書けなくなった
わからなくなった。
何がしたいとか、何がほしいとか、あまり、考えないほうだった。
こだわりがないわけじゃない。
けれど、こだわるよりも暮らしていくことが優先されて、長い時間を経た結果、捨てたつもりはないが、こだわりが削げていったように思う。
そして、気づくと、かろうじて暮らしているようである。
計画性が乏しいから、なのか?
それを考えると、計画性がないからこそ楽しいと思えるものがある。
かつて、プロットもなにもなくて、ただ思いついたままに文章が起こせたことが懐かしく思う。
良い文章だったかは、まったく別だが。
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