カルティエの魅力からブランドについて考える

大阪心斎橋にて「PASHA DE Cartier」のポップアップイベント開催中です。4月27日まで。

私も今日参戦してきました。

4月10日からはKing Gnu の常田大希さんの限定ミュージックビデオが流れます。
ちなみに本日9日まではRADWINPSの野田洋次郎さんのムービーでした。
野田さんの考える世界観が溢れているムービーで、素敵で仕方なかった〜!
興味のある方はぜひ行ってみてください。イケメンが出迎えてくれますよ。

そのイベントを通してカルティエというブランドについて考えました。

カルティエの歴史

1847年に宝飾職人のルイ=フランソワ・カルティエがパリでメゾンカルティエを創業しました。 現在のCartier(カルティエ)はどのコレクションも宝飾職人ならではの繊細さで、ハイジュエリーの老舗ならではの気高さとエレガンスさを兼ね揃えるブランドです。

カルティエの時計の歴史

私は時計を語れないので、こちらの記事に。

パシャの歴史

始まりはマラケシュ太守の要望から「パシャ」
「パシャ」は、1930年代にマラケシュ(モロッコ)の太守(パシャ)、エル。ジャヴィ公(1879-1956)からの要望で防水性能の高い時計が試作されたことをルーツとする。

1930年にモロッコの王様(みたいな)人に防水性能の時計が試作されていたのがパシャのストーリーの始まり。

名前の「パシャ」は太守を意味し、高官に対して使われる尊称だ。
現在のパシャの原型になったモデルは1943年に登場。ラウンドケースに4つのアラビア数字、ねじ込み式リュウズプロテクターを備え、現在のパシャと変わらぬ仕様だった。
カルティエのほとんどのコレクションはインデックスがローマ数字であるが、パシャは例外的にアラビア数字を採用。
ケースには4脚でなく2脚のラグが12時方向と6時方向に伸び、これをブレスレットやストラップで挟んで固定する独特な構造により、カルティエのなかでも独創的なラインとなっている。
「パシャ」は1985年に復活を果たすと、1995年にスポーティさを増した「パシャC」を発表。2006年に「パシャタイマー」、2009年に「ミス パシャ」をラインナップしているが、現在は「ミス パシャ」のみで展開している。

そして1980年代に復活したというパシャ。

1ポップアップで学んだ普遍的なブランドとは

世界5大ジュエラーのひとつといわれるカルティエ。

そのカルティエは今もなお長くトップブランドとしての地位を守り続けています。

そのブランディングを考えるときのヒントを感じたので記事にしました。

・コンセプトを一貫させる

ポップアップのコンセプトは[Make Your Own Path]

このコンセプトに沿って内装や展示ができあがっていました。

やはりコンセプトありきで、デザインなど全てのものをつくっているんだと実感しました。詳細は下の写真で。

・ブランドを愛している人がブランドについて語るから、魅力が相乗する。

そして著名人4人のムービーやメッセージ。

RADWIMPSの野田洋次郎さん

King Gnu の常田大希さん

歌舞伎役者の片岡千之助さん

女子フェンシングと近代五種の選手である才藤歩夢さん

こちらの4人がそれぞれにパシャを身につけた撮影シーンがムービーとして流れています。その方お一人お一人に着目しているインタビューなのですが、パシャと自分との関係や、大事にしていることとパシャを結びつけて話されていました。

・ブランドに使われているロゴを徹底的に守る。

パシャは丸のフェイスの中に□四角□がモチーフとして使われています。

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今回のポップアップの丸い回廊。これは Make your own path の道を示しているのかも。

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本当にどこかの異空間に吸い込まれていくかのような感覚になりました。
写真に映っているのは私と店内を案内してくれエスコートして下さった方。(お名前は伏せさせて頂きました)

四角いスクリーン

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この他にも至るところに丸と四角いモチーフが使われています。

これと同じ概念はパシャの香水にも使われていました。

スクリーンショット 2021-04-09 17.18.51

この香水のトップのところが、パシャのりゅうずと同じもの。

これには感動しました。

一貫性・徹底的・普遍性というkey wordがブランドになるのかなと思いました。

2ポップアップイベントを成功させる秘訣とは

・体験できる仕掛け

これは行った人のお楽しみになるように言わない方がいいと思いますが、ちょっと楽しいな〜と思えるボタンを押す仕掛けがありました。

・嬉しいお土産

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行っただけではその思い出はすぐに忘れてしまいがちです。
お土産にどうぞとイケメンからマガジンを渡されると受け取らない人はいないですよね。

このマガジンが非売品であることはもちろん、これを持っていることが、行った価値があります。嬉しい。

行った人にしかわからない空気感を感じながら、このマガジンを読むとさらにテンションがあがります。

そして最大のポイントは

・イケメンを用意すること

冒頭にもちらりと言いましたが、女性客の来場を見込むイベントでは受付にイケメンがいるだけでテンションが上がるようです。

私は若い男子が苦手なのと、イケメンが一番苦手なので、ただ緊張するだけでした。泣

でもこの効果でテンションが上がって買ってしまう人もいるだろうなと思います。

これでイベントが成功したも同然ですよね。

購入のご意向のある方はスタッフにお伝えされたら、2階にご案内してくれますよ。



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