですが、そういった前置きからのサビが、メロディといい、歌詞といい、すごくいいんです。キヨシローと、アッコちゃんで重なる歌声が、いいんです。

―離れている時でも わたしのこと 忘れないでいてほしいの ねぇお願い
悲しい気分の時も わたしのこと すぐに呼びだしてほしいの ねぇお願い―

これがサビの歌詞になるんですけど、本当に最高じゃないですか?僕が酔っぱらっているだけですかね。

ちなみに僕が一番好きな歌詞は、このサビの部分ともう一つあります。

―欲しいものは ただひとつだけ あなたの心の 白い扉 ひらく鍵―

これです。あまのじゃくで、ひねくれものの僕がこの歌詞を、あのメロディで聞いてしまうと、泣いてしまうんです。僕の持っていた心の壁を、優しく壊されてしまうんです。これでいつも泣いてしまう。辛い気持ちの時は、より。

なんだマジでこの歌。聞いてください。騙されたと思って。

最後に、この歌の歌詞を貼って終わります。本当にいい歌だなと思います。誰か、一緒に泣いてくれませんか。それでは。


欲しいものは たくさんあるの きらめく星くずの指輪 寄せる波で 組み立てた椅子 世界中の花 集めつくる オーデコロン  けれども今気がついたこと とっても大切なこと 欲しいものは ただひとつだけ あなたの心の 白い扉 ひらく鍵  離れている時でも わたしのこと 忘れないでいてほしいの ねぇ おねがい 悲しい気分の時も わたしのこと すぐに 呼びだしてほしいの ねぇ おねがい 楽しいことは ほかにもある 満月の下のパーティー テニスコートを 駆けまわる 選びぬいたもの 集めつくる 中華料理 けれども今 気がついたこと とっても大切なこと 一番楽しいことは あなたの口から あなたの夢 きくこと oh…  離れている時でも わたしのこと 忘れないでいてほしいの ねぇ おねがい 悲しい気分の時も わたしのこと すぐに 呼びだしてほしいの ねぇ おねがい



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