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保育の振り返りは保育士の振り返り

ひとまずこの2つを書いて、次に言いたいこと何かなと思ったら時に、職場で口を酸っぱくしてみんなに言うのこと

保育の反省や振り返りは保育士の振り返り

これを書こうと思いました。

反省・振り返りは、ねらいを受けて

一番基本的なことなんですが、毎週、毎月の振り返りや反省欄に書くことは、その週や月の
「ねらい」
をどの程度達成出来たかってことなんですね。
なんでもかんでも書けば良いってわけではない。
日誌の記録は、むしろなんでもかんでも気付いたことはとにかく書くべきだとは思います。気付いて「大事だな」と思っても、記録をしておかないと人間の記憶ってあっという間に消えますから。
そして、思っている以上に人間の記憶はいい加減です。これは「知覚・認知心理学」という分野で学びました。

環境設定を振り返る

ねらいや、やろうと思っていた活動を振り返る時に、
「子どもが予想していたことと違う行動をした」
例えば
・全く集中しない子がいた、
・すぐに飽きてしまった、
・別の遊び方をしていた(良い意味でも悪い意味でもあり得る
・危険な行動や、予期せぬ怪我や事故があった
あとは

「保育士の準備不足などで子どもが思うように遊べなかった」
・子どもを待たせてしまった
・物の準備が足りなかった
・場所が狭かった
・動線が悪かった
など。

全て、環境設定が甘かったのかなーと思います。
それを振り返りにどのように書くのかが重要。
次に繋がるように、反省だけではなくて改善する余地がどこにあったのかをしっかり書きましょうね。
失敗は成功のもと!子どもの今は戻っては来ないけど…保育士も人間なので失敗はある。
子どもから学んで常に、次はもっと良くなるように!そのために振り返って記入しましょう。

全体的なことと個別なこと

クラス全体的にはなかなか良かったなーっていう事はあるんだけど、その中で1人、2人なんとなく楽しめていなかった子どもがいたり、元々配慮が必要な子どももいると思うんですけどその子がどうだったのか。
全体的な振り返りに加えて、個別の子どもに対しての保育士の関わり方の振り返りもあると、もっとより個々に寄り添う保育に繋がると思います。

良かった事も書く

たまーに…良かった事しか書いてない人もいるんだけど😅💦それはあんまり良いとは思わない。いつも、もっと良くなるためには反省点は必ずあると思ってるから。完璧な保育なんて存在しないし。
でも、悪かった事ばっかりじゃなくてもいいと思う。
自分が工夫した事に対して子どもがすごく喜んでくれたり、なかなか普段参加出来ない子が楽しく参加出来たり、前回より良くなったところとか。
それは書いて、周りにも知ってもらったらいいと思う。

いつも未来のために記録を。

保育の計画も記録も、この先どんどんもっと良いものを作っていくため。
クリエイティブなものだと私は思ってる。
だから丁寧に良い記録を残していって欲しいです。

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