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離れていく人たち

ビジネスの付き合いなんて、ドライでいいのかもしれない。
必要なメールじゃなければ別に返さなくてもいい。
だからって報告した内容について、分かりましたくらい返してほしい。
会社で密かに好意を寄せている人がいたけれど、業務内容について報告したらスルーだった。
わざわざ個人的にチャットしてくんなよ、それが彼の本心だろう。
色んなことが空回りしてて、仕事のことで落ち込んでいる友達を心配したら軽く流された。
家族からも久しく連絡はない。
私が元気でいるかなんてどうでもいいらしい。
誰も彼も心配してくれない…そんな風にワガママに思う時、本当に自分は青臭くて子どもだなって思う。
今現時点で見たところ、私の人生は終わってる。
仕事帰りに「お疲れ様です」と声掛けたらちゃんと目を見て挨拶してくれる同僚を見て、ああ私は生かされているななんて感心してしまうほど。
一人きりの生活は自由であり、寂しくもある。だからって夫のところには戻りたくない。
残業しなければ月給はこんなに安いんだね。贅沢してないのに毎月足が出てる。いつか、仕事が一人前にできるようになったら副業をしてみたいなんて元気な時は思ったりするけれど、いつになることやら。
英語の勉強は朝5時半に起きて一時間、帰ってきて二時間毎日やってるのに全然上達しない。
「できない自分との向き合い方」を考えていかなきゃいけないな。
この先に何があるのか考えると気が遠くなる。
向いてない仕事をして、ただ笑顔を振りまいて雑用は率先してやって、そうしてやっとのこと会社にしがみついて生きてる。
しょうがないね、あの人ねってそう思われてるんでしょう。
心の真ん中にぽっかり空いた空洞が私に生きる意味を問うてくる。
突然何かがプツッと切れたように泣き出してしまったらどうしよう。そんな風に思う時がある。
それは仕事中なのかもしれないし、英会話をしている時なのかもしれないし、電車に乗っている時かもしれない。あるいは家族といる時なのかもしれない。
そしたら何て言い訳をしたらいいだろう。上手い言葉が思い付かないよ。考えてる間に明日がきて、すぐ土日になって一人きりの土曜日と30分ほどの英会話の日曜日がくる。当たり前のように来週の月曜日だって来る。
私はどこまで強く居れるだろう。いつまで光を灯して居られるだろう。

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