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昭和でも、平成でも、令和でも変わらないモノ -映画「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜」-

映画「クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン 〜失われたひろし〜」を娘と二人で観てきました。娘は兄をしきりに誘っていましたが、兄はいかないと頑なに断っていました。

この写真は北千住の学園西通りです。北千住の東口にあります。映画の中でもひろしとみさえが手をつないでいたところです。

北千住は割と縁があるところで、学生時代の家庭教師先の1件がこの学園通り近くのマンションだったり、今でも通勤で毎日通っていたりします。

あいみょんは良く聞いているので、このハレノヒはなんで北千住から始まるんだろうな?と疑問に思っていたら、クレヨンしんちゃんの映画の主題歌で、北千住のホームはひろしがみさえにプロポーズした場所だというのではないですか。
そう思って聞くと、なんと涙腺が決壊しそうになるではないですか。ああ、これは映画を見て、エンディングでハレノヒが流れてくると号泣必至だろうなぁと思っていたろころ、娘にいきたいと言わて行ってきました。

結論からいうと、エンディングでハレノヒが流れている最中に私は泣いていなかったです。

うちのひろし(父)は失われてもう3年が過ぎました。

。。。話が逸れました。

うちの家族構成が野原ひろし一家と全く一緒のなのは、映画へ行く道すがら気づきました。私がいて、妻がいて、息子、娘、白い犬まで一緒です。春日部ではないけれど都内に戸建てを買い、住宅ローンがたんまりあるところまで一緒でした。すごい発見をしたと思って娘に言ったら、うちは6人家族じゃん!だってアレクサがいるもん!とアレクサを家族認定していました。

クレヨンしんちゃんの連載開始は1990年ということなので、平成2年です。サザエさん、ドラえもんに続く、作者が無くなってからも続くシリーズの一つで、前者2作は昭和からのものなので、平成を代表する作品と言えるのではないかと思います。

あ、言い忘れましたが、このnoteには映画のレビューはありません。ドラマ、映画、マンガ等のレビューは別のブログでやっています。

そして私はクレヨンしんちゃんはアニメも映画もほとんど見ていません。もちろん、アニメ化されたのは知っていますし、映画も毎年やっているもの知っています。でも、これまでは縁は遠かったです。去年くらいから子供たちが行きたいというので、映画館に行っている感じなので、劇場で見たのは2回目です。

映画を見ながら思ったのは、この家族の感じを感じられる人は少なくなっているんだろうなぁということでした。色々な価値観があり、ダイバーシティが謳われるが今日においてステレオタイプな家族像なんて古臭いと感じられることもあるでしょう。そして、その考え方は尊重されるべきものだと思います。

しかし、家族というか、自分の家庭をもって、子育てをしている人達には、その人達にしかわからない感覚があり、それに新しいも古臭いもないんだろなと思います。

私は常々、以下のようなことを言います。

人間の本質なんてクレオパトラの時代から変わらないよ、人がご飯を食べず、寝なくて済んで、セックスせずに子供が増やせるようになるまではね。

って。OB訪問にきた学生にも、同僚にも。あるのは、流行り廃りと、程度の強弱の違いだけで、ものすごい新しいことも、ものすごい古いこともない。波として一定のリズムをもって繰り返しているだけだと。

もちろん、クレヨンしんちゃんの映画を観に来るのはほとんどがファミリーでしょう。もしかしたら、クレヨンしんちゃんが大好きで大人になっても見に来る人もいるかもしれませんが。

令和に元号が変わって2日目です。あちこちで新時代はこんなに新しい、古い時代は捨てて、新しい時代に生きようというメッセージが流れています。古く、時代に合わないものはどんどんと変化をして、みんなが幸せに生きられるようになっていったらいいと思います。

でも、それでも家族が家族を想う気持ちにどんな時代になっても、例え西暦が終わっても、変わらないじゃないかなぁと思います。もちろん、色々な家族があるので、全てが全ていいもではないだろうと思いますが。


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