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あがり症は克服できる?

私があがり症を自覚し、人前できちんと話(スピーチ)が出来るようになりたいと思ってから今現在に至るまで、いろいろな手段を経験し感じたことをご紹介します。

結論から申し上げますと、あがり症は治っておりません。

なんだ、治らないのか..とがっかりされたと思いますが、

現状より少しでも成長したいとお考えなら、一歩でも前進する方法はあります。

私が実際に試して効果があったと感じた事は、

1.発言する機会を増やす

2.本を読む

3.動画で学ぶ

1.について、私は市区町村などで開催されている、話し方のサークルに参加しました。同じような思いで参加されている方ばかりなので、気楽に参加出来ます。こう言う環境だと少しくらい恥をかいても皆さん同じようなレベルなので笑われることはありません。大丈夫です。この様な場で練習しましょう。自分が発言する機会を増やす事で、「今日はここが良かったな、逆にあそこが悪かったな」と気づきが生まれます。これが自分を成長させる経験となり蓄積されるのでおすすめです。

2.について、あがり症に関する書物を読むと著者が「私も昔はあがり症でした」という方が多いです。鳥谷朝代さん、新田祥子さん等の書籍は、やはり同じような境遇を味わった著者の文章は共感できる部分も多いと思いますので参考になると思います。

3.については、最近は動画で多く配信されているのでこれもおすすめです。あがり症は心理学とも関りがあるので、DaiGoさんの動画は参考になると思います。(緊張すると言う事は、人間誰にでもある自然な防御反応でこれを自分で受け止めて認める事など、心理学的知見から詳しく解説してくれています。)

上述のことを続けて来た結果、現時点で私がたどり着いた実感として、

あがり症を感じる原因は、「自意識過剰」が一番大きいかなと思います。

緊張するシチュエーションに至った場合、意識が自分に向ってしまっている。

例えば「自分の順番が迫ってきたな」」「心臓がバクバクするな」「「みんなが自分に注目しているな」「うまくスピーチ出来るかな」「失敗したら恥ずかしいな」などなど….

この考えを、「聞いている人にこの思いを伝えたいな」「聞いている人はこのことを知りたいんだろな」「資料や話す内容はこれで大丈夫かな」など、相手を主体に考える、あるいは「この人たちどうせ自分の話は聞いてないよな」と考えると気持ちが軽くなります。

内へ内へ向かってる意識を、外へ外へと向けるように意識して、自分の気持ちや感情に捉われないように心がけると意外と過大に緊張せずに話せたことが多かったなと思います。

以上、私の経験からあがり症を克服出来ずとも、現状より一歩でも前進する方法をお伝えしました。

1ミリでもお役に立てれば幸いです。​








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