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看板商品を2ヵ月でつくって、それを売り続けませんか?

ヒーズ株式会社の岩井徹朗です。

かつて、コンサルタントの先生にご指導をいただきながら、キラーコンテンツをつくりました。

自分のできることややりたいことを棚卸しし、かつ、一定のニーズがあると思われることに絞って4ヵ月ほど集中して取り組んだのですが、結果的にはあまり売れませんでした。

ただ、ここでの本質的な問題は売れなかったことではありません。

一番大きな問題は売り続けなかったこと。

自信のある商品を売り出したとしても、すぐに人気商品になるとは限りません。

・どのような特徴があるのか分からない
・効果があるかどうかが不明
・価格が高い
・商品名がいま一つ
・会社の知名度が低い etc.

また、商品自体に問題はなくても、本来その商品を必要としている人ではない人にセールスしたという場合もあれば、広告宣伝にあまり投資しなかったので、知っている人が少ないという場合もあります。

いずれにせよ、当の本人が本気で「この商品を売りたい」と思っていれば、2、3ヵ月やって売れなかったとしても、すぐに諦めません。なにかしら次の一手を打って、売り続けるはずです。

しかしながら、前述のキラーコンテンツの場合、半年ほど経った時点で、私は売るのを諦めてしまったのです。

今なら「なぜ、その商品を売り続けなかったのか?」が分かります。けれども、その当時は問題の深層にたどり着いていなかったので、別のコンテンツをつくることにお金と時間を費やしたのでした。

市場のニーズの変化が激しい中、売れると思って投入した商品が売れないことはよくあります。このため、経営者としてはその見極めが大切です。

一方で、自分で許容可能な損失の範囲を頭に入れながら、すぐに売れなくても、売り続けることで、やがて新しい価値が見出され、ヒット商品になることがあります。

前職のベンチャー企業の際、GPSを使ったいろいろな事業展開を考えていましたが、それを実現する前に、資金繰りが回らなくなってしまいました。

いまではスマホを使っていろいろなサービスが展開されていますが、中には子供の見守りサービスなど、「そう言えば、投資家向けに説明した資料の中に似たようなアイデアがあったなぁ」というものもあります。

自分が「これを売りたい」「この商品で世の中を変えたい」と心底思ったら、自分を突き動かす原動力である「心意気」とともに、冷静に「お金」の動きを把握して、資金不足にならないよう早め早めの手を打つことが求められます。

弊社では今月から新しく「売り続けたくなる『看板商品』を2ヵ月でつくる」プロジェクトを始めます。

その概要を説明するオンライン説明会を開催しています。

過去の私のように、せっかくお金と時間をかけてキラーコンテンツをつくっても、すぐに諦めてしまうのはたいへんもったいなこと。「看板商品」は最初から存在するものではなく、経営者が心血を注いで育て上げていくものです。

オンライン説明会は現時点では無料で開催しています。2023年を飛躍の年にしたいとお考えの経営者の方は、売り続けたい「看板商品」をつくるきっかけにしていただければ嬉しく思います。

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