かなり体調は回復してきたが、喉のイガイガと咳と痰が残っている。今週末には完全復活したい。

コテンラジオを引き続き視聴。鎌倉幕府と室町幕府の違いは、前者は専制政治、後者は専制政治と合議制の繰り返しという指摘は興味深い。また京都の守護と現地の守護代の関係も、それまでの日本史の権力と権威の分離が働いていて面白い。

応仁の乱の真相はさておき、京都がボロボロになって、幕政が不安定になったことから、各地で下剋上の萌芽が見え始めるようになったというのは分かりやすい。そこから誰でも知っているような有名大名たちが、それぞれ守護だったのか、守護代だったのか、国人だったのかの紹介パートは面白い。特に斎藤道三と北条早雲は「そのいずれでもない」という指摘は興味深い。斎藤道三は（おそらくフィクションだらけだろうが）『 国盗り物語 』でうっすらと色々なエピソードを覚えているし、北条早雲は去年の『 歴史探偵 』で扱われていたかな。

今回の話を踏まえていれば、江戸幕府の成り立ちが分かりやすくなる気がする。