書くための読書⑥ 『流浪の月』
誰にも理解されることがない真実。
罪を犯して社会に晒されたものは、まるで顔面に刻印をされたかのように一生それが付き纏うものなんだな。かさぶたを抉り取られるようなエグい感じが伝わってくる。
話題になっているからという理由で、普段は買わないような本を手に取ってみたけれど、私が小説の中に登場して、彼女らを助けたいと思ってしまうくらい心揺さぶられる作品でした。
⭐️小説を書くために勉強になったこと⭐️
キャラクターがしっかり作り込まれていた。それぞれのキャラが何か起こす時に、他のキ