海外ノマド-海外日本語教師の給料事情と求人
海外ノマド生活の私の「本職」は日本語講師だ。日本語講師になるには色々資格もあるが、日本の日本語学校で日本語教師として働くには今年4月から日本語教師の資格が国家資格になったようで、更に日本語教師になるハードルが上がったかもしれない。
ただし海外ではその資格が必ずしも必要でないこともあるし、特に日本人ネイティブ教師不足もあって、資格がなくても日本語を教えている人もいる。
要は何処でどうやって教えるか、にもよる。
最近ではオンライン日本語教師なんて資格も無くても集客力さえあれば平気で教えることができたりもする。私みたいな「ノマド」なんて言っている人にはとても便利な職業だと思う。
国家資格になったため、私は日本の日本語学校では教える資格はないとも言えるが、ある意味ちゃんと資格を持った日本語講師でもある。(と思う)
そしてそれが私が「教師」ではなくて「講師」と言っている理由の一つかもしれない。
ではそんな私の「辛口」海外日本語講師の給料事情などを話したいと思う。
日本語教師資格
先ほど、日本語教師資格が国家資格になったと書いたが、今までの日本語教師の求人では以下の条件が挙げられていた。これは現在の外国での日本語教師募集などでも同じような条件で継続して掲載されていることが多い。
抜粋 ↑
日本語教師の種類
国にもよるが、一概に「日本語教師」と言っても様々な日本語教師がいる。日本も合わせた国内外で考えても
⚫︎日本語学校
⚫︎専門学校
⚫︎大学の国際課
などがあるし、海外でも私のいたベトナムで見つけた求人だと
⚫︎国際交流基金からの派遣
⚫︎日系企業(組織)からの派遣
⚫︎日本の大学からの派遣
⚫︎私立日本語学校
⚫︎送り出し機関
⚫︎大学
⚫︎インターナショナルスクール
などなどかなり多くの求人がある。では何が違うのか。先ずは日本語教師の資格について、というか求人の際の規定について、多少異なる場合がある。また、就業時間や、待遇、教える日本語も異なる場合もある。
日本語教師資格とは
日系組織などを通してベトナムで日本語教師になる場合
これは
⚫︎国際交流基金からの派遣
⚫︎日系企業(組織)から大学への派遣
⚫︎日本の大学からの派遣
などがそうだが、大抵は面接だけではなく、試験などにパスをする必要がある。日本語教師の場合はデモレッスンをすることも多い。又、大学へ派遣される場合は通常の日本語教師資格だけではなく、日本語関連の修士を持っていることを条件にしている場合もある。
日本組織を通す求人は、条件や資格などが厳しいことと、日本の機関を通していることもあって、実は待遇が結構良いことが多い。
聞いたところによると
⚫︎教授時間は20時間以下(15時間以下?)
⚫︎タワーマンションに住むこともできる
そうだ(と派遣で来ていた日本語の先生が言っていたことがある。)
もちろん日本からの派遣なので、日本からベトナムまでの飛行機代や保険なども負担してくれる。待遇は大体月20万円前後だと言う認識だ。
試験などもあるので、意外と狭い門かもしれないが、資格を持って、試験に合格すればかなり良い条件の仕事になる。
それでは実際にどんな求人があるのか。現在求人を出していないこともあるので、概要の例として挙げようと思うので、その組織名などは伏せておく。
日系組織から大学への派遣求人例
【概要】
ベトナムを含めた4か国の現地トップレベルの大学にて、約2,000名の学生に対して日本語の授業、弊社のプラットフォームを通して日本での就職チャンスを提供しています。
・大学入学から日本企業への入社まで必要な日本語授業として、初級から中上級のクラス授業、JLPT対策などをご担当いただきます。
・未来のイノベーターを育成するために、授業では日本語だけでなく社会人として最低限の考え方、マナー、振る舞いも指導対象となります。
・授業の企画や運営、現地日本語教師の育成などにもご参加いただけます。
【ベトナム国家大学 技術工学大学での授業内容】
・「みんなの日本語」を使った初級日本語授業
・中級日本語授業
・JLPT対策授業や会話授業
・日本就職のための面接対策
・1週間で16~20コマの授業を担当(1コマ45~50分)
勤務条件勤務時間:原則8:00~17:00(休憩1時間)
※出勤時間は大学のカリキュラムによって変動します(早出・遅出・土日出勤・代休あり)
待遇・月収 $1,500~3,000(GROSS)
●会社負担項目
・VISA、ワークパミットの取得費用
・交通費(会社規定によって支給)
・予防接種(A,B型肝炎、日本脳炎、破傷風、狂犬病)※試用期間終了後
・海外医療保険
・健康診断(年一回)
・初回来越時の航空券
・昼食手当
応募資格
経験を重視しますが、教育に対する情熱をより重視します。
今までの教授経験を職務経歴書に記載し、ご提出ください
【必須】
・4年制大学卒業(ワークパーミット取得に必須)
・3年以上の日本語教授歴(ワークパーミット取得に必須)
※内定後に在職証明書をご提出いただきます
・下記のいずれかにあてはまる方
- 大学で主専攻あるいは副専攻の日本語教育科目を履修し卒業している
- 日本語教師養成講座において420時間以上の教育を受けている
- 日本語教育能力検定試験に合格している
・基本的なPCスキル(Word, Excel, Power Point)
・チームティーチングの観点をお持ちの方
・ITツールや新しい教授法の活用に意欲的な方
【歓迎】
・教育者的観点を持ち、学生主体のインタラクティブな授業を考えられる方
・面接練習などの就職対策に興味がある方
・ゼロ初級や中級日本語、JLPT対策の教授経験が豊富な方
・クラス単位(20~30人)の授業経験をお持ちの方
応募方法
1.履歴書
2.職務経歴書(※いままでの日本語教授経験を記載)
3.大学卒業証明書(日本語)
※ワークパーミット取得が可能かどうか確認いたしますので、お手数ですがご送付ください。
4.模擬授業ビデオ(15分以内)
テーマ:みんなの日本語30課 文型1 練習A
流れ :1. 授業の目標を説明+自分の授業のPRポイント(約2分)
2. 模擬授業(最大10分) (導入+練習)
3. 2の後の授業の流れを説明(約3分)(活動など)
対象 :大学1年生、20〜25人、対面授業
※「みんなの日本語」の教科書通りに進めなければならないというわけではありません。
目標を達成するための練習を考え模擬授業を実施してください。
選考方法
①書類選考
②一次面接
・模擬授業(初中級)
・面接
③二次面接
・課題
・面接
④最終面接
・面接
⑤内定
私立の語学学校や送り出し機関
ベトナムでの日本語教師の相場は大体月10万円前後だ。表記の仕方にもよるし、今は円安なので、8万円〜12万円ほど、アメリカドルで1000💲前後で書かれていることが多い。ただし税金が20%ほど取られるので、そこも考慮が必要だ。
大抵の場合は
⚫︎飛行機代
⚫︎保険
なども負担してくれるが、家賃補助がある場合と宿を提供してくれる場合などもあるし,自分で探すケースもある。
日本から考えたら月給10万円前後じゃ暮らしが困ると思うかもしれないが、10万円あればベトナムでは準富裕層に属せるらしく、普通に現地の生活をしていれば問題なく暮らせる。
求人も従来の日本語教師の資格があれば良いので、仕事を探しやすい。面接だけの時もあれば,日本語教師の場合はデモレッスンをさせられることもある。ただし、日本人ネイティブ講師は需要もあるし、成り手が少ないので、希望すれば職を探すのは難しくない(と思う)。
ベトナム日本語学校求人例
①日本語学校
月〜金:授業担当。 8:00〜17:00、あるいは10:00〜19:15、あるいは13:00〜21:15。(シフトにより出退勤時間を調整可)
土曜日:8:00〜12:00(教員会議/勉強会)
・休日:ベトナムカレンダーに基づく日曜・祝日・旧正月
(テト)休暇、社内規定に基づく慶弔・特別・有給休暇
待遇① 専任講師
1) 日本語教育経験者
給与:月給VND23,000,000(14万円ほど)以上、経験・能力等を考慮し決定。
2) 日本語教育未経験者
給与:月給VND21,000,000(13万円ほど)以上、経験・能力等を考慮し決定。
・日越間の往復航空券代(入国・帰国時)支給
(ただし、雇用契約の正常な満了によらないご退職による帰国の場合は除きます。)
・VISA申請手続代行(ただし、VISA申請に必要な健康診断費や公証印含む個人書類の準備費はご負担ください。)
・賞与あり(本人と会社の業績による)
・海外医療保険支給
・住居:よい物件探しと入居への手順を、社内の同僚がしっかりサポートしています。
応募資格① 専任講師
1) 日本語教育経験者(条件:下記の複数あるいはいずれかに該当する方)
・日本語教育能力検定試験合格
・日本語教育分野で日本国内で3年以上の職務経験があること。
2) 日本語教育未経験者(条件:下記の複数あるいはいずれかに該当する方)
・大学(日本語教育主専攻/副専攻)または日本語教師養成講座修了(見込含む)
・右記いずれか:日本語教育能力検定試験合格・大学(主専攻・副専攻)・日本語教師養成講座修了・修了見
(共通)
・日本国籍をお持ちの方。
・4年制大学卒業以上。
・男女問わず、60歳程度までの健康な方。
・他業種でも同一雇用者のもとでの3年以上の実務経験があること。
・日本でのキャリアを目指すベトナム人材の教育・育成に思いをお持ちの方。
・明るく元気で清潔感のある方。
・Officeソフト(Word・Excel・PowerPoint)が使用可能な方。
②日本語学校
・常勤講師で任期は2年。それ以降は1年毎に更新可能。授業及び教務に関する職務、学生との交流等を担当します。
・週38時間勤務。週6日(月〜土)のシフト勤務。38勤務時間は基本的に自己管理。
・日曜祝日は休みです。
・テト期間中は2週間休校(業務休み)となります。
・2年契約の1年経過後に14日間の有給休暇があります。一時帰国も可能です。
待遇・初任給月給:手取り730万ドン。(4万5千円ほど)
・契約満了手当:2年契約満了での最終帰国の場合、2100万ドンの契約満了ボーナスを支給。3年目契約満了での最終帰国の場合 3200万ドンの契約満了ボーナスを支給。
・渡航費用:往路分は自分で手配・負担。最終勤務終了時にそれに対する手当として一律7万円を支給。復路は学校が国際航空券を手配、費用負担します。※一時帰国休暇時の往復航空券は学校が支給します。
・住居:個室(クーラー付きワンルーム)、部屋代、光熱水費・WiFi経費は学校負担。 *キッチンは共同です。
※学校内に安い日本食レストランがあります。(社員割引あり)
・医療保険:ベトナムの社会保険に加入。保険料負担・手続き等はすべて学校が行います。
・ビザ・労働許可証:現地手続及び費用負担はすべて学校が行います。日本での手続きも学校が全面にサポートしますが、費用は自己負担となります。
・研修等:着任後、約1か月間の実務研修の後、教壇に立って授業を行っていただきます。
※理論、例文研究、教案作成、模擬授業を行い、自信を持って教壇に立てるようサポート
※授業は直接法を基本とし、提携校である新宿日本語学校の教材・教授法を取り入れております。
※日本人教師もベトナム人教師もほぼ同じ方針・教授法で授業を行っており、チームで授業に取り組んでいます。
応募資格
4年制大学卒業でかつ下記①②③のいずれかに該当すること
①日本語教育、日本語教員養成課程等履修・卒業(学部問わず)
②420時間教師養成講座修了
③日本語教育能力試験合格
☆上記に加え、元気に活躍したい方、大歓迎です。
③送り出し機関
時間:8:00~17:00
休日:土曜隔週(一か月2回土曜日交代出勤)日曜、ベトナムの祝日・テト休み 有給休暇あり(ベトナムの労働法規による)
内容:
・訪日前の学生への日本語教育(初級〜中級)※特に会話
・補助教材の作成、新規授業の提案・開発
・文化活動やイベント等の企画及び実施
・教務全般の補助 など
待遇月給:2000万~2200万ベトナムドン(12万円~13万円ほど)(家賃補助含む) 経験などにより調整
・各種社会保険完備
毎月200万ドンの家賃補助支給
・ビザ申請サポート・労働許可証申請サポート
・昇給・賞与制度あり
・日本帰国用航空券補助あり
・携帯電話契約、銀行口座開設、住居探しサポートあり
応募資格
① 4年制大学卒業以上
② ビザ申請時の健康診断に支障のない健康な方
③ 日本語教授経験、または興味がある方歓迎
④ 長期での雇用を想定しているので55歳以下の方
⑤ 下記のいずれかにあてはまる方歓迎
・日本語教師養成講座420時間修了
・日本語教育能力検定合格
・大学の日本語教育主専攻または副専攻
大学での就職
大学での日本語講師は待遇はあまり良くないかもしれない。実は現地組織の現地採用扱いになるので、待遇はあまり良くない。
けれど大学で教える場合は通常日本語,日本語教育関連の修士課程が必要になるので、(プラス通常の日本語教師資格)ハードルが高くなる。高いのに、待遇はあまり良くないし、実は求人も少ない。
ただし場合によっては大学なので、日本語だけではなく専門科目を教えないといけないこともある。
大学の求人例
勤務条件【勤務時間】
基本的に 12時〜21時(1時間休憩)
90分授業を最大週13コマ。週40時間労働
※朝クラスがある場合は変更有
【休日】
週休2日(土日とは限らない) 有給休暇12日/年、ベトナムの祝祭日
【業務内容】
●日本語教育(初級〜中級クラス、JLPT対策クラス、子どもクラス、大学での授業など)
●文化交流イベントなどの立案・参加
●試験採点、出席入力、オンライン授業等あり待遇1か月 1000USD〜(手取り額)。1年毎の契約。更新有(複数年契約有)
※資格・経験などを考慮して決定
住居は徒歩1分のコンドミニアム型ホテル(1LDK:会社負担)
プール、ジムの利用は無料。光熱費のみ自己負担(月7000円程度)
ベトナムでの健康診断は会社負担
日本国内のベトナム大使館でのビザ取得、ならびに各種証明書の発行・公証は自己負担応募資格次の(1)〜(4)の条件をすべて満たす方
(1)4年制大学で日本語関連分野を学ばれ卒業した方、又は大学院で日本語関連分野を学ばれ修了した方
(2)日本語教師有資格者
(日本語教師養成講座420時間修了、日本語教育能力検定試験合格のいずれか)
(3)心身ともに健康な55歳までの方
(4)労働ビザ取得のための下記書類が整えられる方
(a)渡航証明(犯罪経歴証明書)
(b)日本語教師の資格を証明する書類
(c)ベトナム国外における日本語教師として3年の指導経験を証明する書類
応募方法
履歴書、職務経歴書、志望理由書をメールでご送付ください。
上記書類受理後、模擬授業のかわりとなる教案を作成していただきます。 教案作成に関するテーマは書類審査合格者にお知らせします。
選考方法
応募書類及び教案(学習指導案)審査、面接(オンライン)
※面接日については相談の上、決めます
大学求人②
定時:8:00〜17:30
休憩:12:00〜13:30
勤務:月〜金曜日
休日:土・日・ベトナムの祝日・有給休暇(ベトナムの労働法規による)・旧正月休み
待遇常勤講師
給料:2700万ドン(16万円ほど)/月〜
※50時間/月の授業時間あたり。担当授業数によって変わる
*日本語教育経験、学歴、資格等により決定する。
*渡航費・海外旅行保険は自己負担
*住居:家賃は自己負担(スタッフが住居探しをお手伝いします。)
*商用ビザ取得費用・一時滞在許可書取得費用は自己負担。(手続きは大学が行う)
*労働許可書取得費用は大学負担(手続きは大学が行う)
非常勤講師
・30万ドン(1800円ほど)/時間応募資格常勤講師
1.学歴:大卒以上(大学院修士課程修了者が望ましい)
2.日本語教育に関する資格:以下の①、②、③を1つ以上満たす方。
①大学または大学院で日本語・日本語教育関連分野を専攻
②420時間以上の日本語教師養成講座修了
③日本語教育能力検定試験に合格
3.日本語教育経験(個人教授を除く):
・日本語教育に3年以上の教室授業の経験があり、教案・試験の作成ができる方優遇。
・日本語教育関連の学位がある方優遇。
・日本語教育に情熱のある方、自己の成長に熱心な方、「報告、連絡、相談」ができる方優遇
4.パソコン操作に抵抗がない方。(業務の中で、Word、Excel、Power Point、e-mailなどを頻繁に使用します)
ベトナムの生活費
こうして比較すれば日系組織を通してベトナムへ日本語教師として採用された方が待遇が良いことが分かる。ただし、採用条件も厳しいと思う。
又送り出し機関や、日本語学校、日本語センターと言われる機関の求人は本当に多く、日本人講師が足りていない状況だ。けれど日本人の成り手がいないのも現状だ。
確かに手取り10万円前後では1人で暮らしていくには良いが、家族まで養っていけるかと言うと不安要素も多いだろう。(現在は円安なので多少それよりも多い待遇になっている、そう感じるかもしれない。)
けれどもし1人身でベトナムに来るのであれば10万円は生活には全く問題ない金額でもある。ただし、どう生活するかで多少変わって来る。
住居費
これは求人をよく見た方が良い。会社(学校)から提供される場合や住居補助が出る場合など、組織によって待遇は変わるので、そこは重要だ。
日本人が住める環境のアパートだと1人暮らしで家賃月400-500ドルほどするだろう。これがベトナムベースだと300ドル前後でも見つかる。
もちろん場所にもよるので、ハノイ、ダナン、ホーチミン、地方都市でも家賃は変わる。
交通費
日系機関を通して来た場合はバイク禁止と言うところも多い。バイク(タクシー)に乗れるとかなり安く収まるが、そうでない場合は勤務地近くに住む方が良い。バスを乗りこなせればさらに安くすむ。
食費
食費これは人それぞれだ。ベトナム料理で問題なく生きていけるなら
フォー 200-300円
ベトナム焼肉 1000〜2000円
カフェ 200-300円
ビール 200-300円
市場で食材を買えば安いし、スーパーで買えば高い。
日本食レストランは日本と同じくらいの値段だ。だからベトナムでは高い。
ラーメンやカツ丼など 1000-1200円
居酒屋 3000円ほど
すしなど高級日本食 5000円以上
と言う印象だ。要は現地の生活に溶け込めるか、日本と同じ生活をしたいか、でも変わって来る。現地の食事が問題なければ問題なく過ごせる給料はどこに行ってももらえると思う。
生活費は本当に人それぞれだ。私は本当にお金を使いたくても使う場所がなかったこともあって、ある程度自分がしたいことをしながらちゃんと生活をしつつ、(でもコロナ禍は食べ物もちゃんと食べらえる状況でもなく、かなり大変だったのでお金の問題ではなく、ちゃんとした生活ができていなかった時期もある。)
1カ月10万円あれば十分生活できるとは言え、20万円かかる人もいるし、5万円で収まる人もいるだろう。
特に待遇の面で住居がどうなっているかでも出費がかなり変わるので、そういうところも考えながら…
ベトナム、海外就職する人は…
それにしても、ベトナムでの日本人日本語講師は不足しているので、興味があるがいたら良い仕事だとも思う。
現状、周りを見ていると、いくつかのタイプがある。
●若いうち(20代が多い印象)に海外で働きたい方
●セミリタイアをして、セカンドキャリアとして日本語講師として働いている方
●リタイア後にセカンドキャリアとして日本語講師になる方
また、私の印象だが、なぜか男性が多い。日本語教師だけではなく、全体的に見てもベトナム移住者は男性が多い印象だ。確かに、印象的に新興国で色々生活に不便があると思うのかもしれない。
けれど、私にとっては意外と都会的で、日本の昭和を感じるような、生活費は安く、住みやすい国だという印象がある。
もちろん家族もいて養わないといけないならこれでは生活も大変かもしれないので、やはり1人単身の方が多い印象だ。
一生そこで働くというのではないだろうが、若いうちに「海外では働きたい。」という場合には悪くないかなと思う。
ただし、私は実は海外に住みたいとか、ベトナムに住みたいとか、そういう思いはなかった。逆に私は勤務地を選んでいるのではなく、仕事でやりたいことがあって、それが先に来て、それがたまたまベトナムで仕事があって、ベトナムの組織に拾ってもらて、気が付けば3年ベトナムに住んでしまった。
そして、契約が終了し、色々あって次の仕事を探したのだが、結局労働許可証が取れず、急遽ベトナムを離れてしまった。
そんな私の現在に関しては又次回…。
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