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仕事と家族と|自己紹介

ご無沙汰になっていた就職活動と自己紹介の続きを久しぶりに。こちらの続きになります。

祖母の入院もあり、介護で疲れている家族を少しでも助けたいと思うようになりました。私が車の免許をとって、病院への送り迎えとかしてあげたらどんなに楽かな、とか。

働くことによって、人を笑顔にしたい。

それが私の求める仕事への思いだったので遠く離れた東京でお客さんを笑顔にする前に、今大変な家族を笑顔にしたいなと、決心がつきました。
新潟でも私はやりがいを持って働いていけると確信が持てました。

地元の銀行に就職を決めたのが大学4年生の5月の頭。
戻ってこいと言われて素直に従うのが嫌だったけど、考えてぬいて出した答えを伝えると両親は喜んでくれました。

その後すぐに所属していたソフトテニス部の大きな試合が泊まりがけで千葉県の白子町でありました。競技審判員という役目をいただいていたので無事に終え、一人暮らしのアパートへ戻り、新潟で行う教育実習に備えようと思って眠りについた数時間後兄から電話がかかってきました。

“朝早くかかってくる電話はいい知らせじゃない”と小さい頃に親から教わっていたので携帯がなった瞬間に嫌な予感がしました。

「ばぁちゃんが亡くなった。」

電話が来た時点で覚悟はしたけどその事実を聞かされるとやっぱりショックでした。
あともう少しで会いに行けたのに。
来年からは新潟で働くことになったんだよ、と伝えることもできずに祖母とは別れなければなりませんでした。
母も大変な状態だったので私が来年戻ってくることは伝えていなかったそうです。
その後眠っている祖母に報告しました。届いているといいなぁ。

ワークライフバランスを考えるきっかけを学生の頃に祖母が与えてくれました。
仕事とは会社で働く時間、仕事内容、給料だけでなく、家族とか、余暇とか、そういったものを考えて決めるのも大事なんだと。

おばぁちゃんありがとう。

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